スイス生まれのテナー・サックス/バスクラ奏者クリストフ・エルブは、生地で何枚かのアルバムをリリースした後、2010年にシカゴへ移住してフリー・インプロヴィゼイションを中心とするミュージシャンたちの中へと身を投じました。まずはフレッド・アンダーソンやケン・ヴァンダーマークなどと演奏経験のあるヴェテラン・ピアニストのジム・ベイカーやパーカッショニストのマイケル・ゼランとのトリオで自身がスイスで設立したレーベルVetoからアルバムを発表、それに続いて2014年に録音したのがこのCDです。
ここにもジム・ベイカーが参加しており、新たに加わったドラマー、フランク・ロザリー(ボビー・ブラッドフォードのグループでも活躍)とのトリオは、見事にバランスの取れたコレクティヴ・インプロヴィゼイションを展開していきます。ベイカーとロザリーはシカゴ出身ですが、この3人は初めて共に演奏した2013年のアンブレラ・フェスティヴァルで評判を呼び、その数か月後にこのレコーディングを残すことになったのです。
饒舌なのに濃密な3人のインタープレイが圧巻!(輸入元情報)
メンバー:
Christoph Erb(ts, b-cl), Jim Baker(p), Frank Rosaly(ds)
Recorded on May 2nd 2014
2017, 1st CD Edition
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