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今昔物語集 9 震旦部   Honya Club.com


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インド・中国の説話を収める。天竺(インド)部は、釈迦の生涯からイソップを髣髴させる動物説話群。震旦(中国)部は、中国への仏教の伝来に始まり、秦の始皇帝の治世、項羽と劉邦の鴻門の会、玄宗と楊貴妃など古来なじみの話や荘子・孔子らのエピソード。天竺天竺付仏後天竺付仏前震旦付仏法震旦付孝養震旦付国史   Honya Club.com


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今昔物語集 10 震旦部   Honya Club.com


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池上洵一/今昔物語集 10震旦部    HMV&BOOKS online


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仏教説話・世俗説話の千百余を集めたもの。日本最大の説話集。宇治大納言隆国編と伝えられたが今日では疑問視されている。平安末期の成立。三十一巻。巻八・巻十八・巻二十一は散逸して伝わらない。天竺・震旦・本朝の三部に編成されている。仏教伝来の路順に従ってインド・シナ・日本と辿りつつ教理をわかり易く説話として民衆に説く目的であったらしいが、仏教と関係のない世俗説話も多く、あらゆる土地、あらゆる人間に取材し、しかも和漢梵の三者を混淆した素朴な描写で生き生きと表現している。国史・国文のみならず宗教・風俗・社会の研究にも貴重な文献である。天竺・震旦の底本は押小路本、本朝の底本には丹鶴叢書本・鈴鹿三七氏本・東大国語研究室本をとっている。本朝付佛法本朝付佛教本朝本朝付世俗本朝付宿報本朝付靈鬼本朝付惡行本朝付雜事〔ほか〕   Honya Club.com


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天竺・震旦から日本へ。仏教を中核とした中世文化がアジア世界といかにつながっていたかを、天竺・震旦・日本の三国観によって追求した文化史論考。日本中世前夜の「内なる三国」の思想第1部 覚憲の世界(「仏法隠没・令法久住」;覚憲と天竺)第2部 朝鮮と三国世界の深層(神功皇后の残像;「異国降伏・聖朝安穏」;「朝敵」)第3部 鎌倉仏教と三国(明恵の「内なる三国」;日蓮の「内なる三国」;親鸞の「内なる三国」;存覚の「内なる三国」)自画像は美しいか、醜いか   Honya Club.com


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聖徳太子此朝にして始めて仏法を弘めたまふ語第一行基菩薩仏法を学びて人を導く語第二役の優婆塞呪を涌持して鬼神を駈る語第三道照和尚唐に亘りて法相を伝へて還り来たる語第四道慈唐に亘りて三論を伝へて帰り来たり神叡朝に在りて試むる語第五玄〓@51C0@僧正唐に亘りて法相を伝ふる語第六婆羅門僧正行基に値はんが為に天竺より朝に来たる語第七鑑真和尚震旦より朝に戒律を渡す語第八弘法大師宋に渡りて真言の教へを伝へて帰り来たる語第九伝教大師宋に亘りて天台宗を伝へて帰り来たる語第十〔ほか〕頭注・原文・現代語訳が同一ページ。二色刷。 平安期から鎌倉期にかけて、数多くの説話集が作られました。『今昔物語集』は、その中でも1000余りの説話を内包し、最大の規模を誇っています。内容的にも、天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)を舞台に、仏教説話・霊験説話・動物説話・歴史説話・世俗説話など、当時の世界のあらゆる方面に題材が及びます。登場者も、皇族・貴族をはじめ、僧侶・武士や、和歌・管弦・絵画・医術・占い・陰陽などの名人、芸能人、強盗、・殺人などの犯罪者、さらに霊鬼・妖怪まで跳梁暗躍し、その描かれている世界は、まさに、王朝時代の百鬼夜行絵巻のようです。 後世への影響については、特に、大正期の芥川龍之介の『今昔物語集』を題材とした諸作品が有名ですが、我が国古典文学の最高峰とされる『源氏物語』と対比しても、その文学的価値は、国際的にも近年高まってきています。 本全集は4分冊で、本朝仏法部及び世俗部(巻十一ー巻三十一)を納めています。本書には、巻十一ー巻十四、本朝仏法部を収録。日本仏教の創始を伝える聖徳太子、行基、役行者、神通力を失った、有名な久米の仙人の話もあります。   Honya Club.com


