『ターリヒ・エディションVol.15』
首席奏者ルジーハのクラリネット協奏曲
初CD化の『グラン・パルティータ』
ターリヒ&チェコ・フィルのモーツァルト
ターリヒが終生敬愛してやまなかったモーツァルトを集めたアルバム。チェコ・フィルの管楽メンバーと演奏した『グラン・パルティータ』のライヴは、このたび初CD化となります。コンチェルトも聴きもので、クラリネット協奏曲でソロをとるのは、ほぼ四半世紀にわたってチェコ・フィルのトップだった名手ルジーハ(1904-1978)。また、スメタナ四重奏団の第1ヴァイオリンで知られるノヴァーク(1924年生まれ)。かれは当時まだ音楽院の学生であったにもかかわらず、ターリヒによってチェコ室内管のコンサート・マスターに抜擢されて、同オケに在籍することになります(1945-48年)。なお、ボーナスとして、1分強のターリヒの肉声スピーチを収録。(キングインターナショナル)
モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
イルジー・ノヴァーク(ヴァイオリン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
録音:1955年3月(モノラル)
・クラリネット協奏曲イ長調 K.622
・セレナード第10番変ロ長調『グラン・パルティータ』 K.361/370a
ヴラディミール・ルジーハ(クラリネット)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)
録音:1954年11月(モノラル)
(ボーナス)ターリヒ、ある若い聴衆にむけて語る(1954年11月17日)
Disc1
1 : 1. Koncert pro housle a orchestr c. 4 D dur, K 218
2 : 1. Allegro
3 : 2. Andante cantabile
4 : 3. Rondeu. Andante grazioso Allegro ma non tropo
5 : 2. Koncert pro klarinet a orchestr A dur, K. 622
6 : 1. Allegro
7 : 2. Adagio
8 : 3. Rondo. Allegro
9 : 3. Serenada pro 13 dechovych nastroju B dur
10 : 1. Largo - Allegro molto
11 : 2. Romance. Adagio. Allegretto. Adagio
12 : 3. Thema con variazioni
13 : 4. Rondo. Allegro molto
14 : 4. Talich na Mozartovskem koncertu pro deti
15 : 1. Talich hovori
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