ドノヴァン・フィリップス・レイチ/池田耀子 工作舎
第二次世界大戦の傷跡が残るスコットランド、グラスゴーで育った一人の少年が、一夜にして音楽シーンの表舞台に駆け上がり、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、ザ・フー、ザ・ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックスらと共に、ロック・ミュージック創世期の主役となった。ドラッグ、ポップアート、ヒッピー・カルチャー、フラワー・ムーヴメント、メディテーション…。60年代文化を体現したロックの貴公子ドノヴァン。ブライアン・ジョーンズの元恋人、リンダとの出会いと別れ、再会までの「魂」の遍歴を、「文化革命」の舞台裏、そして音楽ビジネスの夢と幻滅と共に綴る。ドノヴァン自身の作品はもちろん、ザ・ビートルズ作品をめぐるエピソード、レッド・ツェッペリン結成の秘密やロンドン滞在時のボブ・ディランやジミ・ヘンドリックスとの交流など、ロック史上貴重な事実が、当事者の視点から語られる。
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