JPY ¥1,650
周りを気にせず本音で生きよう!心も軽く身も軽く、笑われる勇気を道づれに自分らしく楽しく老いる知恵。介護保険から少子化問題、家族のあり方、葬式の仕方まで、樋口流指南書。第1章 高齢社会をいきいき生き抜く知恵―心も軽く身も軽く、笑われる勇気を道づれに自分らしく生きよう第2章 少子化・高齢化社会の中の幸福―生まない自由が選択でき、貧困や戦争がない社会は誇りです第3章 「家族のきずな」が頼りにならない時代―介護の主婦一極集中をやめ、家族を介護による崩壊から守ろう第4章 私の日本介護地獄列島改造論―介護を社会化し、男も参画するとき、必ず日本は変わる第5章 最後まで人生のドラマは私が主役―周りを気にせず本音で生きよう。気ままに老いを暮らそう第6章 自分らしく病み自分らしく死にたい―「命ある限り頭を上げて生きろ」それは私自身への掛け声である   Honya Club.com


JPY ¥3,960
第1部 否認された関連性(入れ子人形―国家と資本と家父長制の関係について)第2部 タブー視された経済の土台(女性労働―経済学批判の盲点;新たな強制労働への道か―ヴェネズエラの農業部門における女性労働;分割し、統治せよ―農民と主婦が資本主義世界システムの中で消滅しない理由はなにか)第3部 本物ではないオルタナティブの矛盾(プロレタリアは死んだ、主婦万歳?;主婦向け信用貸付:夢か悪夢か―「貧困層への投資」の歴史と現在;白人男性の最後のあがき―インフォーマル・セクターとオルタナティブな経済の植民地化)第4部 別の道の可能性(サブシステンス・パースペクティブとはなにか;被害者の視点―支配的な合理主義への批判と周辺部における農民/女性の具体的ユートピア)第5部 女性どうしの家父長制的な分裂(賃金は「価値」である、生命は価値ではないのか―ある「左翼」女性との論争)   Honya Club.com


JPY ¥902
非正規労働者のうち、パート主婦、専門・管理職以外の人々は、日本には約九三〇万人いる。その平均年収はわずか一八六万円で、その貧困率は高く、女性ではそれが五割に達している。いじめや不登校といった暗い子ども時代を送った人が多く、健康状態がよくないと自覚する人は四人に一人の割合である。これら「アンダークラス」に属する人びとを、若者・中年、女性、高齢者と、それぞれのケースにわけ、調査データをもとにその実態を明らかにする。今後の日本を見据えるうえで、避けては通れない現実がそこにある。序章 アンダークラスの登場第1章 新しい階級社会の誕生第2章 アンダークラスとは何か第3章 現代日本のアンダークラス第4章 絶望の国の絶望する若者たち―若年・中年アンダークラス男性の現実第5章 アンダークラスの女たち―その軌跡と現実第6章 「下流老人」が増えていく第7章 「失業者・無業者」という隣人たち第8章 アンダークラスと日本の未来終章 「下」から日本が崩れていく就業人口の15%が平均年収186万円。この階級の人々はどのように生きているのか? 若年・中年、女性、高齢者とケースにあわせ、その実態を明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥1,210
あなたの家計を無理なく見直す方法、教えます!不安のタネはこれで解消!第1章 今すぐ始める!「隠れ貧困」8大防衛術(2020年以降は「大不況」を覚悟せよ!;マイナス金利でも「お金を貯める」)第2章 お金の話―投資、貯蓄、賢い消費の仕方(ぜいたくしてないのに年々貧しくなる中流以上でも危ない家計「隠れ貧困」;「資産の棚卸し」と公的制度の利用で「どんと来い、老後!」といきましょう ほか)第3章 暮らしの話―働き方を考え、住まい、医療費について知る(経済が大変でも2カ月休暇を取るイタリア人に学ぶ豊かに暮らすコツ;専業主婦の年金総額の10倍稼げる!夫婦で働けば老後はますます安泰になります ほか)第4章 介護の話―介護の負担を減らし、介護要らずの自分になる(節約買い物術は認知症の予防にもなります!脳を鍛えながらお金も貯まり一石二鳥;介護の決め手は施設とケアマネジャー 自分の中で抱え込まないよう気をつけましょう ほか)長い人生を楽しく豊かに過ごすためにも、「お金」を上手に使いこなす技術をしっかりと身につけておこう。人気の経済ジャーナリストが、あなたの家計を無理なく見直す方法を教える。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
差異をめぐる争いは、まさにその差異によって繋がっている。すなわち、差異によって繋がっていながら、差異をめぐり争う。そうした差異をめぐる"繋がり"と"争い"を読み解いていく―。差異の繋争点―本書の狙い第1部 異なる身体をめぐる争い―病と社会運動(病者の生に宿るリズム―ハンセン病患者運動の「多面性」に分け入るために;西陣地域における賃織労働者の住民運動―労働環境と医療保障をめぐって;血友病者本人による社会と結び付く活動の生成―Young Hemophiliac Club結成を中心に)第2部 もつれあう差別と抗い―再編される性的秩序(トランスジェンダー・性同一性障害者の職場における実践と課題―労働規範と性別二元規範・異性愛規範;在日韓国人コミュニティにおけるレズビアン差別―交錯する差別/錯綜する反差別;主婦の労働実践としてのワーカーズ・コレクティブの岐路―「依存」と「包摂」のあいだで)第3部 差別の体制―言説と装置の診断(「沖縄問題」の「入り口」で―べ平連の嘉手納基地ゲート前抗議行動と渡航制限撤廃闘争;やくざ集団の形成と差別―部落民/朝鮮人という問いとの関係から;社会調査者はなにを見たか―水俣病被害の構造的理解を求めて;国家の眼としての貧困調査)思想と政治体制について―精神医学のエコノミー   Honya Club.com


