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医歯薬出版
≪本誌の特長≫ ◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌! ◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。 ≪特集テーマの紹介≫ ●2005年に北欧から提唱されたERAS(enhanced recovery after surgery;手術後の回復強化)プロトコールは、手術における安全性の向上、術後合併症の軽減、早期回復、在院日数の短縮、コスト低減を目的に開発された周術期の包括的プロトコールで、わが国の消化器領域の外科手術でも普及が進み、その成果が報告されています。 ●栄養管理においては、術前の栄養状態を把握し栄養改善のための介入を行うことや、術後の早期経口摂取に向けた取り組みが柱となりますが、術前から術後まで多岐にわたるプロトコールを実践し早期回復を実現するためには、多職種からなるチームでの多面的なアプローチが不可欠です。 ●本特集では、「がん周術期栄養管理のいまーERAS実践における工夫とその成果」と題して、がん患者の周術期栄養管理の問題点や今後の展望、食道・胃・肝胆膵・大腸の各消化器癌における現状、immunonutritionやプレハビリテーション、ERAS における術後食のあるべき姿まで、各領域のトップランナーの執筆陣が最新情報をもとに解説しています。 【目次】 がん患者に対する周術期栄養管理の問題点と今後の展望  胸部食道癌領域における周術期栄養管理  胃癌領域における周術期栄養管理  肝胆膵領域における周術期栄養管理ー膵頭十二指腸切除術のERAS運用と課題  大腸癌領域における周術期栄養管理ー術後早期経口摂取を実現するための対策  高度侵襲手術やサルコペニアに対するimmunonutrition  消化器癌周術期患者への術前栄養介入とプレハビリテーションが示す効果  ERASにおける消化管術後食のあるべき姿を再考する ●管理栄養士も知っておきたい理学療法評価・運動療法の基本(1)  評価法(1)-筋肉量・筋力 ●活動レポート 栄養ケア・ステーション  認定栄養ケア・ステーション ごはんのおとも ●第11回日本腎栄養代謝研究会学術集会・総会 レシピコンテスト  おススメしたくなる!華麗なるカレー味レシピーカレーの風味を活かしたお料理大集合 ●スポット  脳卒中急性期栄養管理で医療コストを減じる試み  腸内細菌療法の現状と展開 連載 ●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(3)  北米の食事摂取基準改訂 ●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス  vol.9 COVID-19感染後にサルコペニアと低栄養を呈した回復期入院症例 ●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(12)  嚥下障害を合併したCOVID-19感染後患者に対し、リハビリテーションと栄養管理で経口摂取が可能となった一例 ●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術  CASE 21 腎盂腎炎 ●Medical Nutritionist養成講座(69)  静脈栄養投与経路の管理(4)-輸液ラインの管理 ●Dr.雨海の男性臨床栄養学(23)〈隔月連載〉  エネルギーの逆襲(2)-EIAKIと腎性低尿酸血症 ●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養  ギンナン ●こんだてじまん  じまんの一品料理 巻き寿司/中部ろうさい病院 楽天Books
発売日/出版年度 : 2023年09月04日   JANコード : 4910093190938
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