JPY ¥3,410
下河辺長流編『続歌林良材集』の「由緒ある歌」の諸相(下照姫のこと;玉依姫のこと;衣通姫のこと;真間の手古奈がこと ほか)契沖編『続後歌林良材集』の「由緒ある歌」の諸相(太子を東宮と云ふこと;親王を竹苑と云ふこと;城南離宮のこと;星をいただくと云ふこと ほか)「由緒ある歌」の概括(下河辺長流編『続歌林良材集』の場合;契沖編『続後歌林良材集』の場合)古典和歌の世界および文学空間を構築するための「歌」を丹念に考察する第4弾。一条兼良の歌論書を扱った前作に続き、下河辺長流と契沖の「由緒ある歌」から歌題の故実や伝承をつぶさに読み解く。   Honya Club.com


JPY ¥628
茶花の心得帖 四月の花あれこれ季節の花を入れる(白花延齢草 黒文字;雪餅草 雲龍柳;雪餅草 花蘇芳;さかさ富士 花筏 ほか)茶会記に見る花、花入―遠州の花野の花を求めて(衣通姫 紺蝋梅;白雲木 羊歯の新芽;白山吹 木通の花;華鬘草 ほか)無法庵 昔語り花紀行―サクラソウ科の花寄稿・花に寄せて(埼玉県) 桜の季節に師を思う裏千家茶道を習う人を対象にしたテキスト。茶花の心得帖、季節の花を入れる、茶会記に見る花、花入、野の花を求めて、花紀行、寄稿・花に寄せてなど、茶花についてビジュアルに紹介。内容充実のコンパクトな1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
天才作家・三島の絢爛たる芸術世界を、様々な視点から解析。三島由紀夫、「絶対」の探求としての言葉と自刃(富岡幸一郎)畏友を偲んで(高橋昌也)『鹿鳴館』の時代―明治の欧化政策と女性たち(久保田裕子)文学を否定する文学者―三島由紀夫小論(中野新治)近代の終焉を演じるファルス―三島由紀夫『天人五衰』(『豊饒の海』第四巻)を読む(北川透)三島由紀夫『軽王子と衣通姫』について―西洋文学と『春雨物語』の影響(倉本昭)冷感症の時代―三島由紀夫『音楽』と「婦人公論」(加藤邦彦)三島由紀夫とは誰か―その尽きざる問いをめぐって(佐藤泰正)2010年に没後40周を迎えた三島由紀夫。小説をはじめ、戯曲、詩、交友関係などから8名の論者が三島作品を証言・追究する。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
本書は、資生堂の美容誌「美容研究」「ビューティーリポート」に、十数年にわたって連載したエッセイに加筆訂正したもので、主として、女性の内面的な美しさを、日本の古典のなかから拾って論評をくわえることを目的としている。心の装い(恥じらいの風情;〈つつしみ〉の風情;涙の美しさ;真情の美しさ;女性の心意気;玉磨かざれば;愛すべき嫉妬の図;美しい恋愛描写 ほか)〈かたち〉の装い(江戸時代の美人像;江戸爛熟期の化粧;女形の美しさ;脚線美について;くちびる・くち紅;白の美しさ;化粧品あれこれ ほか)四季の女性美江戸時代のはたらく女性美(針妙・お針;乳母;女髪結い;水茶屋の女;麦湯店の女;女性の曲芸など ほか)女性美あふれる女人たち(佐用姫;衣通姫;小野小町;執念の蛇形・清姫;祇王・祇女・仏御前;小督の局;顔世御前;巴御前)   Honya Club.com


JPY ¥7,700
Eternal Scene Collection 月組宝塚バウホール公演 バウ・ロマン 『月雲の皇子』 −衣通姫伝説より−   Honya Club.com


JPY ¥4,180
古代から中近世に至る伝承の「をとこ」と「をとめ」を対象とし、文芸研究と民俗学的方法を交差させ、文芸の享受史を探る。序章 伝承の「をとこ」と「をとめ」1 幼童論(ヒルコ伝承論;童子論―ヤマトタケル・スサノヲ・桃太郎)2 親子論(聖母の源流と生成―神功皇后と応神天皇;親子の絆―景清と人丸姫)3 歌人論(伝承の人麻呂;衣通姫の流―小町遊女伝承;歌舞の菩薩―伝承の和泉式部)4 筑紫をとめ論(伝承の「筑紫をとめ」―松浦佐用姫1;蛇に魅入られた「をとめ」―松浦佐用姫2;「筑紫をとめ」の末裔―檜垣の嫗)終章 風流な「をとこ」と「をとめ」   Honya Club.com