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霊鬼・異類が跳梁した平安時代の闇を語る説話集が妖怪漫画の第一人者によって甦る。呪術・幻術が渦巻き、霊鬼・異類が跳梁した平安時代の闇を語る日本最大の説話集。妖怪マンガの第一人者が、あなたを不可思議の世界へといざなう。『今昔物語』の成立は一二世紀前半と推測され、三一巻、一〇四〇話(語)からなる日本最大の説話集である。天竺、震旦、本朝の三部に分かれ、震旦、本朝はそれぞれ仏法、世俗等の説話に分類されている。「今(ハ)昔」に始まり「トナム語リ伝ヘタルトヤ」で終る口承説話の形式をとり、その鮮やかな表現で文学的価値が高く評価されているだけではなく、摂関・院政期の史料としても貴重な価値をもっている。本全集では本朝部の仏法・世俗についての説話を中心にとりあげた。   Honya Club.com


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攷証今昔物語集 天竺震旦部   Honya Club.com


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『今昔物語集』は十二世紀前半に成立した平安時代末期の説話集で、編者は未詳。全三十一巻から成るが、巻八、巻十八、巻二十一を欠く。天竺部(インド)、震旦部(中国)、本朝部(日本)の三部構成で、一〇五九話を収録する。インドに生まれた仏教が中国を経て日本へ渡る構成となっており、各部は仏教説話と世俗説話にわかれている。また、いくつかの例外を除いて、説話は「今は昔」という書き出しに始まり、「と、なむ語り伝えたるとや」と結ばれる。序章『今昔物語集』とは何か第1章 仏教の誕生と東漸第2章 日本仏教の聖たち第3章 平安人の死生観第4章 神仏の加護と信仰第5章 異形のものたちの世界羅城門に巣食うの鬼の正体、月の兎と帝釈天の意外な関係、奇跡を生んだ空海の法力とは…なるほど、そういう話だったのか!芥川龍之介の文学の原点ともなった「今は昔」で語られる1059の仏教説話。そのエッセンスを、ふんだんな写真と図版、本文2色刷りでわかりやすく紹介します。カラー口絵付。   Honya Club.com


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インド、中国、日本では北海道から沖縄まで、広大な舞台に繰り広げられる、平安朝の生んだ日本最大の説話大百科。登場人物も僧・武士・庶民などさまざまな階層に及び、ヴァラエティに富む説話を収録。現代語訳と、古文の生き生きとしたリズムによって、豊饒な話の宝庫をヴィジュアルに楽しめる。インド(天竺)・中国(震旦)部(志をたて、王妃マヤ夫人の腹に宿るシャカボサツ;悟りを開いて、ブツダとなったシッダールタ太子;死に臨んで、息子ラゴラに父の情愛を示すシャカ;この世の親子の情愛も通用しないあの世の現実 ほか)日本(本朝)部(法力を競い合い、ライバルを祈り殺した弘法大師;美女の色じかけのおかげで、学者となった青年僧;洪水に流され、愛児を捨てて老いた母を助けた男;清少納言の夫、剛力一閃、強盗一味を斬り捨てる ほか)インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫をビジュアルとともに楽しめる。   Honya Club.com


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今昔物語集震旦部仏来史譚資料に関する一二の問題今昔物語集と漢文資料―中断の予感今昔物語集と〈漢〉的言説―震旦部巻七・26話を通して白日昇天の夢―『本朝神仙伝』の逸脱仙境への想い―本朝神仙伝神仏習合思想史上の大江匡房―『江都督納言願文集』『本朝神仙伝』などにみる本地の探求と顕彰世継と翁と〈百錬鏡〉―大鏡名義考『撰集抄』における漢詩文の受容天竺の長者説話―西行物語の檀弥離をめぐって中世説話の表現形成と修辞―『三国伝記』の検討から『付喪神記』と中国文献―「器物の怪」登場の背景をなすもの杭(明)州刊本類舶載を通してみた宋代"文物"の我邦"文物"への影響―その一端、「熊野本地」・『仏国禅師文殊指南図讃』等説話と注釈―〈歌行詩〉の野馬台詩注から長谷聞書のこと―場の物語と説草新羅征討説話と記家の言説―『扶桑古語霊異集』督見日朝草案抄と合譬集   Honya Club.com


