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・HIV発見から40年が経過し、急速な発展を遂げた多剤併用療法はHIV/AIDSの臨床病態を大きく正の方向に変え、HIV/AIDSに対する人類の戦いは少なくとも初期的な勝利を収めたといってよい。 ・予防内服による新規感染者の減少もみられるが、薬剤耐性HIVの出現、“薬害AIDS”患者の高齢化、 COVID-19による経済の混乱と停滞からHIV/AIDS対策資金は世界中で縮小するなどの新たな課題も出現している。 ・2021年の新規HIV感染者はWHOの目標より100万以上多い150万人に上る。本特集では、これからの医療者のHIV/AIDSに対する戦いにかならずや資すると希って、新進気鋭の先生方にご執筆いただく。 ■ HIVの発見から40年 ─医学はどう戦ったか,これからどう戦うのか 3月第1土曜特集 ●巻頭カラー ・座談会『HIV/AIDS診療の過去・現在・未来ーー医学はどう戦ったか、教訓と残された課題』 ・データで見るHIV感染症とAIDS ・はじめに ●HIV/AIDSとその治療の新展開 ・HIV感染症の治療の原則とその進展 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症、後天性免疫不全症候群(AIDS)、抗HIV療法、多剤併用療法、長時間作用型注射剤、カプシド阻害薬 ・薬剤耐性HIVの現状と課題 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、薬剤耐性、遺伝子検査、 ・HIV/AIDSの日和見感染症・AIDS非指標悪性腫瘍 〔key word〕免疫再構築症候群(IRIS)、ヒトヘルペスウイルス8(HHV-8)関連疾患、禁煙指導、医療連携 ・HIV/AIDSと性感染症ーー代表的な性感染症に対する治療を中心に 〔key word〕男性間性交渉者(MSM)、淋菌感染症、クラミジア感染症、梅毒感染症、マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症 ・HIVとウイルス性肝炎ーーA型肝炎・B型肝炎 〔key word〕A型肝炎ウイルス(HAV)、B型肝炎ウイルス(HBV)、性感染症、ワクチン ・HIV/HCV重複感染と肝移植 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、肝移植、血友病、適応 ・HIV母子感染対策 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)母子感染、抗HIV療法(ART) ・女性・妊婦・小児・高齢者のHIV/AIDS診療 〔key word〕女性、妊娠、小児、高齢者 ・HIV感染者におけるCOVID-19--予後と診断・治療時の注意点 〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、重症化、後遺症、予防接種 ・2剤レジメンと長時間作用型治療薬 〔key word〕1型ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)感染症、多剤併用療法(cART)、2剤レジメン、長時間作用型治療薬 ・HIV感染症とsexual health--細菌性性感染症からヒトパピローマウイルスワクチンまで 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、曝露前予防(PrEP)、性感染症(STI)、男性間性交渉者(MSM) ・臨床開発のパイプラインにある新規化合物 〔key word〕抗ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)薬、抗レトロウイルス療法(ART)、長時間作用型薬剤、曝露前予防投与(PrEP) ・HIV/AIDS の“治癒”を求めて 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、HIV潜伏感染、リザーバー細胞、治療戦略 ●HIV感染予防の新展開 ・HIV曝露前予防内服 (PrEP) の新たな展開 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、予防、曝露前予防内服(PrEP) ・HIV/AIDSに対する中和抗体とワクチン開発の今 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)ワクチン、HIV中和抗体、HIV寛解、広域中和抗体(bNAb) ・HIV検査システムの構築と拡充・郵送検査 〔key word〕ヒト免疫不全ウイルス(HIV)検査、郵送検査、self-test、性感染症検査 ●HIV/AIDSと市民社会 ・HIV/AIDSへの対応ーー世界の現況 〔key word〕開発途上国、抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)療法、90-90-90ターゲット、95-95-95ターゲット、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック、ウクライナ侵攻 ・エイズと報道ーー危機の時代の伴走者として 〔key word〕国連合同エイズ計画(UNAIDS)、グローバルファンド、キーポピュレーション、社会 ・HIV/AIDSの予防とケアに係るNGOのあり方 〔key word〕バディ派遣、ネスト・プログラム、予防啓発、曝露前予防内服(PrEP) ●特別寄稿 ・Cold Spring Harbor Laboratory Symposium Fifty Years of Reverse Transcriptase: 逆転写酵素50年の歴史 本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。 楽天Books
発売日/出版年度 : 2023年03月03日   JANコード : 4910204710338
同ジャンル検索 : 007603003