JPY ¥1,936
予備知識のない人にも、社会保障の基礎から一億総活躍社会や地域包括ケアや過労自殺までひととおり理解できるように解説した入門書です。日本の特徴としては「保守主義」、「日本型福祉社会」、「世代間扶養」などに焦点を当てています。社会保障給付の概要、各種の方法、成立・変遷、福祉国家レジーム、第三の道、中道政権、相対的貧困率など基礎的概念と欧米の動向など総論のあと、日本の社会保障を説明します。まず、日本の社会保障の精神的経済的インフラを説明し、つづいて戦後の福祉国家路線、保守政権の福祉社会構想などを紹介し、年金・医療・介護ほかの社会保険、生活安定の社会福祉、生活保護制度を紹介しています。そして、日本が西欧から取り入れた「自立と社会連帯」「社会的包摂」「救済と自立の関連」などの概念、また、日本の「専業主婦の年金権」などを考察しています。さらに、第12章で、最低賃金と労災保険と過労自殺の解説を加えます。そして最後に、社会保障制度にみられる保守主義的な要素を取り出してみました。本書の構成は次のとおりです。第1章 社会保障の給付と負担第2章 社会保障の方法第3章 社会保障の変遷と方向転換第4章 福祉国家レジーム第5章 「新自由主義」と「第三の道」第6章 高失業率と中道政権第7章 社会保障と経済第8章 わが国の戦後社会保障の条件第9章 保守政権下の社会保障第10章 生活安定の保障第11章 社会保険第12章 雇用労働における今日的課題と現行制度第13章 最低生活保障第14章 社会保障制度における保守主義的要素   Honya Club.com


JPY ¥814
女性を貧困に追いやる社会構造のなかで、教育、キャリア、結婚、子育てをどう考えればいいのか?専業主婦を目指すのがもっとも賢い選択なのか?当事者が自らの境遇と客観的なデータをもとに実態をあぶり出す。娘をもつ親御さんも必読!第1章 どうして女性は高学歴でも貧困なのか―二人の高学歴女子をめぐる現状(報告1 大理奈穂子;報告2 栗田隆子 ほか)第2章 なぜ、女性の貧困は男性よりも深刻化しやすいのか?(女性の高学歴ワーキングプアは、大学院重点化とは無関係だった;博士問題において、女性研究者は常に見えない存在だった ほか)第3章 女子の高学歴化は、彼女たちと社会に何をもたらしたのか?(女子は教育で幸せになれるのだろうか?;明治に始まった「女子に教育を!」という視点―人権回復への道? ほか)第4章 女は女というだけで貧乏になるのだ(絶望の話;母の話 ほか)第5章 「アート系高学歴女子」のなれの果てとして、半年を顧みる(私は「高学歴ワーキングプア」なのか;父の娘、芸術を志す ほか)女は女というだけで貧乏になる。「高学歴ワーキングプア」問題が注目される以前から存在していた、女性博士の就職難にスポットをあてた書。当事者が自らの境遇と客観的なデータをもとに実態をあぶり出す。   Honya Club.com