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「今ハ昔…」で始まる一千余話から二十三話を厳選。面白うてやがて恐ろしき物語が、妖怪漫画の第一人者によって甦る。「今ハ昔…」で始まる一千余話から二十三話を厳選。芥川の小説『藪の中』『鼻』や映画、劇画にも多く取り上げられた、面白うてやがて恐ろしき物語。『今昔物語』の成立は一二世紀前半と推測され、三一巻、一〇四〇話(語)からなる日本最大の説話集である。天竺、震旦、本朝の三部に分かれ、震旦、本朝はそれぞれ仏法、世俗等の説話に分類されている。「今(ハ)昔」に始まり「トナム語リ伝ヘタルトヤ」で終る口承説話の形式をとり、その鮮やかな表現で文学的価値が高く評価されているだけではなく、摂関・院政期の史料としても貴重な価値をもっている。本全集では本朝部の仏法・世俗についての説話を中心にとりあげた。   Honya Club.com


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現代の真宗儀礼に影響を与えながらも、今日とは様相を異にする中世の儀礼とは―。儀礼の歴史的変遷と儀礼空間、礼拝対象の掛け軸について、歴史学・教義学・建築史・美術史等から多角的に考察。中世真宗儀礼へのアプローチ―本書の視点と構成第1部 中世における真宗儀礼の歴史的変遷とその堂空間(初期本願寺における儀礼―覚如を中心として;覚如における声明観形成の背景;儀礼空間としての山科本願寺;弥陀と御影―中世念仏者の信仰意識と堂空間)第2部 中世真宗の儀礼空間を荘厳する礼拝対象掛け軸(中世後期における佛光寺と本願寺の名号観―光明本尊と〓〓光本尊、そして六字名号;中世の真宗における和朝の連坐像;中世の真宗における天竺・震旦の連坐像;光明本尊の成立背景)豊穣な中世の真宗儀礼現代の真宗儀礼に影響を与えながらも、今日とは様相を異にする中世の儀礼は、どのようなものであったのか。儀礼の歴史的変遷と儀礼空間、そして礼拝対象の掛け軸について、歴史学・教義学・建築史・美術史等から多角的に考察。   Honya Club.com


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はるかシルクロードを越えて仏教は中国へと伝来する。古代の統一王朝秦に始まる中国の歴史とそこに生きる人々の姿を力強く描く説話文学の雄篇。壮大な物語世界が展開する。巻六から巻十までの震旦部を収録。   Honya Club.com


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仏教説話・世俗説話の千百余を集めたもの。日本最大の説話集。宇治大納言隆国編と伝えられたが今日では疑問視されている。平安末期の成立。三十一巻。巻八・巻十八・巻二十一は散逸して伝わらない。天竺・震旦・本朝の三部に編成されている。仏教伝来の路順に従ってインド・シナ・日本と辿りつつ教理をわかり易く説話として民衆に説く目的であったらしいが、仏教と関係のない世俗説話も多く、あらゆる土地、あらゆる人間に取材し、しかも和漢梵の三者を混淆した素朴な描写で生き生きと表現している。国史・国文のみならず宗教・風俗・社会の研究にも貴重な文献である。天竺・震旦の底本は押小路本、本朝の底本には丹鶴叢書本・鈴鹿三七氏本・東大国語研究室本をとっている。天竺天竺附佛後天竺付佛前震旦附佛法震旦付佛法震旦附孝養震旦附國史   Honya Club.com