JPY ¥3,300
平成28年12月、住吉大社において玉津島神社協賛のもと、シンポジウム「歌神と古今伝受」が開催された。これを契機にして、歌神と歌道について種々の視点からの論考を集めたのが本書である。内容は、歌神に対する信仰と歌道(和歌両神・和歌三神・古今伝受・奉納和歌)、歌神と地域との関り(紀州の青石・中世都市堺・蟻通神社)、猪苗代家の古今伝受など多岐にわたる。歌神の加護のもとに継承された歌道についての、新たな視点による学際的研究成果である。歌神(住吉神が「歌神」になる時;衣通姫と玉津島神社―歌神伝承の形成と津守氏;住吉玉津島社と紀州青石 付 荘厳浄土寺蔵『宝暦二年住吉玉津島社奉納和歌』(翻刻);和歌三神柿本人麿と「柿本神社(島根県益田市)」;江戸時代前期における歌人たちの人麻呂意識―和歌三神奉納和歌からの考察)歌神の周辺(住之江から和歌浦へ―歌神と古今伝受の土壌;海神から歌神へ―住吉・堺・和歌の浦;衣通姫・茅淳宮伝承の形成―伝承・地誌・歌神;能「蟻通」と穴通し―「目に見えぬ鬼神」(『古今和歌集』序)をめぐって)奉納和歌(古今伝受から御所伝受へ―歌神と古今伝受後奉納和歌;三藐院近衛信尹詠「住吉法楽一夜百首」のこと;後桜町天皇御製「御法薬五十首和歌」(住吉大社蔵)をめぐって)古今伝受(「堺伝授」のふるさと「堺」をめぐって;近世歌学書のなかの「古今伝受」;猪苗代家の古今伝授―京都府立山城郷土資料館寄託資料を中心に;翻刻・京都府立山城郷土資料館辻井家寄託猪苗代家古今伝授関係資料)歌神と歌道についての学際的研究の成果。歌神に対する信仰と歌道(和歌両神・和歌三神・古今伝受・奉納和歌)、歌神と地域との関り(紀州の青石・中世都市堺・蟻通神社)、猪苗代家の古今伝受等、多岐にわたる分野の論考を収録。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
『日本書紀』の編纂から千三百年。書紀が伝える女性たちを通じて、母系制から父系制へ、ヒメ・ヒコ制から男系の天皇制へと移っていく時代の姿を明らかにする。吾平津媛媛蹈鞴五十鈴媛倭迹迹日百襲姫狭穂姫日本武尊を助けた女たち神功皇后磐之媛皇后忍坂大中姫皇后衣通姫日向の女たち吉備の女たち飯豊青皇女蘇我氏の女たち推古天皇斉明天皇額田王大伯皇女と但馬皇女持統天皇『日本書紀』の編纂から千三百年。書紀が伝える女性たちを通じて、母系制から父系制へ、ヒメ・ヒコ制から男系の天皇制へと移っていく時代の姿を明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
多くの文献資料を駆使して謎にみちた伝説の女流歌人の素性と生涯にアプローチする。第1章 出自について第2章 仁明天皇の后妃と小町第3章 小町盛艶時代の歌第4章 小町の贈答歌中心に第5章 小町の夢中心の題知らず歌と衣通姫第6章 崩れいく容色と孤愁   Honya Club.com


JPY ¥2,200
「記紀」に隠された倭の五王の顔を探る!古代史の謎は、中国の歴史書に表れていない年代を「記紀」で読み違えることから生じる。「記紀」の神話の読み込みで、「イザナギ」こそが仁徳天皇をモデルとして作られた神であり、神功皇后と論理的に関連づけることで、日本の謎の古代史が明らかになってきた。第1章 我が国の起源第2章 歴史と仮説第3章 「倭」と「ヤマト」と「日本」第4章 神代は無かった第5章 倭の五王第6章 特別な人・衣通姫(神功皇后)第7章 記紀に見える倭の五王の顔第8章 五王ではなかった天皇たち第9章 事件の舞台第10章 日本国とは「記紀」に隠された倭の五王の顔を探る古代史の謎は、中国の歴史書に表れていない年代を「記紀」で読み違えることから生じる。「記紀」の神話の読み込みで、「イザナギ」こそが仁徳天皇をモデルとして作られた神であり、神功皇后と論理的に関連づけることで、日本の謎の古代史が明らかになってきた。これは、中国や高句麗などの文献資料内容とも整合する。五世紀の日本が倭国の王族と皇后によって支配され、動いていたことがほぼ確実だと推定する。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
失意の皇子、悲恋の皇女。一三〇〇年の時を超えて、熱く激しいロマンがいまよみがえる!允恭天皇、木梨軽皇子、額田姫王、高市皇子…奈良・飛鳥を舞台に、戦乱と文化の時代を華麗に生きた人々の足跡をたどる、古代史エッセイ。第1部 二人の衣通姫(皇后の妹;皇太子の同母妹;応神王朝の跡をたずねて)第2部 飛鳥の恋歌(万葉の女王;悲恋の皇子;古墳の抒情)1300年の時を超えて、熱く激しいロマンがよみがえる。木梨軽皇子、衣通姫、高市皇子、額田姫王など、奈良・飛鳥を舞台に、戦乱と文化の時代を華麗に生きた人々の足跡をたどる古代史エッセイ。   Honya Club.com