JPY ¥509
税込み500円で購入できる、主婦のお財布に優しいレディースコミック。特集内容は定番の貧困&ドケチを特集。作家陣は、小野拓実、まるいぴよこ、庭りかなどベテラン作家が集結。優しい夫とかわいい子供に恵まれ、マイホームで幸せに暮らす主婦。ところが夫のリストラを機に生活が一変。主婦売春にまで手を出すことになってしまい…!? そのほか、節約を履き違えた銭ゲバ主婦の暴走など、痛快な読者投稿が満載。お手軽に余暇にエンタメを楽しみたい女性にぴったりの1冊に仕上がりました。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
日本社会はいかにして、現在のようなかたちになったのか―格差拡大は1980年代に始まり現在も続いている巨大なトレンドであることを実証的に示し、根拠なき格差論議に終止符を打った現代社会論の基本文献。東日本大震災後、もはや避けては通れない「地域間格差」の戦後史、さらには「若者の貧困」「主婦の変質」をめぐる章を追加した大増補版。舞台装置は階級構造―「フィガロの結婚」と「天国と地獄」をめぐって格差をどうとらえるか格差縮小から格差拡大へ―戦後日本のメガトレンド貧しさからの出発―敗戦から一九五〇年まで「もはや戦後ではない」―一九五〇年代青春時代の格差社会―一九六〇年代「一億総中流」のなかの格差―一九七〇年代格差拡大の始まり―一九八〇年代日本社会の再編成―一九九〇年代新しい階級社会の形成―二〇〇〇年代地域間格差の戦後史戦後史のなかの若者の貧困戦後史のなかの主婦―特権から清貧へ格差社会論の決定版。様々なデータを駆使し、各年代を象徴する出来事を交えつつ、敗戦直後からの格差と階級構造の歴史的変遷を描く。地域間格差、若者の貧困、主婦の変質をめぐる章を増補。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
「年越し派遣村」は非正規労働とワーキングプアとが背中合わせにあることを明らかにした。同じ深刻な「貧困問題」を抱える韓国などとの比較を通じて、多様な労働者を包み込む社会制度の確立のための道を、豊富なデータと取材から探究する。第1章 「年越し派遣村」から見えたもの―社会的連帯は可能か第2章 プレカリアートの増大―非正規労働者の日韓比較第3章 日本における主婦パートの誕生とその変遷第4章 子供の貧困からみえてくるもの―貧困の次世代への連鎖を断ち切れるか第5章 壁を壊せるか第6章 社会的連帯は可能か第7章 だれもひとりでは生きられない―韓国社会の非正規問題へのアプローチ第8章 希望の経済学終章 多様性を包み込み活かす社会へ日本社会に内在する「貧困問題」の本質とは。同じ深刻な「貧困問題」を抱える韓国などとの比較を通じて、多様な労働者を包み込む社会制度の確立のための道を、豊富なデータと取材から探究する。   Honya Club.com


JPY ¥4,730
山添武治は自由民権運動を担い、『新潟毎日新聞』を創業した。山添柱は家族を支えながら自らの生き方を模索し、五人の子どもたちも自由・自立の道へ。一民権家と家族の行動と思想。「怪傑」にして「創業の人」、その生涯と家族の物語。第1部 山添武治の近代(青年民権家から新聞創業者へ;近世後期の西蒲原郡と山添家;青年民権運動の胎動(明治一〇年代);青年民権運動の高揚(明治二〇年代前期);山際七司と選挙・国権論;国家と人材育成(明治二〇年代中期);庄内に学ぶ(明治二〇年代後期);政党政治と新聞(明治三〇年代);『新潟毎日新聞』の創刊(明治四〇年代初期);山添武治の最期)第2部 山添武治家の近現代(妻柱 キリスト教受洗;長男武 貧困と民主主義;長女孝 乗鞍の生活と主婦;二男直 共産主義と社会変革;三男三郎 科学的合理精神と社会への眼差し;二女正 自立への道)山添武治は、自由民権運動を担い、『新潟毎日新聞』創業した。山添柱は家族を支えながら自らの生き方を模索し、五人の子どもたちも自由・自立の道へ。明治から昭和に至る、一民権家と家族の行動と思想。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
震災の被害は平等には訪れない。格差が一層深まっている今日、もし大都市を大地震が襲ったら? 「阪神・淡路大震災の死者」がなぜ生まれたのかを検証することで、社会の格差や貧困が、震災とどうつながっているのかを探る。〈いのうえせつこ〉1939年生まれ。フリーライター。女性の視点で様々な社会問題を取材、執筆・講演活動を行う。著書に「海と緑と女たち」「主婦を魅する新宗教」「結婚が変わる」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
母が娘を喰い、兄が弟妹を喰べる…。飢餓地獄は、あまりにも凄惨な悲劇をもたらした!元人民軍特殊部隊中尉が初めて明かす北朝鮮民衆の赤裸々な実像。第1部 私は「地上の地獄」を見た(輝かしい未来が絶望に変わった;人喰い事件が多発する北朝鮮の悲劇)第2部 決死の脱北行(いくたびも死線を超えて;繰り返し脱北者を襲う悲劇)犯罪者になる以外に生きのびる道はすでになく、ごく普通の主婦までが自らの娘を食べて処刑される。日本人の想像を遙かに越えた北朝鮮の飢餓と貧困の実態を、生々しく伝える衝撃の報告書。   Honya Club.com


