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黄楊の木   Honya Club.com


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巻頭特集木口木版(こぐちもくはん)とは黄楊や椿など、目の詰まった堅い木を輪切りにした面を、「ビュラン」という彫刻刀で彫っていく木版画の一種です。18世紀末のイギリスで発明され、当時は書籍の挿絵として用いられていました。日本へは明治20年に伝わり、やはり書籍や新聞の挿絵のために使われます。やがて印刷の技術が発展するにつれて木口木版は廃れていきますが、1960年代に日和崎尊夫(ひわさきたかお)という一人の版画家が、独学でこの技法をよみがえらせました。そして、日和崎も一員であった木口木版画のグループ「鑿の会」(のみのかい)の活躍に影響を受けて、木口木版は日本で流行します。本特集では「鑿の会」以後、現在活躍する作家18名の紹介と、木口木版発祥の19世紀の作家・作品をそれぞれご紹介します。緻密で美しい小品世界のもつ魅力を、隅から隅までご紹介する決定版です。   Honya Club.com


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木の宝石と言われる黄楊に、美しい漆で文字をあしらった将棋駒は、遊具を超えた工芸品としての魅力をもっている。材質や書体をはじめ、鑑賞やコレクションに必要な知識を、名工たちの美しい作品とともに紹介する。〈増山雅人〉1949年東京生まれ。明治大学政治経済学部卒業。編集プロダクション・逍遙舎経営。酔棋という号をもち、駒作りを続ける。将棋駒研究会所属、将棋ペンクラブ会員。著書に「将棋次の一手」等。    HMV&BOOKS online


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黄楊櫛―竹内勉江戸切子―小林淑郎犬張子―田中作典江戸筆―亀井正文江戸指物―戸田敏夫江戸扇子―深津佳子本手打ち毛抜き―倉田義之江戸小紋―小宮康正足袋―石井芳和東京桐箪笥―林正次〔ほか〕江戸からの伝統を受け継ぎ、未来に繋ぐべく、一徹にわざを磨き続ける職人たちがいます。ひとつひとつ、丁寧に体で憶えたわざから、美しい「一生もの」が生み出されます。今を生きる職人たちのわざから生み出された「ものたち」は、モダンデザインと見紛うほど現代性に溢れています。「切子」「扇子」「指物」「結桶」などなど……、いま私たちの家にあると、生活に彩りを与えてくれる「みごとなもの」の数々と、味わい深くセンスのよい職人たちのわざの世界を堪能できる一冊です。 この本で紹介する「もの」と名職人さんは、 黄楊櫛 竹内勉さん 江戸切子 小林淑郎さん犬張子 田中作典さん 江戸筆 亀井正文さん江戸指物 戸田敏夫さん江戸扇子 深津佳子さん本手打ち毛抜き 倉田義之さん江戸小紋 小宮康正さん足袋 石井芳和さん東京桐箪笥 林正次さん江戸からかみ 小泉幸雄さん 引手金具 堀口宏さん江戸すだれ 田中義弘さん 江戸風鈴 篠原儀治さん・裕さん釣りしのぶ 深野晃正さん碁盤 前沢道雄さん 江戸甲冑 加藤一冑さん江戸和竿 中根喜三郎さん 今戸焼 白井裕一郎さん江戸鼈甲 磯貝一さん・英之さん唐木細工 土倉昭夫さん曲物 大川良夫さん銅おろし金 勅使川原隆さん江戸結桶 川又栄風さん木彫看板 坂井保之さん木版画摺 松崎啓三郎さん錺簪 三浦孝之さん江戸玩具 杉原茂夫さん押絵羽子板 西山鴻月さん 宝船熊手 吉田啓子さん・京子さん の30品、33名。 仕事場でお話を聞いた著者は、田中敦子さん、フォトグラファーは、みなもと忠之さん、ブックデザインは、菊地敦己さん。   Honya Club.com


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インターネットを介したオンライン将棋が盛んだ。しかし、盤駒を使う将棋の魅力が減じたわけではない。木の宝石といわれる黄楊に、美しい漆で文字をあしらった将棋駒は、遊具を超えた工芸品としての魅力をもっている。材質や書体をはじめ、鑑賞やコレクションに必要な知識を美しい写真とともに紹介。第1章 駒の基礎知識―基礎知識を学んで、駒の魅力にふれる第2章 バラエティーに富んだ書体―駒に彩を添える第3章 名工たちの軌跡―「五人の名工」を中心に第4章 使われてこそ名駒―傷ついても、いやます魅力第5章 将棋用具とのつきあい方―いい駒・いい道具にめぐり合うために木の宝石と呼ばれる黄楊に、美しい漆で文字をあしらった将棋駒は、遊具を超えた工芸品としての魅力をもっている。材質や書体をはじめ、鑑賞やコレクションに必要な知識をカラー写真で紹介。   Honya Club.com