JPY ¥1,362
世阿弥による完成以来600年以上演じられてきた能と、同じく中世におこった茶の湯との共通性を、金剛流能楽師の視点より辿る。精神性や茶道具など茶と能の関わりを平易に解説し、茶の湯実践に役立つ情報も充実した1冊。〈種田道一〉1954年京都生まれ。能楽金剛流の職分家である種田家の4代目。京都市芸術新人賞を受賞。重要無形文化財に指定される。裏千家学園講師。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,362
世阿弥による完成以来、六百年以上演じられ世界無形遺産に指定された能と、同じく中世におこった茶の湯との共通性を金剛流能楽師である著者の視点より辿る。精神性や茶道具など茶と能の関わりを平易に解説し、茶の湯実践に役立つ情報も充実した一冊。第1章 能のこころ・茶のこころ第2章 能の基礎知識(能の歴史;役柄と流派;千少庵と能楽師・宮王道三 ほか)第3章 能ゆかりの茶道具と菓子(花入;釜;香合 ほか)世阿弥による完成以来、600年以上演じられ世界無形遺産に指定された能と、同じく中世におこった茶の湯との共通性を、金剛流能楽師である著者の視点より辿る。茶の湯実践に役立つ情報も充実した1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
明治大正の名だたる「実業界の数寄者」のなかで、その品格で一目置かれた住友家15代当主・住友春翠。春翠の美意識と審美眼が選んだ、美しきものたちが集う泉屋博古館。住友家ゆかりの、国宝2点、重要文化財19点、重要美術品60点を含む約3500件から99点を厳選し、由来とともにその魅力を紹介する。第1章 青銅器の宇宙第2章 文人の粋―文房具と煎茶第3章 典雅と奇想―中国絵画第4章 茶の湯の愉悦第5章 和の美をかざる―日本書画第6章 時代を彩る―能の世界第7章 仏のかたち―仏像・仏画第8章 邸宅美術館の夢―近代洋画・近代工芸美を求め、美を還す―明治大正の名だたる「実業界の数寄者」のなかで、その品格で一目置かれた住友家15代当主・住友春翠春翠の美意識と審美眼が選んだ、美しきものたちが集う泉屋博古館住友家15代当主・住友春翠は、住友のトップとして多忙な身でありながら、茶の湯や能に親しみ、文人趣味に傾倒する一方で西洋の生活様式を実践しました。そして鉱山業を原点とする住友らしく、中国古代青銅器の世界有数のコレクションをつくりあげた春翠は、つねに自国文化の発展を願い、収集品の公開や芸術家への支援を惜しみなく行いました。本書は春翠を中心とした住友家ゆかりの、国宝2点、重要文化財19点、重要美術品60点を含む約3500件の「泉屋博古館コレクション」から99点を厳選し、由来とともにその魅力を紹介するものです。《収録例》●明治の煎茶会を再現する試み●小堀遠州愛蔵 小井戸の名碗《六地蔵》●刻まれた重文《佐竹本三十六歌仙絵切 源信明》●伊藤若冲もある! 《海棠目白図》●最初期に日本に紹介されたモネの実作《モンソー公園》   Honya Club.com


JPY ¥1,760
日本の伝統文化が息づく能や狂言、いけばな、香、茶の湯の装飾を華やかせる四季の「花結び」。「結記」などから復元した結びと、現代に息づく美しい結び方約30種類を解説。暮らしの中での応用法も紹介。〈田中年子〉滋賀県生まれ。花結び作家。日本結び文化学会理事。「ジャパンフェスティバル」等に出展多数。NHK文化センター京都などで講師を務める。著書に「花結びと袋もの」など。    HMV&BOOKS online

(PR) 光悦

JPY ¥4,950
光悦村開村400年記念論集。書、陶芸、蒔絵など、光悦芸術の諸相に、各分野の精鋭9名が迫る。革新の美を生み出した元祖アートディレクター光悦の実像とは?1 序論(光悦私論)2 光悦とその時代(光悦と日蓮宗;近世初頭の京都と光悦村;光悦と寛永の文化サロン;光悦と蒔絵師五十嵐家;光悦と能―能役者との交流;光悦と朱屋田中勝介・宗因;光悦と茶の湯)3 光悦の芸術(書画の二重奏への道―光悦書・宗達画和歌巻の展開;光悦の書;光悦蒔絵;光悦の陶芸)4 光悦その後(フリーアと光悦―光悦茶碗の蒐集)書、陶芸、蒔絵など、光悦芸術の諸相に、各分野の精鋭9名が迫る。革新の美を生み出した、元祖アートディレクター・光悦の実像とは。「序論」「光悦とその時代」「光悦の芸術」「光悦その後」で構成。   Honya Club.com


