JPY ¥2,640
第1章 玄界灘で聞いた鯨骨切り唄―佐賀県呼子・壱岐の鯨史跡と「呼子鯨組」の鯨文化普及活動(イカの臭いがただよう呼子で出会った最高の鯨肉;中尾鯨組と鯨塚 ほか)第2章 会場一杯に響きわたった羽ざし太鼓―長崎県新上五島町有川の鯨史跡と全国鯨フォーラム(有川鯨組はどのように興ったか;有川の鯨塚と鯨見山 ほか)第3章 幸田露伴の小説「いさなとり」の海へ―長崎県生月の鯨史跡と益富鯨組の盛衰(九州西北の果て、生月島へ;益富組はなぜ日本一になれたのか ほか)第4章 伊予の鯨塚から西海域の鯨塚へ、自己実現に挑む―紙芝居「金子みすゞと鯨法会のお話」の創作・実演とその反響(紙芝居作りの背景と金子みすゞの鯨法会;紙芝居のストーリーを固めるために金子みすゞの故郷へ ほか)第5章 山口県長門市通浦に響きわたった鯨唄―金子みすゞの詩「鯨法会」から見えてくるもの(金子みすゞが愛した長門市仙崎・通浦の自然;仙崎の海をみながらバーベキュー ほか)日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡がある。本書では、長崎、佐賀、山口にわたる西海域の鯨にまつわる有形・無形の記憶から、伝統的な地域文化を探る。鯨塚をめぐる巡礼の旅であり、「日本人の心」を見定める旅。   Honya Club.com


JPY ¥1,276
網走に住むオロッコ族の祭典、亡霊を迎え陶酔する西馬音内の夜、深山のロクロ師の生活、四国の最果ての石垣の村、老人が昔話を伝える南海の離島―ここに描かれるのは景勝的な秘境ではない。「ある日、ある時俄然群衆の中にエネルギーが燃え上ると一変する小世界がある…光景的秘境の地底には、そこに何かがあり普遍的な日本がひそんでいる」折口信夫と宮本常一を師にもつ民俗写真家が最盛期の10年間に旅した2000日の記録。口絵 南の果て奄美群島ノサップ―北海道―すさまじき流氷、それは国境の岬の春のことぶれ網走―北海道―日本国籍を持つ北アジア系のオロッコ族を訪ねて恐山―青森県―白昼に死者を呼び出す?無気味な巫女市の裏面西馬音内―秋田県―亡霊を迎えて三夜の陶酔、異様な真夏の夜の祭典妻良―静岡県―誰でも行ける南伊豆の秘境、純朴な四季の風物詩隠れ里の花祭―愛知県北設楽郡―年末から正月に神々を招待、徹夜で舞う神楽の里舳倉島―石川県―海女二千名が夏を過す孤島!裸体の楽園で暮す木地屋の村めぐり―福井県・石川県―深山に住み日本工芸の伝統を守るロクロ師の生活宇波西神事―福井県―三方五湖をめぐって行なわれる神秘的な祭の全貌山の中の民俗博物館―広島県―一校長の執念!民具の蒐集品が国の宝となる!大東町―島根県―生活派の観光地、日本一の養鶏町となった鍵は?外泊―愛媛県―四国のさいはて、海賊根拠地?奇妙な石垣の村壱岐―長崎県―島民の四分の一が集まる年に一回の春市を訪ねて福江島―長崎県五島列島―新興宗教へ改宗したかくれキリシタンの生活を探る甑島―鹿児島県―昔話を語り伝える老人たちが住む南海の離れ島!沖永良部島―鹿児島県―夕映えの珊瑚礁の岬で、島民たちは飲んで唄う久高島―沖縄県―沖縄本島から離れた孤島に住む白衣の巫女と対面網走に住むオ   Honya Club.com


JPY ¥2,200
水晶宮を思わせる雲仙の霧氷。南蛮船の渡来からキリシタン弾圧へと流れる歴史。長崎ガラスなどの工芸や異国情緒ただよう長崎市街など、長崎県の全てをビジュアルに紹介。第1章 自然と地形(空から見た長崎市;壱岐対馬国定公園 ほか)第2章 歴史と事件(南蛮人の渡来と平戸;キリシタン弾圧と人びと;島原の乱;鎖国時代の窓出島;八月九日の悲劇 ほか)第3章 産業と経済(長崎県の農業;水産県長崎 ほか)第4章 生活と文化(西洋文化と長崎;中国文化と長崎の味;はなやかな祭りと行事 ほか)第5章 郷土の人物(高島秋帆;フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト;上野彦馬;永井隆;北村西望)ふるさとの民話(島左近とかっぱ;蛇になった娘)長崎県データブック   Honya Club.com


