ヨーゼフ・クリップスの芸術〜1956〜1965ステレオレコーディングス(14CD)
ヨーゼフ・クリップスのコレクションがイギリスのヒストリカル系レーベル、スクリベンダムから登場。
温厚そうな外見のクリップスは、実際にはかなり豪快な人物で、数々の武勇伝の持ち主でもありますが、指揮者としての技量にも凄いものがあり、ベオグラード国立劇場では、オペラ監督のマタチッチに嫉妬され「あなたは素晴らしい、あなたはすべてについて正しい、しかし、ここには2人分の居場所は無いのです。私はここで生まれた、私はユーゴスラヴィア人だ、あなたは外国人だ。」と退職を迫られ、1939年にウィーンに戻ることになったほどでした。
このセットでは、傑作として有名なウィーン・フィルとのチャイコフスキー交響曲第5番など、クリップスのコンサート指揮者としての魅力に迫るべく、代表的な演奏からCD14枚分が収められています。
収録情報Disc1
●ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
●ハイドン:交響曲第99番変ホ長調
●モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 KV 550 *
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フランス国立管弦楽団*
録音: 1957年9月(ハイドン),1965年11月2日(モーツァルト)
Disc2
●ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314
●ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:「ピチカート・ポルカ」Op.447
●ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
●ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「南国のバラ」Op.338
●ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「加速度」Op.234
●ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「オーストリアの村つばめ」Op.164
●ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「春の声」Op.410
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)(6-7)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1956〜1957年
Disc3
●チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
●シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759「未完成」*
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン交響楽団*
録音:1958年9月(チャイコフスキー),1962年6月3日(シューベルト)
Disc4
●ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68*
●シューマン:交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
ロンドン交響楽団
録音:1956年10月(ブラームス),1957年5月(シューマン)
Disc5
●ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲 Op.72
●ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
●ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 Op.62
●ベートーヴェン:「レオノーレ序曲第3番」 Op.72a
●ベートーヴェン:「献堂式」序曲 Op.124
ウィーン祝祭管弦楽団
録音: 1962年
Disc6
●ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
●ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
ロンドン交響楽団
録音: 1960年1月
Disc7
●ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
●ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
ロンドン交響楽団
録音: 1960年1月
Disc8
●ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
●ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ロンドン交響楽団
録音: 1960年1月
Disc9
●ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
●ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
●ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
ロンドン交響楽団
録音: 1960年1月
Disc10
●ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)
ルドルフ・ペトラーク(テノール)
ドナルド・ベル(バス)
BBC合唱団
ロンドン交響楽団
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