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第1章 "今は昔"の説話集("今は昔"の文学史―起源と再生;"今は昔"の意味論―宇治大納言物語の周辺;源隆国における安養集と宇治大納言物語の位相―南和泉房と延久三年をめぐって;宇治大納言物語享受史上の分岐―顕昭所引の佚文をめぐって)第2章 今昔物語集の構想と意匠(阿難結集説話と"如是我聞"の構造―今昔物語集の形式をめぐって(上);説話集と物語と―今昔物語集の形式をめぐって(下);廃墟の表徴―今昔物語の意匠をめぐって;"表題"から見えるもの―鈴鹿本今昔物語集から;三宝感応要略録の出現と露日仏法史の劃期)第3章 今昔物語集本朝部の構想と世界(三宝絵から今昔物語集へ―三国仏法史観と説話文学史の視界;仏法初伝と太子伝―本朝仏法部の始発をめぐって;聖徳太子伝から国史へ―今昔物語集本朝部という構想;今昔物語集本朝部の構想―巻二十五「兵」譚の成立と「今」をめぐって)第4章 宇治拾遺物語の意匠と世界(異国へ渡る人びと―宇治拾遺物語論序説;宇治拾遺物語の時間;ひらかれる"とき"の物語―宇治拾遺物語の中へ;地蔵から観音へ―宇治拾遺物語の中世;"次第不同"の物語―宇治拾遺物語の世界;"なるべし"という表現のこと―"自記"と"他記"とのあわい)終章 宇治大納言物語の方法と文学史「今は昔」と始められる日本文学史上特筆すべき形式は、天竺・震旦・本朝の三国仏教史を描き出す額縁として、再度文学史上の一態として、選択され、復活する。「和語」による伝承物語文学の起源と達成を解明する。   Honya Club.com


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平安朝の末、仏法その他世俗の諸事について天竺、震旦、及び本朝に於ける古今の物語を集録した「今昔物語集」。本書は、天竺、震旦の部を分冊したもので、押小路子爵家所蔵本を底本とした。天竺天竺附仏後天竺付仏前震旦附仏法震旦附孝養震旦附国史   Honya Club.com


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今昔物語集は、平安朝時代の末、仏法その他世俗の諸事について天竺、震旦及び本朝に於ける古今の物語を集録したるものにして、宇治大納言隆国の著と伝えられ、また古く宇治大納言物語、宇治拾遺物語といえり。今天竺、震旦の部に次いで本朝の部を分冊し、ここに新訂増補国史大系第十七巻として公刊す。本朝付仏法本朝付仏教本朝本朝付世俗本朝付宿報本朝付霊鬼本朝付悪行本朝付雑事   Honya Club.com


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総論編(日本文学の原風景)上代・中古文学編(赤裳裾引き行くは誰が妻―万葉行幸従駕歌の景;『日本霊異記』収載の六斎日説話;平安文学と火事―文学に黙殺された内裏焼亡;柏木の生き方―柏木巻冒頭表現を読む;飛鳥井女君の絵日記―飛鳥井女君から一品宮へ;『今昔物語集』震旦部の年代分布―上限年代の意味するもの)中世・近世文学編(名望を求める人々―信西一門称揚譚の考察;良経の「天の戸を」歌と天岩戸神話;―自讃歌注を中心に;真名本『曽我物語』出典研究序説―和製類書との関わりから;『はにふの物語』論;狂歌咄西行論―茶数寄と歌数寄;幽霊女房譚と近世怪異小説―奥州49院氏の命名伝承を視座として;奥浄瑠璃「森館軍記」の伝承―在地伝承とのかかわりをめぐって)口承文学編(生産叙事歌の伝統―ヤポネシアの歌謡表現史に向けて;近江湖東の竜蛇伝説;昔話の保存部分と自由部分に関する一考察―言語テキストの伝承における〈解釈行為〉の意味;南島の流れ島伝承;八俣大蛇型説話の原風景―沖縄の津堅島における儀礼と伝承;竹富島の「あう爺狂言」)   Honya Club.com


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全篇「今は昔」で始まり乾いた筆致で仏と人間の世界を描き尽くす、日本説話文学の最高峰。天竺(インド)・震旦(中国)・本朝(日本)の三部構成になっており、本文庫では「天竺・震旦部」一冊、「本朝部」三冊に約四〇〇話を抄録。聖徳太子、此朝にして、始めて仏法を弘めたる語 第一行基菩薩、仏法を学びて、人を導ける語 第二役の優婆塞、呪を誦持して、鬼神を駆へる語 第三婆羅門僧正、行基に値はむが為に、天竺より朝に来れる語 第七鑑真和尚、震旦より朝に戒律を渡せる語 第八弘法大師、宋に渡りて、真言の教へを伝へて帰り来れる語 第九伝教大師、宋に亘りて、天台宗を伝へて帰り来れる語 第十慈覚大師、宋に亘りて、顕密の法を伝へて帰り来れる語 第十一智証大師、宋に亘りて、顕蜜の法を伝へて帰り来れる語 第十二〔ほか〕   Honya Club.com


