JPY ¥806
昭和二十二ー二十三年。二十五歳の青年は試験と実習に追われるかたわら前年に書き上げた小説『達磨峠の事件』が入選、人生の大きな転換期を迎えていた。"むずかしい。小説の苦しさを初めて知った。こんなくだらないものでも、頭がヘトヘトになるようだ"江戸川乱歩に宛てた書簡の草稿、占領下での食糧不足、東京裁判の判決、殺到する小説執筆の依頼…青春の只中で未来への道を模索する日々と戦後日本を感性豊かに綴る。医学生から作家・山田風太郎へ。戦後最大の物語作家誕生の記録。『戦中派焼け跡日記』につづく戦後日記シリーズ第二弾。医学生作家となった山田風太郎誕生の2年間 昭和22年ー23年。25歳の青年は東京医学専門学校(現在の東京医科大学)で試験と実習に追われる傍ら、前年書き上げて探偵小説専門誌に投稿した『達磨峠の事件』が入選、人生の大きな転換期を迎えていた。〈むずかしい。小説の苦しさを初めて知った(昭和22年3月30日)〉〈新憲法施行の祝日だそうな――。冬に逆戻りしたような冷たい雨、風! ザマ見やがれッてんだ。推理小説「歯車」(仮題)構成す、『植物性神経外科』読(昭和22年5月3日)〉〈朝、江戸川氏より明元旦午後より夜にかけ遊びに来ぬかとのハガキ来る。ひるごろ、ビヨウキエンキスルとの意の電報来る。この年末の忙しいのに乱歩さん、何をマゴマゴひとりで騒いでいるんじゃ(昭和22年12月31日)〉探偵小説の重鎮・江戸川乱歩との交流、氏に宛てた手紙の草稿、食糧不足が続く占領下での日常、東京裁判の判決、殺到する小説執筆の依頼……青春の只中で、作家への道を歩み始めた日々と戦後日本を感性豊かに綴る。医学生・山田誠也から作家・山田風太郎へ――。混乱の渦中に記された、戦後最大の物語作家誕生の記録。『戦中派焼け跡日記』に続く、山田風太郎戦後日記シリ   Honya Club.com


JPY ¥1,760
秘められた外交戦と、大戦突入のプロセス。スパイ・ゾルゲ、最後の暗号電報/新資料が明かす国際スパイ事件―その時、一九四一年(昭和一六)一〇月四日(スパイ・ゾルゲ誕生;第二次世界大戦 ほか)日米開戦を回避せよ/新史料が明かす最後の和平交渉―その時、一九四一年(昭和一六)一一月二六日午後五時(日米開戦前夜;外交戦が「妥協案」提出を止めた ほか)ガダルカナル島撤退、苦渋の決断―その時、昭和一七年(一九四二)一二月三一日(第一回攻撃・拙速と過信;第二回攻撃・準備不足と実態無視 ほか)さとうきび畑の村の戦争/新史料が明かす沖縄戦の悲劇―その時、昭和二〇年(一九四五)九月七日(犠牲率最大の西原村から沖縄戦を見つめる;西原村は日本軍の防波堤だった ほか)占領日本・運命を決めた直談判/吉田茂とマッカーサー―その時、昭和二六年(一九五一)九月八日(天皇とマッカーサーの会見を実現せよ;マッカーサーを動かせ ほか)NHK「その時歴史が動いた」の単行本化シリーズ第27弾。本巻には「スパイ・ゾルゲ、最後の暗号電報」「日米開戦を回避せよ」「新史料が明かす沖縄戦の悲劇」など全5話を収録。   Honya Club.com


