果樹栽培では、省力化と規模拡大のために、経験のない人でもできる、安全・安心な管理技術が求められている。本書はそれを支援するために３つの特集を組んだ。トップは「植物成長調整剤を使いこなすー続々新用途拡大中」。植調剤は隔年結果対策や摘粒など省力化にも貢献できるようになっている。２つ目は「新発想の道具と機械を使いこなす」。ナシの溶液受粉やブドウの花穂整形器、花冠取り器など果樹作業で開発された道具と工夫、高性能で安全、快適になってきた機械を取り上げた。３つ目はナシの樹体ジョイント栽培など「省力新栽培法と隔年結果対策」。
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