IT化時代、インターネットキーデバイスとして、フラットパネルディスプレイ(FPD)への期待は大きい。FPDは、最終目標の1つに「壁掛けテレビ」を掲げ、これを実現すべく液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、有機EL(エレクトロルミネッセンス)、FED(フィールドエミッションディスプレイ)、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)の各種パネル方式が技術開発を競ってきた。本書では、材料が製造コストのおよそ5割を占めるLCDの構成部材料39品目に焦点をあて、その市場をまとめた。あわせて、次世代のFPDにもスポットを当て、FEDや有機EL、無機EL、LED(発光ダイオード)、MIM市場の最新動向をも調査したものである。
楽天Books