JPY ¥4,730
バングラデシュの首都ダッカ。スラムに住むカデジャは子どもの世話をしながら、裁縫の内職で収入を得ている。彼女は、近所の主婦ふたりから大事なお金を預かる"マネーガード"でもある。インド南部ヴィジャヤワーダ。ジョティの生業は、毎日スラムをまわって、顧客の主婦から少額の預金を集めること。商売道具はマス目の書かれた手作りの通帳だ。220日分が埋まったとき、彼女はそのうちの20日分を顧客から手数料として徴収する。これが、盗まれるかもしれない、夫に使われてしまうかもしれないお金を守り、子どもを学校に通わせてあげるための唯一の方法なのだ。最貧国の家計は、収入の「少額」「不定期」「予測不可能」という三重の困難に取り巻かれている。本書は"ファイナンシャル・ダイアリー"という聴き取り調査を分厚く積み重ねた研究の成果であり、貧しい人々が編み出した創意工夫の数々をルポルタージュとも言える筆致で描きながら、マイクロファイナンスやインフォーマル金融の実態を分析する。さらに、「信頼性」「利便性」「柔軟性」「構造」という原則を提示して、貧困からの離陸のために金融になにができるのか、新たな道筋を示している。第1章 貧困者のポートフォリオ第2章 骨の折れる日々第3章 リスクに対処する第4章 こつこつと積み上げる―まとまった資金を作る方法第5章 お金の値段第6章 マイクロファイナンス再考―グラミン2ダイアリー第7章 よりよいポートフォリオへ付録1 ポートフォリオの裏話付録2 ポートフォリオ抜粋バングラデシュの首都ダッカ。スラムに住むカデジャは子どもの世話をしながら、裁縫の内職で収入を得ている。彼女は、近所の主婦ふたりから大事なお金を預かる〈マネーガード〉でもある。インド南部ヴィジャヤワーダ。ジョティの生業は、毎日ス   Honya Club.com


JPY ¥9,680
経済成長が継続した社会で労働者階級はなぜ不満を持ち、如何なる生活状態にあったか。現代の絢爛たる貧困の源流を19世紀末英国の「豊かさの中の貧困」に探る労作!序論 生活水準と不満第1章 19世紀英国労働者をめぐる論争(生活水準論争;労働貴族論争)第2章 国民所得分配構造(英国人の二分法的社会観;国民所得の分配)第3章 労働者階級の要求する生活水準の一形態と充足度(ファミリ・ウェイジの観念の成立;主婦労働)   Honya Club.com


JPY ¥902
日刊SPA!で公開されるや否や、ネットで大論争を巻き起こした「年収100万円」シリーズが遂に書籍化!東京で絶望しながらも生き続ける当事者たちの心の叫びを新進気鋭のジャーナリストの分析とともに描いたノンフィクション!第1章 「見えざる貧困」ワーキングプア(窓のない密室で、息を潜めて暮らす「トランクルーム難民」;悪臭漂う、難民ご用達の「超激安ネットカフェ」;後遺症と毒親の呪縛に苦しむ「ゴミ屋敷に暮らす生活保護受給者」;母の遺骨を抱えながら「軽自動車に住む男」)第2章 「貧困層に落ちる」元サラリーマンたち(田舎暮らしが失敗の発端になった「転職漂流者」;うつ発症で一気に転落「中年マクドナルド難民」;地方営業所を転々……着地点が見えぬ「社内漂流者」;脱派遣で就いた介護職も「外国人労働者の受け入れでクビ」)第3章 不法行為に手を染める「暴走中年」たち(孤独と不安が怒りのトリガーに「暴走あおり運転者」;犯罪行為とはわかっていても…「空き家"不法侵入"生活」;親の資産を食いつぶす「引きこもり中年」;マスク転売するしかなかった…「新型コロナで失職した男」)第4章 搾取され続ける「貧困女性たちの絶望」(旦那が45歳でリストラ「元専業主婦の悲哀」;一回3000円でウリ行為「稼げない五十路風俗嬢」;女のタイムリミットに怯える「婚活難民女子」;歌舞伎町から出ず放浪「貧困娘の一日」)第5章 自己責任国家に生まれて発売即重版! 貧困問題に鋭く切り込み、ネットで大論争を巻き起こした週刊SPA!「年収100万円」シリーズがついに書籍化。 トランクルームに住む「ワーキングプア」、劣悪環境で暮らす「ネットカフェ難民」、母の遺骨と暮らす「車中泊者」、田舎暮らしで失敗した「転職漂流者」、マスク転売をする「新型コロナで失職し   Honya Club.com


JPY ¥1,540
学費のため風俗に走る女子大生、貧困地域で蔓延する主婦の売春、低賃金で部品のように働かされる介護現場。「貧困」は社会のいちばん弱い部分を直撃する。バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。終身雇用、労働組合のあり方、すべてが時代遅れとされ、ネオリベ(新自由主義)と自己責任論が社会を席巻した。そこで犠牲になったのは、主に女性たちと若者。そして、いま中年男性が狙われている。国が決めたマクロな政策はときに末端の人々を壮絶な現実に陥れる。あらゆる場所の民営化、効率化、非正規雇用化は、必然なのか?社会も個人もネオリベ化は避けられないのだろうか?衰退途上国・日本の現状を徹底討論したノンフィクションライターと政治学者による平成30年史。そして未来は?プロローグ 新自由主義とは1 コロナ禍が浮き彫りにした見たくなかった現実(閑散とした歌舞伎町;コロナ禍で見えてきたもの ほか)2 コロナがなければ、中年男性が死ぬはずだった(負担を押し付けられた平成の女性たち;政治がつくりだす貧困 ほか)3 どうして団塊の世代だけが恵まれるのか(AV業界もネオリベの嵐;団塊の世代モデルの福祉政策 ほか)4 分断をこえて、ポストコロナを生きる(平成に流れた壮絶な血;ヤクザと風俗を抹殺したいのか? ほか)学費のため風俗に走る女子大生、貧困地域で蔓延する主婦の売春、低賃金で部品のように働かされる介護現場。−−「貧困」は社会のいちばん弱い部分を直撃する。バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。終身雇用、労働組合のあり方、すべてが時代遅れとされ、ネオリベ(新自由主義)と自己責任論が社会を席捲した。そこで犠牲になったのは、主に女性たちと若者。そして、いま中年男性が狙われている。国が決めたマクロな政策はときに末端の人々を壮絶   Honya Club.com


