現代ポルトガル音楽界を代表する国際的ピアニスト /作曲家、ジュリオ・レゼンデの1年ぶりとなるアルバム。伝統に深く根ざした音楽が、いかに現代まで生き続けているかを鮮やかに証言した一枚。
★現代のポルトガル音楽界を代表する国際的ピアニスト / 作曲家、ジュリオ・レゼンデの1年ぶりとなる最新アルバム『Sons of Revolution』が ACT MUSICよりリリース。
★ピアニストで作曲家のジュリオ・レゼンデは、現代のポルトガル音楽界を代表する国際的ミュージシャンであり、「ファド・ジャズ」という新しいジャンルの開拓者でもある。彼は、ファド音楽のほろ苦い「ブルース」だけでなく、その明るさの要素もジャズとして反映している。この分野におけるパイオニアであるレゼンデは、母国ではすでに確立されたアーティストであり、クラシックのコンサートホールを満員にし、ファド歌手のアマリア・ロドリゲスや、クラシックのピアニスト、マリア・ジョアン・ピレスとのデュオなど、国際的なスターと共演している。
★最新作でジュリオ・レゼンデは、ポルトガルのトレードマークである、ディープでエモーショナルな音楽を、自身が奏でるコンセプト「ファド・ジャズ」を通して再構築。ファド・ジャズというコンセプトは、30 年以上前に ACT が設立されて以来、同レーベルの根幹をなすものとして存在感を存分に発揮している。そして、ジュリオ・レゼンデはこのコンセプトを通じて、新作『Sons of Revolution』を、1974 年にポルトガルで発生した”カーネーション革命” に捧げた。
★今作では、レゼンデのピアノと完璧にシンクロしたカルテットがフィーチャー。ベーシストのアレクサンドル・フラザォン、ドラムにはアンドレ・ロジーニャ、そしてブルーノ・チャヴェイロのポルトガル・ギター。レゼンデとチャヴェイロのインタープレイは、ファド界の著名人の伴奏者として高い人気を誇っており、その相互作用をアルバム内でも発揮している。
メンバー:Julio Resende (piano), Bruno Chaveiro (portuguese guitar), Andre Rosinha (double bass), Alexandre Frazao (drums)
Special Guest: Salvador Sobral (vocals on 11)
Recorded by Andre Tavares in June 2023, Timbuktu Studios, Lisbon
(メーカー・インフォメーションより)
Disc1
1 : Portugal Celebrates With Red Flowers (A Rosinha Dos Limoes)
2 : Liberdade Desgarrada
3 : Mr. Fado Goes to Africa for the First Time
4 : End of Colonial War! No Saudade (Improvisation about“Sodade”)
5 : Mano a Mano - Now We Are Brothers
6 : Peace at Last
7 : Anagrama - The Retornados Love Two Lands
8 : Portugal Dances Another Mariquinhas (Improvisation about “Vou dar de beber à dor” by Amália Rodrigues)
9 : Improvisation About “Traz Outro Amigo Tambem”
10 : Fado Poinciana for Ahmad Jamal
11 : A Casa Dela / Her House
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