史上類を見ない録音スタジオ解剖学。大小39ヵ所のスタジオと7台のモービルを徹底研究し、「英国の音」の核心に迫る。『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』の著者による集大成!第1章 アビイ・ロード(EMIスタジオ)第2章 ザ・ビッグ・スリー第3章 初期独立系第4章 ハロウェイ・ロード304番地第5章 オリンピック第6章 トライデント第7章 AIR第8章 同時代の他の重要スタジオ第9章 モービルズ黄金期ブリティッシュ・サウンドが生まれた「現場」を知る!1960〓70年代のロック名盤を生んだ、45の録音スタジオと7つのモービル・スタジオの詳細なデータを収録。コンソール、マイク、テープマシン、アウトボード、ルームの様子、スタジオ固有の音響テクニックなどがわかる!エンジニアやスタッフが回想する名盤誕生にまつわる逸話(数多のドタバタ、ひらめき、冷や汗)も掲載。ハワード・マッセイは『ビートルズ・サウンド 最後の真実』の共著者。日本語版は、国内外で活躍するレコーディング・エンジニアの井上剛氏とKenji Nakai氏が監修。「レコーディングについて書かれた本のなかで間違いなく最重要の一冊……爆発的発展期の英スタジオシーンに関する情報の宝庫だ」マルコム・アトキン(APRSチェアマン)本書"イントロダクション"よりポップミュージックの"黄金期"――ロックンロールがけたたましくシーンに登場した50年代半ば頃から、70年代後半、ドラムマシンといったデジタルオーディオ機器が音楽の非人間化に向けて、情け容赦のない行進を始めるまでの間――には、これは大英帝国で作られたレコードだと教えてくれる、米国で作られたものとは一線を画する"英国の音(ブリティッシュ・サウンド)"が紛れもなく存在した(中略)。音の相違は如実な場合もあれば、微妙な場合もあるけ
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