チャールズ・C.マン/布施由紀子 紀伊國屋書店出版部
食料、水、エネルギー、気候変動ー30年後に地球の人口が100億人になっても、この星で全員生きていけるのだろうか?魔術師派は「科学の力で解決せよ!」と唱え、予言者派は「自然を守るべく抑制せよ!」と叫ぶ。-これは、人類に迫る危機についての話だ。現代の環境保護運動の礎となる理念を構築した生態学者ウィリアム・ヴォート=“予言者派”と、品種改良による穀物の大幅増産で「緑の革命」を成功させ、ノーベル平和賞を受賞した農学者ノーマン・ボーローグ=“魔術師派”の対立する構図を軸に、『1491』『1493』が全米ベストセラーとなったジャーナリストが、厖大な資料と取材をもとに人類に迫る危機を描き出した、重厚なノンフィクション。人類の未来を考えるための必読書。
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