JPY ¥1,078
長崎県の一般的なイメージは、ハイカラ、明るい、開放的などなど。ポジティブなものがほとんどで、ネガティブな印象はない。だが、実際には問題が山積している。県都・長崎市や離島は深刻な人口減に悩まされ、地域活性化の起爆剤として期待されている長崎新幹線の整備もグダグダ。諌早の干拓問題では揺れまくり、対馬は国際問題で大変なことになっている。外面はイケているのに、内面は相当ヤバい長崎県の行く末やいかに!第1章 日本の枠に収まらない!?長崎県の歴史第2章 長崎県ってどんなトコ?第3章 観光で期待膨らむ長崎と周辺地域の実態第4章 歴史と過去の呪縛にとらわれた県央&島原第5章 佐世保の独走に県北が振り回される!?第6章 多様な人の行き来で悩む!?対馬・壱岐・五島列島第7章 バラバラ状態はもう終わり!長崎県に飛躍の刻が来た!!観光県としてイメージが良い長崎県だが、県内は深刻な問題だらけ。外面はいいのに内面は相当ヤバイ長崎県の行く末を探る。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
地域のビジネス創造に向き合い、まちづくりの論理、人づくりの方法、仕事づくりの技術を総合する科学的実践。序章 住み続けられる「まち」を支える「ひと」「しごと」の創造1章 イノベーションを起こす協働のまち創りの論理2章 次世代を担う子供たちと実践するみらい創り3章 稼げるまち創りに向けた"カレッジ進化論"4章 地域のしごと創りを支える資源価値評価とその展開5章 企業の"みらい創り"に必要な戦略と評価方法日本全国で行われる「まちづくり」事業。しかし旗振り役の交代や引退、企業や大学の撤退などにより、継続的な活動は困難であること多い。産官学民のニーズが乗じる形での協働的な実践活動を継続させていくためにはどのようなリーダーシップやコーディネート力が必要なのか。それはどう実行され「まち・ひと・しごと」創りには、どのような創意工夫が必要なのか。それには自立した民間が現状認識に基づいた持続可能な社会を生み出す新たな目標を掲げつつ、ビジネス(=稼ぎ)創造に真剣に向き合うこと。そして行政が、規制緩和や地域を越えた協力関係を強化しながら、現実的で協働・協調的な事業を作り出していくこと。この両輪の活動が効果的且つ継続的に回ることが重要である。本書では「まち」創りの論理と、それに不可欠な「ひと」創りの実践活動に焦点を当て、更に交流・連携し実践される「しごと」創りの事例を行政と研究者の視点で記述。地域社会がどのように協働しながら生業を創造するための具体的な方法と、企業が組織的にCSRや「みらい創り」活動を進める上で必要な戦略とその評価方法を示した。産官学民のプロジェクト的な活動として実践的な協働作業へと発展した「遠野みらい創りカレッジ」。その活動は神奈川県南足柄市、北海道の白老町、長崎県の壱岐市、そして山梨   Honya Club.com


JPY ¥1,320
少子化でも、高齢化でも、元気な町のヒミツ。ヒント満載!福岡は「国際学会」、「アート」の創造性が起爆剤―徳島県神山町…など17本を収録。「写真甲子園」が人口増を後押し・北海道東川町―三〇年を超える「継続の力」で開花受けついだ「小さな森」から森林再生・岩手県盛岡市―すでに五〇〇人超が現場研修も修了「居場所ハウス」で世代をまたぐ・岩手県大船渡市―高齢者も若者も特技を活かして役割を発揮郷土芸能の復活を復興の力に・岩手県大船渡市―国際芸術祭から誰もが踊れるダンスまで過疎の村をつなぎ直した光回線・福島県桧枝岐村―ICTを活用して健康増進を図る若者を呼び戻す「ものづくり学校」・新潟県三条市―伝統技術と先端デザインの「化学反応」を期待路面電車とバスで「生活圏」結ぶ・富山県富山市―「誰もが暮らしたい地域」を目指し集住に助成地域FMが支える「海岸大清掃」・石川県七尾市ほか―二〇年を超え、学生たちも結集「耕作放棄地」で日本一の小松菜・埼玉県上尾市―特産品を生み、六次産業化も進める伝統の「祭」で限界集落の克服へ・愛知県東栄町―移住して参加する家族も増えた「アート」の創造性が起爆剤・福島県神山町―有志が立ち上げ、定住や開業も続く国際学会誘致で商店街を活性化・福岡県福岡市―地元も協力、道路規制の緩和で成功学区単位で「五段階」の地域活動・福岡県福岡市―自治体などと「協働」で課題に取り組む街全体を使って「芸術祭」・大分県別府市―NPO活動から大分県全域へ展開小学一年生から「プログラミング教育」・佐賀県武雄市―「考える力」を育て、地域の未来を拓く島々が共通の地域通貨で連携・長崎県壱岐市ほか―島内の工夫で、島外から消費を呼び込む「海洋深層水」で離島の自立へ・沖縄県久米島市―車エビの養殖生産量日本一から温度差発電   Honya Club.com


JPY ¥30,800
長崎県史の舞台である地名を、現在の大字にあたる近世村名を中心に、市・町・村ごとに地域順に配列し、充実した郷土の歴史が読めるように構成。項目は現在の郡・市・町・村をはじめ、古代の郡・郷、中世の庄園、近世の町・村など、古代から現在までの地名、山や川などの自然に関する地名、街道・湊津などの産業・交通の地名、歴史的建造物や遺跡など、あらゆる分野が網羅されている。もちろん生活に深く密着した寺院や神社も収めている。総論肥前国長崎市西彼杵郡東彼杵郡大村市北高来郡諌早市南高来郡島原市北松原郡佐世保市松浦市平戸市南松原郡福江市壱岐国壱岐郡対馬国上県郡下県郡文献解題・用語解説行政区画変遷・石高一覧古代の都郷、中世の荘園や浦、近世の村や宿駅、考古遺跡や城館跡、寺院神社や窯跡・鉱山跡、山川海沼など多様な項目を通じて、地域に刻まれた歴史・民俗・文化を掘り起こす。   Honya Club.com


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長崎県の考古学として、大きな期待のもてるのは、途中の海上の道は考古学的には痕跡をのこさないとしても、人びとの到着地や出発地には、他地域との交流を示す遺跡や遺物があり、それによって、海外や列島内各地域との交流・交渉のあとを明らかにすることができるであろう。それは、強烈な大陸文化の影響を直接にうけながら、なお倭人文化をはぐくんだという姿であろう。序章 島と岬と海と第1章 対馬第2章 壱岐第3章 五島列島第4章 旧北松浦郡と佐世保市第5章 大村湾東岸・諫早地峡第6章 西彼杵半島と長崎半島島原半島   Honya Club.com