JPY ¥1,100
FOR READERS 「子どもの貧困」とは「親の貧困」―児童虐待の背景を考える1 貧困を見ていく、現状を聞いていく(児童相談所から見える子どもの虐待の実像;母子家庭の貧困 その根底にある母親の労働条件を考える;「貧困専業主婦」という新たな格差;首都圏若者サポートネットワークが目指すもの;生活クラブ風の村の社会的養護の取り組みから一人ひとりに寄り添い、健やかな成長を支える;子どもたちに必要なのは安心できる環境、穏やかな暮らし;施設を出た子どもたちの自立を支えて;「特別養子縁組」で子どもと養親をつなぐ)2 子ども+親+若者を支えるために(若者への自立保障は崩壊する地域社会を再建させる;親の虐待を止めるための回復プログラム;子どもを守るために対決を避けてはいけない;虐待を受けて育った若者の言葉「誰も気づいてくれなかった」)連載子どもの貧困は母親の貧困子どもの貧困への社会的取り組み利が広がっているが一向に改善されない。子どもの貧困は親の貧困が原因。子どもと大人、とりわけ母親が幸せに生活できる社会のあり方を考える。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
社会や政治をジェンダーの視点で学ぼう性役割とは―歴史と現状戦後復興から高度経済成長―主婦の大量出現の背景リブからフェミニズムへ―性差別の根源を探る実践と理論女性と労働―男女雇用機会均等法制定までとその後教育とジェンダー―性差別は隠れたところから地球環境とジェンダー―人口問題と貧困メディアとジェンダー―情報の海の中の性差別女性への暴力―ドメスティック・バイオレンスとデートDVリプロダクティブ・ヘルス/ライツ―産む権利の保障と少子化対策:世界の女性の政治参加―女性参政権・権利獲得運動女性はの差別解消と助成の政治進出―女性政策へのまなざし私たちの暮らしと政治―政治への参加を   Honya Club.com


JPY ¥1,320
憧れだったはずなのに…。この新たな格差はなぜ生まれたのか?「100グラム58円の豚肉をまとめ買いするために自転車で30分走る」「月100円の幼稚園のPTA会費をしぶる」「友だちから家庭菜園の野菜をもらう」―勝ち組の象徴とも思われていた専業主婦の8人に1人が貧困に直面している。なぜ彼女らは、自ら働かない道を選択しているのか?克明な調査をもとに研究者が分析した衝撃のレポート。第1章 ルーツ第2章 行き詰り第3章 貧困第4章 格差第5章 ズレ第6章 幸せ第7章 理由第8章 罠第9章 第三の道憧れだったはずなのに……。この新たな格差はなぜ生まれたのか? 「100グラム58円の豚肉をまとめ買いするために自転車で30分をかける」「月100円の幼稚園のPTA会費を渋る」――勝ち組の象徴とも思われていた専業主婦の8人に1人が貧困に直面している。なぜ彼女らは、自ら働かない道を選択しているのか? 克明な調査をもとに研究者が分析した衝撃のレポート。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
序章 人間性の危機としての社会問題(飯田哲也)第1章 現代の貧困と生活不安(浜岡政好)第2章 現代の愛と性(油井清光)第3章 日常性の病理―現代の犯罪と社会病理(中村正)第4章 現代の不安と救い(竹内真澄)第5章 人格形成の歪み―子ども問題(高原正興)第6章 現代の青年問題(荒岡作之)第7章 現代の家族と主婦(中川順子)第8章 熟年の苦悩(長沢孝司)第9章 地域社会の解体と再生(河野健男)第10章 差別意識の解消とその現実的諸条件―部落問題をめぐる自立と連帯(石倉康次)第11章 労働組合運動の危機と再生(奥村義雄)終章 社会問題の克服をめざして(真田是)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
格差社会の深化とともに、貧困層が拡大している。しかし、銀行から借りることができない経済的不安定者は、高利のサラ金を頼らざるをえない。多重債務者の多くは、五〇万円以下の借金からスタートしている。彼らはなぜ生まれるのか。どうすれば助かるのか。そして多重債務者を生まない社会とは?日々、現場で奔走する人びとを追ったドキュメント。第1章 あなたも借金をしています(普通の主婦が陥った借金地獄;身近にいる多重債務者;莫大な利益を出すサラ金業者)第2章 画期的法案は通ったけれど(宇都宮弁護士、走る;金利を下げたら消費者が困る?;グレーゾーンをめぐる攻防)第3章 カリスマ公務員、登場(奄美大島は多重債務者の"駆け込み寺";カリスマ公務員たち―相談窓口は全国に広がるのか)第4章 わらっているのは誰か(借金地獄社会・韓国からの警告;サラ金報道"冬の時代")第5章 闘いは続く(ATM利用料をめぐって;グローバル化の流れのなかで;全国一斉多重債務者相談ウィーク)   Honya Club.com