JPY ¥1,045
事件や人物の裏話が満載。日本史が楽しくなる"こぼれ話シリーズ"。考古の世界ヤマトの王権律令国家奈良の都新しい平安京貴族と武士信仰と伝承中世への移行鎌倉武士鎌倉仏教南北朝の内乱室町政権伝承の世界戦国動乱のころ天下統一豊臣政権の崩壊歴史の舞台裏で繰り広げられた、面白いテーマを取り上げた小話集。衣通姫の悲しみ、若き日の道長の豪胆さ、山内一豊の妻、その後の天正少年使節たちなど、古代・中世の事件や人物の裏話が満載。   Honya Club.com


JPY ¥7,700
宝塚歌劇団/月組宝塚バウホール公演 月雲の皇子 -衣通姫伝説-    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
「存在の確証」を求めながら、二元論に引き裂かれて果てた作家の、人工的な生の軌跡が、今ふたたび浮上する。風俗や政治のレベルを越え、存在論の地平から照射させた、文学としての重厚な作家論。第1章 三島由紀夫の原点(その出自をめぐって;密室の中の幻影―祖母夏子;言葉と現実(肉体);『花ざかりの森』論;三島由紀夫と日本浪蔓派をめぐって;戦争体験について)第2章 自己変革の陥穽(失われた悲劇の再生―『軽王子と衣通姫』と『盗賊』をめぐって;『仮面の告白』論―非在の告白;仮構は可能か―『禁色』論;行為への序説―『金閣寺』論;『鏡子の家』論―状況の窓辺で;似非右翼イデオローグへの道―『二・二六事件三部作』の周辺)第3章 『豊饒の海』論(青春への回帰―『春の雪』論;純粋行為の挫折―『奔馬』論;認識者によるエクスタシスへの道―『暁の寺』論;三島由紀夫の遺書―『天人五衰』論)   Honya Club.com


JPY ¥7,476
本書は、『古今和歌集』のすべての和歌を作者別・年代順に配列し、その後に仮名序と真名序を置き、さらに本書を利用しやすくするための何種類かの付録を添えたものである。第1章 上代と第一期の和歌(衣通姫;あめのみかど;近江采女 ほか)第2章 第二期の和歌(伊登内親王;小野小町姉;小野貞樹 ほか)第3章 第三期の和歌(在原棟梁;小野春風;橘清樹 ほか)第4章 読人知らずの和歌(年代の判明する和歌;題詞・左注ある年代不明の和歌;歌詞に地名のある題知らずの年代不明の和歌;題知らずの年代不明の和歌)第5章 仮名序の和歌(仮名序の和歌;仮名序古注の和歌)仮名序真名序付録(古今集歌風の展開;作者別古今集歌人年表;作者略伝 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥734
多くの大王たちが覇をきそい、骨肉の争いをくりひろげた古代大和を舞台とした"天皇家"のホーム・ドラマ。大王はなぜ長生きなのか崇神王朝は征服王朝か狭穂彦の叛乱八十人の子をもつ景行成務・仲哀は架空の大王か神功は実在したか応神と仁徳は同一人物かつくられた仁徳の仁政恋多き仁徳大王仁徳の遺児王位を争う允恭と衣通姫の恋安康はなぜ暗殺されたか謀略に生きた雄略大王すぐれた政治家雄略大王下僕から大王になった顕宗・仁賢捏造された武烈の暴虐越前から迎えられた継体謎を残す継体の崩年欽明は蘇我氏の傀儡か政争の具となった仏教物部氏はなぜ滅亡したか崇峻はなぜ弑逆されたのか聖徳太子が大王にならなかったのはなぜか   Honya Club.com