LETTERS〜大切な手紙から生まれた合唱曲集
この「Letter(手紙)」と題されたアルバムは、人類にとって重要な手紙と音楽を融合させた合唱曲集です。
イギリスの作曲家ターリック・オレガンの『権利の手紙』は、1215年の「マグナ・カルタ(イギリス連合王国の不成典憲法を構成する法律の1つ)」制定800年を記念して作曲されたカンタータ。台本作家アリス・グッドマン[1958-]は、63ヶ条からなる条文より第39条と第40条のテキストを用い、8つのセクションからなる音楽に仕上げました。
デイヴィッド・フェネシー[1976-]の『三部作』は、精神に異常をきたした女性が夫にあてて書いた「ミヒャエルへの手紙」、記憶を失った人間の心からの叫び「覚えていない」、日本の無人島、端島(軍艦島)の建物の壁に書かれた落書きと更級日記の文言を組み合わせた「端島のリフレイン」の3曲からなる、存在、期待と憧れ、絶対的な存在について思いを馳せた組曲です。
ポール・ヒリアーとアイルランド室内合唱団・管弦楽団が夢幻的な音楽を紡ぎ出します。(輸入元情報)
【収録情報】
1. オレガン:権利の手紙 (2015)
2. フェネシー:三部作〜ミヒャエルへの手紙 (2014)、覚えていない (2017)、端島のリフレイン (2018)
アイルランド室内合唱団
アイルランド室内管弦楽団
ポール・ヒリアー(指揮)
録音時期:2018年1月18,19日(1)、2019年11月4日(2)
録音場所:The Chapel of All Hallows, Dublin City University, Dublin
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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