JPY ¥902
年金制度は「夫婦」「持ち家」が前提で設計されている。空き家売却には3000万円の特別控除を利用しよう。政府が勧める「繰り下げ受給」の落とし穴。賃貸生活者は地方に数百万の中古マンションを買おう。賢いダウンサイジングで「2000万円問題」もクリアできる。専業主婦の熟年離婚は貧困へまっしぐら…元国税調査官が「下流老人」にならないための裏ワザを伝授。第1章 高齢単身者の超厳しい現実第2章 とにかく所得と年金を増やせ!第3章 単身者こそ相続対策を怠るな第4章 終の棲家をどうしますか?第5章 賢いダウンサイジングで生活防衛第6章 生活保護は恥ずかしいことではない高齢単身者の老後は夫婦世帯より厳しい! 生涯未婚率は年々上がり続け、2015年の国勢調査ではおおよそ男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯結婚することなく人生を終わる計算だ。2020年度の同調査ではさらに上回ることが確実視されている。所得減や非正規雇用といった経済的要因が主な原因とされているが、「おひとりさま」となるのは彼ら彼女らだけではない。離別、死別などで独身者になる人たちも含まれる。 つまり、夫婦同時に死ぬことがない限り、子どもがいない場合、いても同居していない場合は誰もが高齢単身者となるのだ。 しかし、日本の年金制度は夫婦単位で設計されており、しかも持ち家が前提だ。さらに2019年に物議を醸した「老後2000万円不足問題」では、老後重要となってくる介護費やリフォーム代といった項目がすっぽりと抜け落ちている。つまり、ぼんやりしていたら2000万円では足りないというわけだ。高齢単身者は恵まれた一部を除き、困窮する運命にある。実際、生活保護受給者の過半数が65歳以上の高齢世帯で、そのうちの9割以上が高齢単身者なのだ。 元国税調査官が悲惨な老後にならないた   Honya Club.com


JPY ¥2,750
なぜ女性の下層化と格差の再生産が進むのか。失業、無業、虐待、家庭内暴力、離婚…かつてはセイフティネットであった家庭が、若年女性を窮地に追い込んでいる現実。見えにくい「女性の貧困」問題を可視化しつつ、社会的支援策を検討する。課題の設定―労働と家庭からの排除と貧困第1部 労働と家庭からの排除の現状と課題(女性労働の家族依存モデルの限界;見えにくい女性の貧困―非正規問題とジェンダー;ままならない女性・身体―働くのが怖い、産むのが怖い、その内面へ)第2部 貧困・下層化する女性(女性ホームレスの問題から―女性の貧困問題の構造;折り重なる困難から―若年女性のホームレス化と貧困)第3部 支援の現場から(「よりそいホットライン」の活動を通じて―若年女性の「下層化」と性暴力被害;生活困窮状態の一〇代女性の現状と必要な包括支援―パーソナルサポートの現場から;横浜市男女共同参画センターの"ガールズ"支援―生きづらさ、そして希望をわかちあう「場づくり」)労働市場と家庭からこぼれた若年女性が貧困に陥るケースが増えている。ジェンダー問題と関連させ女性の下層化を防ぐ方途を検討する。従来、性別役割分業という社会通念が、主婦パートに代表される低賃金の非正規雇用の労働条件を規定してきた。近年は若年層で非正規雇用が急増し、ひとたび労働と家庭から排除されると、一気に貧困に陥ってしまう実態がある。本書は、見えにくい女性の貧困問題を可視化し、女性たちを支援する現場の報告も交えつつ社会的支援策を検討する。   Honya Club.com


JPY ¥1,144
家事は労働なのか、それとも生活なのか。合理化、普遍化を求めた家事の近代化=「改善」の夢は、急速に規格化・商品化が進んだ社会の軌跡と重なる。家政学者や建築家、政治家たちの言動を読み解き、国家、性差、貧富やさまざまな「権力」と家庭という空間がいかに関わっているかを明らかにした、今なお斬新な社会史であり精神誌である。キッチンのない住宅天使たちの機械住宅貧困な都市生活者に規格化された料理を国家につながる家政学―明治の日本家政学商品世界に発見された家事家事はロボットにおまかせ主婦の労働機械―トイツの家事合理化家事の改善をめざして―両大戦間の日本の家事家庭という戦場―戦時下の家事量産戸建て住宅と生活モデルの喪失ミクロポリティックスとしての家事未完の家政学プロジェクト急速に規格化・商品化が進む近代社会の軌跡と重なる「家事労働からの解放」の夢。家庭という空間と国家、性差などとの関わりを読む。   Honya Club.com