JPY ¥482
源氏はいかにして平家を打倒し、武士政権を樹立していったのか。その解明の鍵は"源源合戦"にあった。また、義経は「戦術」の天才でありながらも頼朝の「戦略」を理解することができなかった。日本人が八百年にわたって錯覚してきた『平家物語』、そして「義経伝説」の虚妄を抉る。鎌倉幕府の誕生(源頼朝と北条一族編―「源源合戦」「幕府成立」を予見した北条時政の謀略;源義経と奥州藤原氏編―"戦術の天才"義経が陥った「落とし穴」;執権北条一族の陰謀編―鎌倉「幕府」を教える歴史教科書の陥穽)武家政治の確立(悲劇の将軍たち編―「言霊将軍」実朝を暗殺した黒幕;北条泰時と御成敗式目編―「法の正義」に優先する「道理」精神)"待望の第5弾。鎌倉幕府樹立への道程は『源源合戦だった』 源氏はいかにして平家を打倒し、武士政権を樹立していったのか。その解明の鍵は、"源源合戦"にあった。また、義経は「戦術」の天才でありながらも頼朝の「戦略」を理解することができなかった。 日本人が八百年にわたって錯覚してきた『平家物語』、そして「義経伝説」の虚妄を抉る。第一章/源頼朝と北条一族編──「源源合戦」「幕府成立」を予見した北条時政の謀略第二章/源義経と奥州藤原氏編──"戦術の天才"義経が陥った「落とし穴」第三章/執権北条一族の陰謀編──鎌倉「幕府」を教える歴史教科書の陥穽、ほか全五章。" 0 amount 880 880 N 9784094020052 Y Y Y Y JPY 11484342 真珠湾攻撃 11484342 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=11484342 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/sys/sorry S.jpg 「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報で始まった太平洋戦争。1941(昭和16)年12月8日、ハワイ現地時間七日日曜日朝、オアフ島真珠湾で何が起きたか?!『タイタニック号の最期』の作者が、日米双方の当事者たちにインタビュー取材して、日米開戦の火蓋を切った日本軍の奇襲攻撃の瞬間を描いた戦争ノンフィクションの古典、全面新訳。そのとき彼らはどうしたか?その日を生々しく再現する。 「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報で始まった太平洋戦争。1941(昭和16)年12月8日、ハワイ現地時間七日日曜日朝、オアフ島真珠湾で何が起きたか?!『タイタニック号の最期』の作者が、日米双方の当事者たちにインタビュー取材して、日米開戦の火蓋を切った日本軍の奇襲攻撃の瞬間を描いた戦争ノンフィクションの古典、全面新訳。そのとき彼らはどうしたか?その日を生々しく再現する。 0 amount 723 723 N 9784094038217 Y Y Y Y JPY 11484346 さなぎの家 11484346 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=11484346 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/sys/sorry S.jpg 少年は両親の故郷の山に眠る。14歳の命を奪われた父と母は帰らぬひとり息子稔の生い立ちを振り返る…。中学3年に転校してきた新一が体格のいい同級生剛に「前の学校ではいじめる方やったんか、いじめられる方やったんか」ときかれて、「いじめる方や」とうそをついたのが事件の発端であった。ふたりは、1993年4月、同級生の稔に3時間半余り暴行を加え、殺害した。いじめの結末だった。被害者・加害者双方の家族の追跡取材 少年は両親の故郷の山に眠る。14歳の命を奪われた父と母は帰らぬひとり息子稔の生い立ちを振り返る…。中学3年に転校してきた新一が体格のいい同級生剛に「前の学校ではいじめる方やったんか、いじめられる方やったんか」ときかれて、「いじめる方や」とうそをついたのが事件の発端であった。ふたりは、1993年4月、同級生の稔に3時間半余り暴行を加え、殺害した。いじめの結末だった。被害者・加害者双方の家族の追跡取材で、彼らを取り巻く孤独な家族像が浮かびあがる。闇の中に押しこめられそうな「いじめ」の実態を探る第一線記者による渾身のルポルタージュ。第1章 擬似大人第2章 いじめの逆転第3章 沈黙の涙第4章 パワーゲームの心理学―斎藤学さんに聞く第5章 ひと磁場―取材ノートから 0 amount 607 607 N 9784094041415 Y Y Y Y JPY 11484353 「般若心経」実践法 11   Honya Club.com


JPY ¥660
仕事であれ、家庭であれ、英国人の生活で昔から決して変わらないもの―それはユーモアだ。日本を代表するシャーロッキアン(ホームズ愛好者)にして名エッセイストとしても知られる著者が、ロンドン駐在商社員時代に見聞した愉快なエピソードを綴る。ダンディズムは一夕にして成らずギルド精神は永遠に産業スパイと役員食堂ユーモアは歌う電報に乗ってコートサイドでビジネス・ボレー接待アレンジ業は成長産業賭けは投機か投資かアーサー王と円高の騎士古絵葉書、一〇〇年目の再会シティー・ガイド奮戦記英国流「気骨」探偵学濡れ落葉物語―仕事氏たちの黄昏勤・婚・勘とカネは鳴る和製シャーロッキアンの誕生鋼鉄の如く真実で―コナン・ドイルの墓前にて征服されざる舌々飽食国家・旅路の果てウエストエンドで朝食を   Honya Club.com


JPY ¥3,740
明治初頭における国際海底ケーブルの敷設状況、それを利用した岩倉使節団と留守政府の交信、台湾出兵時の交信、樺太千島交換交渉に関わる日露間の交信、また日露戦争時の新技術無線電信の利用状況など具体的な史実を明らかにしつつ、政治、外交、経済の面から、明治の日本を見直す。第1章 国際海底ケーブル網の誕生第2章 明治初頭の国際電報利用1―岩倉使節団の電報利用第3章 明治初頭の国際電報利用2―台湾出兵と樺太千島交換交渉における暗号電報利用第4章 大北電信会社に対する独占権付与第5章 明治期の国際電報利用状況と料金の変遷第6章 日露戦争における無線電信利用第7章 対外交渉でみる明治後期の国際通信政策明治初頭における国際海底ケーブルの敷設状況、それを利用した岩倉使節団と留守政府の交信、台湾出兵時の交信など、具体的な史実を明らかにしつつ、政治、外交、経済の面から、明治の日本を見直す。   Honya Club.com


