自分が注目の的になっていないと楽しくない。他者とのやりとりは、不適切なほど性的に誘惑的、挑発的。浅薄で、すばやく変化する感情表出。適度に印象的だが、内容のない話し方…。知的な人間よりも、演技性を持ち合わせた人間のほうが騙す能力に長けている!?なぜ「演技性人間」が増えたのか?あなたは今日も騙されている!第1章 「演技性パーソナリティ」の時代とメディア・リテラシー第2章 騙しの心理…「演技性パーソナリティ」―「自己愛性パーソナリティ」の本質を知る(あなたも「いいね!」が気になってはいないか?「演技性パーソナリティ」が増殖している理由;「自分は特別な才能に満ち溢れているのに、周囲が馬鹿ばかりで、誰もわかってくれない」と思う病 ほか)第3章 だからあなたは、今日もテレビと新聞に騙される!(身なりのきちんとした人は「エリート」だと思い込み、風貌のおかしな人は「芸術家」だと思い込む;「大学教授」「元官僚」という肩書きを信用し過ぎてはいないか? ほか)第4章 その医療・健康情報に騙されてはいませんか?(医者は患者にどう説明するのが正しいか?;都合の悪い数字は医者も製薬会社も隠す ほか)知的な人間よりも、演技性を持ち合わせた人間のほうが騙す能力に長けている。小保方氏、佐村河内氏、野々村氏など、過剰な演技をする人が増えたのは何故か。精神科医が、演技性と思われる実例から社会の病巣を暴く。
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