関数型プログラミングを正しく理解し、Haskellで思う存分遊べるようになる本。1 関数型プログラミングの基礎2 型の紹介3 型によるプログラミング4 HaskellのI/O5 コンテキストでの型の操作6 コードの整理とプロジェクトのビルド7 実践HaskellAPPENDIX"「コンピュータのプログラミング」から脱却し、"学術"ではない、実用度重視のHaskell入門書Haskellは、関数型プログラミングを研究する対象としての側面が強すぎ、一般的なアプリケーション構築を目的とした開発言語の側面が、おざなりにされがちでした。そのため、他の言語(JavaとかC/C++とかC#とか)がこなす、ありふれたアプリケーションをHaskellで構築しようとすると、キーボードを叩く指が止まってしまうことがありました。本書は関数型プログラミングの基本を押さえつつ、実用的なプログラムを書けるようなレベルに誘う一冊です。もちろん、そのためにはプログラミング言語としての基礎的な知識や、Haskellならではの技法・手法の理解が欠かせません。本書では、最終的にI/Oを使用し、乱数を生成し、DBアプリケーションを作れるところまで道筋を示します。二度とHaskellに触れないとしても、この言語(と、その思想)に触れることで、・安全で機能的なコードを書くこと・問題を注意深くモデル化することを身につけることができます。つまるところ、抽象化についてより深く思考し、あらゆる言語によるコードの潜在的なバグの発見に繋がります。また、プログラミング言語理論を理解する上での特訓にもなるはずです。というのも、Haskellの言語機能は、常に新しいプログラミング言語へ、そして既存の言語での新しい機能として発展しているからです。こ
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