JPY ¥417
四季折々の表情がはっきりしている日本では、そこに住む人が気象に敏感になるのは自明の理である。そして、この環境が気象エッセイの名手を生むことになる。テレビのお天気キャスターとして、新聞の気象コラムの筆者として活躍中の著者が、蘊蓄を傾け、みずみずしく表現する「生活が豊かになる」エッセイ。春(春は東から;春雷の思い出;菜虫化蝶;サクル前線;植物季節計;風を見る;落葉松と郭公)夏(さみだれさまざま;桜桃の季節;夏至の満月;梅雨前線豪雨;ツバメの子;山のトンボ;台風の誕生)秋(草原の真珠;晴空万里;台風とマツタケ;虫たちの別れ歌;小春日和)冬(西高東低;冬将軍;ビワの花咲く年の暮れ;気象電報;師走筍寒茹子;いつまで嵐吹きの塔)十二支ノート(正子、子の星、甲子園;ハッカトンの牛;虎と獅子;春の日のウサギ ほか)   Honya Club.com


JPY ¥814
1875年、虎ノ門の高台に誕生した東京気象台は、戦争や災害のたびに技術革新を行い、現在の気象庁へと成長した。日露戦争の命運を決する「天気晴朗ナルモ波高カルベシ」の電報、太平洋戦争期に軍部と争った気象観測の主導権、青函連絡船洞爺丸を襲った台風、富士山レーダーの建設とアメダスの導入、そして昨今の異常気象―。技術者たちで構成され、科学の進歩とともに歩んできた「戦う技術官庁」の足跡を辿る。第1章 東京気象台の創設第2章 日露戦争と室戸台風第3章 太平洋戦争第4章 海は荒れて第5章 コンピュータ時代の到来第6章 地震・津波・火山第7章 気象衛星「ひまわり」の打ち上げ第8章 今日の気象サービス第9章 地球温暖化、異常気象   Honya Club.com


JPY ¥638
嬉しい時にもらう明るくはずんだお祝いの言葉、悲しい時の優しいいたわりや励ましの言葉、しゃれたセンスあふれる言葉…。ラブ・メッセージもよし。演出効果満点の名言・名句は、電報ならではのものと言えるでしょう。このガイドブック(文例集)は、ご結婚、お誕生日、ご入学等のお祝いや、ご不幸があった場合等に、電報に使用する文例を集めたものです。この文例を参考に、あなたの言葉で、まごころのこもった電報を作ってください。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
女優誕生―マダム貞奴、「オセロ」初演の時(思わぬ米国舞台デビュー;欧州で貞奴ブーム。英雄か国辱か ほか)日露戦争一〇〇年 二〇三高地の悲劇はなぜ起きたのか―新史料が明かす激戦の真相(新史料が明かす旅順要塞の実像;旅順艦隊は壊滅していた? ほか)日露戦争一〇〇年 逆転の極秘電報一五四号―知られざるポーツマス講話会議の真相(日露講和・日本外交の挑戦;ウィッテの罠 ほか)世界遺産 熊野の森を守れ―南方熊楠・日本初の自然保護運動(神社合祀令の衝撃;森のドン・キホーテ、共感を得る ほか)子どもの心に歌を―大正・童謡誕生物語(童謡の誕生;三重吉、子どものために立ち上がる ほか)NHK「その時歴史が動いた」の単行本化シリーズ第30弾。「富国強兵の時代と表現者たちの生き方」を特集。女優誕生・マダム貞奴、日露戦争100年・二〇三高地の悲劇はなぜ起きたのかなどを取り上げる。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
1868(明治元年)―品川弥二郎と君尾/力道山と東富士/西郷と勝/アメリカのショウビジネス界/その頃のハワイ/立小便禁止令/ボンさんが屁をこいた1869(明治2)―明治以前の我が国大衆芸能界は…1870(明治3)―平民にも苗字を/馬風が刑務所で?/人力車事始1871(明治4)―芸人に鑑札制度/吉野作造/首になるとは?/円朝異聞1872(明治5)―小便さまざま/「邑に不学の戸なく…」1873(明治6)―徴兵養子/女性からも離婚を/浅草そして吉原1874(明治7)―分り易い歌舞伎の歴史/谷町・パトロン・たいこ持ち/軽演劇・軽音楽/笑いは脳疾患の特効薬1875(明治8)―毎日新聞西山記者機密漏洩事件/珍姓奇名1876(明治9)―神仏区別の令/フェノロサ/ナショナル・リーグ誕生/平岡煕ー養一ー精二/日本プロ野球界/クラーク博士1877(明治10)―蓄音機/二号さん戸籍から消える/熊本城から電報/バディ・ボールデン誕生/木村重松誕生/モース来日〔ほか〕日欧米のヒットソングを網羅し、芸界の秘話や辛口批評を交えながら軽妙に綴った著者のライフワーク。   Honya Club.com