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・現在の不整脈学は、AIの応用、非侵襲的生体信号計測、遠隔モニタリングなどの医工連携を中心にした新技術により近年大きな変革を遂げている。 ・これらの不整脈学の新潮流は、不整脈専門医のみならず、多くの先生方の日常診療を変える可能性を秘めており、今後、健康診断への応用なども期待される。 ・本特集では、医工連携による不整脈学の新展開を中心に、基礎研究の進歩から、カテーテルアブレーション技術の進歩などについて、先端を走っている先生方に執筆いただく。 ■第1土曜特集 不整脈学の新潮流ーー基礎研究・医工連携からAIの社会実装まで ・はじめに ●基礎研究 ・ゲノム解析からみえてきた疾患関連遺伝子とその機能 〔key word〕ゲノム、遺伝的多型、心房細動、ゲノムワイド関連解析(GWAS) ・心外膜脂肪は心房細動の元凶か? 〔key word〕心房細動、心外膜脂肪組織、炎症性心房線維化 ・ヒト心房組織から心房リモデリングを考える 〔key word〕心房細動、心房心筋症、心房生検、心房リモデリング、線維化 ・遺伝子改変動物モデルによる病態生理へのアプローチ 〔key word〕ゲノム編集、不整脈、遺伝子改変動物、遺伝性不整脈 ●医工連携研究:新規デバイスの開発と臨床応用 ・サステナブル心電図モニタリングの技術的進歩ーー非接触(布類を介した)就寝検査の確立に向けた医工連携 〔key word〕非接触心電図、シート電極、心房細動、容量結合、長期就寝検査 ・家庭用心電計が変える自己管理 〔key word〕家庭用心電計、高血圧、心房細動、自己管理、早期発見、早期治療 ・パッチ型心電計郵送とリアルタイム心電図モニタリングを活用した不整脈疾患における遠隔診療の実践 〔key word〕オンライン診療、パッチ型心電計、リアルタイム心電図モニタリング、心電計郵送、カテーテルアブレーション ・Apple Watch外来が循環器内科診療に与えるインパクト 〔key word〕Apple Watch、ウェアラブルデバイス、心房細動 ●不整脈領域におけるAIの発展と社会実装 ・12誘導心電図の未来ーー深層学習がもたらす新たな価値 〔key word〕12誘導心電図、深層学習、ニューラルネットワーク ・ホルター心電図の自動診断におけるAIの開発と社会実装 〔key word〕ホルター心電図、ニューラルネットワーク、説明可能AI、心房細動、徴候検出 ・ウェアラブルセンサと心拍変動解析による心房細動スクリーニングAIシステム 〔key word〕心房細動(AF)、ウェアラブルセンサ、心拍変動解析、人工知能(AI) ・心房細動の早期発見を目指したAI心電図の社会実装 〔key word〕心房細動、AI心電図(AI-ECG)、社会実装、健診 ●不整脈治療におけるイノベーション ・パルスフィールドアブレーションは不整脈治療を変える? 〔key word〕パルスフィールドアブレーション(PFA)、心房細動、非熱性アブレーション、電場 ・高精細マッピングがもたらす頻脈性不整脈カテーテルアブレーションの進歩 〔key word〕3Dマッピングシステム、高精細マッピング、心内心電図、カテーテルアブレーション ・AIは心房細動の治療標的を示せるか 〔key word〕心房細動(AF)、カテーテル・アブレーション(ABL)、多電極マッピング、人工知能(AI) ・心不全モニタリングにおける植込み型心臓不整脈デバイスの有効性と展望 〔key word〕植込み型心臓不整脈デバイス(CIED)、遠隔モニタリングシステム(RMS)、心不全、遠隔診療、早期診断 本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。 楽天Books
発売日/出版年度 : 2024年04月05日   JANコード : 4910204710444
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今や治療可能な感染症となったAIDSの診療、 HIV感染予防の新たな展開と、社会のあり方を解説! ●HIV発見から40年が経過し、急速な発展を遂げた多剤併用療法はHIV/AIDSの臨床病態を大きく正の方向に変え、HIV/AIDSに対する人類の戦いは少なくとも初期的な勝利を収めたといってよい。 ●予防内服による新規感染者の減少もみられるが、薬剤耐性HIVの出現、“薬害AIDS”患者の高齢化、 COVID-19による経済の混乱と停滞からHIV/AIDS対策資金は世界中で縮小するなどの新たな課題も出現している。 ●巻頭にはHIV/AIDSの研究と診療の歴史、女性や感染児についての課題、NGO/NPOのあり方について討議した座談会や、HIV/AIDSに関する画像資料を収載した。 【目次】 巻頭カラー  座談会『HIV/AIDS診療の過去・現在・未来─医学はどう戦ったか、教訓と残された課題』  データで見るHIV感染症とAIDS HIV/AIDSとその治療の新展開  1.HIV感染症の治療の原則とその進展  2.薬剤耐性HIVの現状と課題  3.HIV/AIDSの日和見感染症・AIDS非指標悪性腫瘍  4.HIV/AIDSと性感染症─代表的な性感染症に対する治療を中心に  5.HIVとウイルス性肝炎─A型肝炎・B型肝炎  6.HIV/HCV重複感染と肝移植  7.HIV母子感染対策  8.女性・妊婦・小児・高齢者のHIV/AIDS診療  9.HIV感染者におけるCOVID-19─予後と診断・治療時の注意点  10.2剤レジメンと長時間作用型治療薬  11.HIV感染症とsexual health─細菌性性感染症からヒトパピローマウイルスワクチンまで  12.臨床開発のパイプラインにある新規化合物  13.HIV/AIDSの“治癒”を求めて HIV感染予防の新展開  14.HIV曝露前予防内服(PrEP)の新たな展開  15.HIV/AIDSに対する中和抗体とワクチン開発の今  16.HIV検査システムの構築と拡充・郵送検査 HIV/AIDSと市民社会  17.HIV/AIDSへの対応─世界の現況  18.エイズと報道─危機の時代の伴走者として  19.HIV/AIDSの予防とケアに係るNGOのあり方 特別寄稿  20.Cold Spring Harbor Laboratory Symposium Fifty Years of Reverse Transcriptase:逆転写酵素50年の歴史 楽天Books
発売日/出版年度 : 2024年01月24日   JANコード : 4910204770141
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