JPY ¥509
税込み500円で購入できる、主婦のお財布に優しいレディースコミック。特集内容「貧困主婦のブラックな生活」です。作家陣は、小野拓実、まるいぴよこ、庭りかなどベテラン作家が集結。家計を助けるために夫に内緒で熟女風俗で働く女や、借金返済のためにパートを3つも掛け持ちする主婦など、他人の不幸として楽しめるので強い関心をひくことができます。お手軽に余暇にエンタメを楽しみたい女性にぴったりの1冊です。   Honya Club.com


JPY ¥4,950
第1部 市場と家族(市場と世帯経済―産業革命期イギリスにおける家族の経験;福祉国家の変容と家族政策―公私二分法とジェンダー平等;第二世代の両立支援と労働法―スウェーデン法を参考に)第2部 福祉レジームと家族政策(アメリカの福祉改革―福祉退出者研究の教訓と洞察;イギリスの成年後見法にみる福祉社会の構想―判断能力の不十分な成年者をとりまく家族、社会、国家;フランスの家族手当と家族政策の歴史的転換―「主婦手当」問題を中心として;ドイツ社会国家と家族政策;ひとり親家族の子育てと福祉援助―貧困家族におけるジェンダーと家族主義からの考察)第3部 家族と女性の歴史分析(近代日本の企業福祉と労働者家族;イギリスにおける女性労働と古典派経済学―ガヴァネス問題から男女同一賃金論まで;雑誌『青鞜』における「堕胎論争」の一考察―妊娠した原田皐月・伊藤野枝・平塚らいてうにとっての母になること)1980年代以降の福祉国家の縮減過程とグローバリゼーションのもとで家族政策が主流となっていくコンテクストを明らかにする。福祉国家の今後の方向性に対して社会政策としての家族政策がもつ含意を検証する書。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
人類が家事労働から解放される日。フーリエらのユートピア思想に示された、家事空間の共有化や協同家事のイメージは、やがて"キッチンのない住宅""生活装置としての機械住宅""家事ロボット"などとさまざまに形をかえ、人類を家事労働から解放する夢をそだててきた。家事は"労働"なのか、それとも"生活"なのか。急速に家事の商品化が進みつつある現代を、まったく新しい角度から読み解いた"マイホームの未来学"。キッチンのない住宅天使たちの機械住宅貧困な都市生活者に規格化された料理を国家につながる家政学―明治の日本家政学商品世界に発見された家事家事はロボットにおまかせ主婦の労働機械―ドイツの家事合理化家事の改善をめざして―両大戦間の日本の家事家庭という戦場―戦時下の家事量産戸建て住宅と生活モデルの喪失〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,760
著名な哲学者の考え方をざっくり知りたい、悩みを解決して元気になりたい、こんがらがった思考をスッキリさせたい、そんなあなたのためにあの哲学者が授業します。「生きることと死ぬこと」について ハイデガー先生の授業―「どうせ死ぬのになんで生きるの?」「夢」について ヘーゲル先生の授業―「夢や理想を追いかけるのに疲れました」「理性と欲望」について カント先生の授業―「性欲がヤバいくらいあるんだけど病気?」「悩み」について メルロ=ポンティ先生の授業―「何に対してもやる気が起きない…悩みだらけ」「自分と他人」について レヴィナス先生の授業―「自分って何だろう?他人の目が気になる…」「仕事」について アーレント先生の授業―「好きな仕事がみつからないときはどうすればいいの?」「正義」について ロールズ先生の授業―「法律が正しいって誰が決めたの?アメリカは正しいの?」「恋愛」について プラトン先生の授業―「恋愛できない…どうしても結婚しないとダメ?」「幸せ」について アラン先生の授業―「幸せな人を見ると腹が立つ!いつも僕だけ不幸なんですけど」「権力」について フーコー先生の授業―「先生も警察もマスコミも、権力ってほんとムカつく!」「経済と貧困」について マルクス先生の授業―「お金儲けは悪いこと?」「自由」について サルトル先生の授業―「自由になりたいのに、自由にしろと言われると困る」「人生」について ニーチェ先生の授業―「いったい人生って何なんだろう?」「哲学」について 小川先生の授業 あとがきにかえて―「哲学にたどりつけばもう大丈夫なのか?」プラトン、マルクス、ニーチェなど、歴史上の著名な哲学者が、悩める高校生やサラリーマン、主婦たちに対して授業を展開。知識ゼロから哲学のことがやさしくわかり   Honya Club.com


