日本シリーズの緊迫、オリンピックの興奮、ワールドカップの熱狂、タイトルマッチの迫力―。1980年4月の創刊以来、あまたの傑作ノンフィクションを生み出し続けるスポーツ誌「ナンバー」の歴史を凝縮。山際淳司「江夏の21球」、沢木耕太郎「普通の一日」、藤島大「前衛思想としての新日鉄釜石」、金子達仁「断層」など、精選された力作13篇を収録する。1 ナンバー年代記(江夏の21球―昭和54年日本シリーズ近鉄対広島第7戦(山際淳司);追跡!力道山―そのルーツを追い、海峡をわたる(井出耕也);裂けたバット―長島茂雄、サヨナラ安打14本の軌跡(新宮正春);前衛思想としての新日鉄釜石―追憶のV7再考(藤島大);普通の一日―瀬古利彦、ゴールの向こうに(沢木耕太郎);伝説の完結―アイルトン・セナ、最後のレース(西山平夫);東京、ソウル、ドーハ―韓国から見た日韓サッカー名勝負(鈴木洋史);グリーン・ゴースト―ボストン・ガーデンの記憶(宮地陽子);アリを越えた男―イベンダー・ホリフィールド(佐瀬稔);断層―アトランタ五輪サッカー日本代表の崩壊と再生(金子達仁))2 ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞(ボクシング中毒者(第1回受賞作)(高橋直人);無制限一本勝負(第1回受賞作)(村本浩平);SURF RESCUE(第2回受賞作)(金原以苗))
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