本書は開発方法論と開発手順(プロセス)という観点から、ソフトウェア工学、特にソフトウェア開発に必要な様々な考え方を解説している。また後半では同一例題を一貫して使用することにより、読者が開発の流れを疑似体験できるように配慮した。またオブジェクト指向という概念に不慣れな読者のために、従来のプログラムの限界とオブジェクト指向プログラムの可能性に1章を費やし、またこれまでその区別が不明瞭であったオブジェクト指向プログラムとオブジェクト指向開発の違いについて、実例を交えながら詳細に解説した。
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