JPY ¥1,320
周燕飛/貧困専業主婦 新潮選書    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,466
フルタイムで働いても、貧困から抜け出せない!『希望格差社会』『「婚活」時代』の著者が、「新貧困」への具体的な処方箋を提言。第1部 ここがおかしい社会保障(生活保護給付より低い最低賃金額―最低賃金の意味変化;壮年・親同居未婚者の今後―親による社会保障の限界;高学歴ワーキングプア―勉強が報われないという現実;年金保険料を払う専業主婦―年金負担の不公平;遺族年金を利用して一生楽に暮らす方法―遺族年金の矛盾;孫の年金保険料を払う年金受給者―国民年金の矛盾;高齢者の生活保障―拡大する高齢者の生活格差;雲の上の少子化対策―夫婦とも正社員前提の育児休業;十八歳で追い出される児童養護施設―若者の社会保障がない国)第2部 社会保障制度の構造改革(ワーキングプア出現の意味―社会保障・福祉制度の前提の崩壊;ワーキングプア増大の原因と意味;ライフコースの不確実化;社会保障・福祉制度の構造転換を目指して)   Honya Club.com


JPY ¥693
『ゴミ屋敷』も収録、愛と金と欲望の過激作 おっぱいパブで働く子連れ女性をリアルに描く連作ストーリー。第二子を妊娠中のシングルマザー「はるか」編、夫からモラハラ・DVを受ける専業主婦「葉子」編、のほか超人気、偽装キラキラSNS女子の転落を描く「ゴミ屋敷とトイプードルと私」を収録。▼「はるか」編男好きするランジェリーを身にまとい、揉まれ、しゃぶられ…。お腹の子の出産費用を必至に稼ぐ中、留守番中の息子がボヤ騒ぎを起こしてしまう。貯金は消え、毒親には拒絶され、大きくなったお腹では店にも出られない…。途方に暮れるはるかが決意したのは、妊婦AV出演だった…!? ▼「葉子」編35歳、専業主婦。完璧主義で潔癖症な夫に隠れておっパブ嬢になる葉子。繰り返されるDVから娘と逃げるための仕事で、最悪のトラブルが起きてしまう…。追い詰められ、自暴自棄になる葉子だったが、偶然夫の隠れた性癖を知り…?▼「ゴミ屋敷とトイプードルと私」いつもみぃんなに憧れられる存在でいたい…! ブランドバッグにエステに素敵なレストラン、キラキラした私の毎日、今日もSNSで発信しなきゃ! 借金が400万あっても、部屋がゴミ屋敷でも、ペットが死にかけでも、34才で彼氏がいなくても、輝いていられるはず…。ねぇ、もっと、もっと私をカワイイって言って! 【編集担当からのおすすめ情報】 WEBマガジン「ワケあり女子白書」から初のコミックス化です。キャラクターの生々しさ、怒濤の展開に圧倒される、熱量を感じる内容となっています。貧困や性風俗産業といった過激な題材を扱っていますが、毒親問題、母子の愛について真摯に向き合う、読み応えのある作品です! ぜひご一読下さい。   Honya Club.com


JPY ¥924
二〇一六年春、東京で「ひきこもり女子会」が開かれた。訪れたのは、「介護離職を機に家から出られなくなってしまった」「男性のいる場に行くのが怖い」という、ひきこもりの女性たちだ。「主婦」や「家事手伝い」に分類されてきた、「見えないひきこもり」が可視化された瞬間だった。ひきこもりには女性も性的少数者もいるし、困窮する人も、本当は働きたい人もいる。そして、それぞれの生きづらさを抱えている。ひきこもり当事者の著者が、「ひきこもり1686人調査」と自身の体験をもとに、ひきこもりの真実を伝える。第1章 ひきこもり1686人調査(「ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019」;ひきこもりは外出しない? ほか)第2章 ひきこもり女子会(女性のひきこもり;ある日のひきこもり女子会 ほか)第3章 画一的な支援の課題(調査から浮き彫りになった支援の課題;これまでのひきこもり支援 ほか)第4章 私はなぜ/どのようにひきこもったのか(「不登校」のない時代に;人とつながる ほか)第5章 家族にどうしてほしいのか(家族とのかかわり;親にしてほしいこと ほか)「家族と同居する中年男性」ばかりじゃない! 8050問題の陰に隠れた、女性や性的少数者、困窮の実態に迫る。そして、家族や支援者に伝えたい本音とは――。二〇一六年春、東京で「ひきこもり女子会」が開かれた。訪れたのは、「介護離職を機に家から出られなくなってしまった」「男性のいる場に行くのが怖い」という、ひきこもりの女性たちだ。これまで「主婦」や「家事手伝い」に分類されてきた、「見えないひきこもり」が可視化された瞬間だった。ひきこもりには女性も性的少数者もいるし、貧困に苦しむ人も、本当は働きたい人もいる。そして、それぞれに生きづらさを抱えている。ひきこもり女   Honya Club.com


JPY ¥3,300
敗戦前後における生活意識の変容日本型生活構造の急変と女性女子労働者の平等要求の発展出産をめぐる意識変化と女性の権利母子世帯の貧困女子教育の位置―ひとつの定点観測ビジュアル・イメージとしての女―戦後女性雑誌が見せる性役割生活の現代的特徴と主婦役割地球世界に向かって歩きはじめた女たち―国際交流・相互理解の新しい担い手   Honya Club.com