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「夢」はどのように見られ、解釈されてきたか?睡眠時、誰もが見たことがある夢。しかし夢は、古代から記録され、時の政治を左右することもあった―。奥深く、しかし把捉しづらかった夢の姿を、文学・歴史・美術・宗教・心理・メディア・睡眠文化など、あらゆる視点から解明する。1 古典文学の夢と表象(日本古典文学の夢と幻視―『源氏物語』読解のために;平安文学における死者の夢―八代集を中心に;"懐妊をめぐる夢"の諸相―説話と物語のあいだ;『たまきはる』の夢をめぐって)2 古代・中世史の夢叙述(平安時代における僧侶の"夢記"―九世紀以前の僧と夢;日記に見える夢の記事の構造;夢想にみる持明院統と崇光院流の皇統―中世北野社の場所性と皇位継承)3 ビジュアライズされる夢(『仏祖統紀』における夢幻の記述―視覚イメージとその造形化について;慶政の見た夢―造寺造仏と夢をめぐって;描かれた夢―吹き出し型の夢の誕生;夢の表象?―夕顔あるいは瓢)4 中国の夢と表象(つまの死の歌―中国文学における夢と悼亡;『今昔物語集』「震旦部」と中国文献―「医者の夢」と「日の遠近比べ」を手がかりとして;豊子〓(がい)訳『源氏物語』における明石像―明石入道の見た夢の訳出方法を起点として)5 夢の風景と所在(夢を解釈し語ることとパターンマッチング;印刷時代における「夢」―レミ・ベロー『牧歌』(一五六五)を中心に;志賀直哉の夢景色;夢と文化の読書案内)睡眠時、誰もが見たことがある夢。夢はどのように見られ、解釈されてきたか…。奥深く、しかし把握しづらかった夢の姿を、文学・歴史・美術・宗教・心理・メディア・睡眠文化など、あらゆる視点から解明する。   Honya Club.com


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1 説話集の中の僧たち(『今昔物語集』震旦部の位置―聖と外道のいない国;『宇治拾遺物語』世俗の規範を探る;『古事談』編者周辺の僧たち―観智・貞慶を中心に;僧を嗤う『沙石集』『雑談集』―真に敬うべきもの;『真言伝』における神仏習合―山中で出会う美女)2 僧の説話と社会(『日本霊異記』における僧侶転生譚とその背景;『扶桑略記』の法会と僧―椋家亡母供養説話の位置づけについて;『平家物語』の文覚の験力―「とぶ鳥も祈りおとす程の」;「熊野観心十界曼荼羅」にみる性愛のイコノグラフィー)説話集が描く僧の多様性とは。背景となった歴史や社会とは。日本の古典作品、特に古代・中世の説話に登場する「僧」の描かれかたについて考察を加えた論集。説話研究の入門として最適。   Honya Club.com


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平安時代末期に登場した説話文学の最高峰「今昔物語集」。聖人の逸話、地獄と極楽、鋭い人間観察など、綺羅星のごとく並ぶ説話は日本文化の源流に迫る。巻十五ー巻十九、本朝仏法部を収録。浄土往生譚、観音・地蔵の霊験譚、俗世の仏教奇譚など。原典を頭注と現代語訳で読む。巻15から9.本朝仏法部。往生談、霊験談など平安時代の光と影。 平安時代から鎌倉期にかけて、数多くの説話集が作られた。その中で『今昔物語集』は、1000余りの説話を内包し、最大の規模を有している。内容的にも、天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)を舞台に、仏教説話・霊験説話・動物説話・歴史説話・世俗説話など、当時の世界のあらゆる方面に題材が及ぶ。登場者も皇族・貴族を始め、僧侶・武士や、和歌・管弦・絵画・医術・占い・陰陽師などの名人、芸能人、強盗・殺人などの犯罪者、さらに、霊鬼・妖怪まで跳梁暗躍し、その描かれている世界は、まさに王朝時代の百鬼夜行絵巻の観を呈している。本冊は、巻15ー19、本朝仏法部を収録。浄土往生、観音・地蔵の霊験、俗世の仏教奇談など。   Honya Club.com