JPY ¥660
茶の湯ごよみ7月(今月の歳事;季節のことば)取り合わせのヒント(意匠を知る;テーマを考える;茶道具一つから取り合わせ二題)茶の湯雑談(茶人の噺7;圓能斎鉄中「辻嘉一と味噌汁」)〈毎月の稽古と茶会に役立つ、茶の湯あれこれ〉〈取り合わせへの理解を深めると、主客どちらの立場になっても、茶席はもっと楽しくなる!〉2018年の淡交テキスト『稽古と茶会に役立つ 実践 取り合わせのヒント』は、茶席の取り合わせの土台となる歳時記・故事・物語や意匠・銘に関することがらを取り上げます。茶席でみかける意匠の解説《意匠を知る》では「蝉」を紹介、《テーマを考える》は、「蝉と柘榴・四愛・水まつり・涼一味」の4テーマをイラストやキーワード図解を用いて楽しく解説し、関連する道具をあげながら取り合わせのヒントを探ります。そして《茶道具一つから取り合わせ二題》では、「星の棗」を用いた二例を紹介し、取り合わせの幅を広げるアイディアを学びます。さらに《茶人の噺》は近代茶人のユーモアあふれる茶の湯エピソードを紹介、第七話は裏千家十三代圓能斎鉄中です。そのほか、お役立ち歳時記や季節のことばを紹介する《茶の湯ごよみ》も盛り込み、7月の稽古と茶会に役立つ充実の一冊をお届けします。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
2013年大河ドラマ『八重の桜』ヒロインの知られざる「生きがい」に迫る!真の人生の始まりは、茶道との出会いにあった。新島八重の茶会と茶道具、直筆の点前覚書。第1章 新島八重 茶人への道(茶道の心に生きがいを見出した八重;精神的支柱となった会津藩と兄・覚馬;幕末のジャンヌ・ダルクが詠んだ和歌;京都で始まった新しい人生と新島襄との出会い;同志社の学生たちと短かった結婚生活;孤独となった八重を支えたのは茶の湯だっや;茶の湯一問一答)第2章 新島八重から新島宗竹へ(新島八重の「茶手前覚」;「茶手前覚」中雑事記を読む;許状と新島宗竹;新島宗竹の書;新島八重の手芸;堂々とした書や貼り絵)第3章 女性茶人たちが支えた茶道復興(激動の時代に裏千家を支え抜いた玄々斎精中宗室;京都の名家・角倉家から迎えられた又妙斎直叟玄室;若き家元・圓能斎鉄中宗室と八重の運命的な出会い;八重の能力を見出した圓能斎;急成長した八重と女性茶人たちの活躍;裏千家での地位を物語る八十歳祝いの茶会;死の前日まで茶の湯を楽しんだ人生;新島八重を取り巻く人々;新島八重と裏千家・茶道界の略年表;おわりに)真の人生の始まりは、茶道との出会いにあった…。2013年大河ドラマ「八重の桜」ヒロイン、新島八重の知られざる「生きがい」に迫る。八重ゆかりの茶室や茶道具、直筆の点前覚書などを読み解くカラー口絵は必見。   Honya Club.com


JPY ¥692
歌舞伎、能、茶の湯、俳句…海外で絶大な人気を誇る「ニッポンの伝統芸能」。しかし、当の日本人は「何が面白いのかわからない」という人がほとんど。そこで、「最低限これだけは知っておきたい」というポイントを厳選&明快解説。予備知識ゼロでも楽しく読める一冊。序章 なぜ今、「伝統芸能」なのか第1章 人間関係を芸術化した「茶の湯」第2章 役者の身体芸に酔う「歌舞伎」第3章 夢幻の世界へと観る者を誘う「能」第4章 「わざ・さび」は楽しい!「俳句」第5章 日本人の「心の最大資産」である「禅」   Honya Club.com


JPY ¥838
史上最悪の将軍は、すべての日本人に永遠の遺産を残した唯一最高の将軍だった。建築、庭園、生け花、茶の湯、そして能―日本の文化史に燦然と輝く東山時代の守護者として、室町幕府第八代将軍・足利義政を再評価する。序章 東山時代と燻し銀の文化第1章 父義教の暗殺第2章 乳母と生母の狭間で第3章 将軍を取り巻く男と女第4章 応仁の乱と東山趣味第5章 東山山荘の造営第6章 雪舟・一休と日本文化の心第7章 歌人義政と連歌芸術第8章 花道と築庭と第9章 茶の湯の誕生第10章 晩年の義政   Honya Club.com


JPY ¥2,970
直勝の子として生まれ、徳川秀忠に側近として老中となり、家光の下では山城淀十万石の藩主として幕府の畿内支配を担う。茶の湯を古田織部に学び、小堀遠州、松花堂昭乗ら一流文化人たちと交遊。文人佐川田喜六昌俊を家老として遇した。文治の才と教養を生かして幕府を支えた江戸初期の能臣と文化人のネットワーク。第1章 父・永井直勝の功績第2章 永井尚政の人物像第3章 家老・佐川田(喜六)昌俊の連歌第4章 新たなる遠州像と尚政第5章 瀧本坊「空中茶室」の客・尚政第6章 永井尚政の文化的交流第7章 永井尚政の弟と子孫付録   Honya Club.com


JPY ¥2,420
日本語を起源とする多くの言葉が、世界各地で、辞書に収録されるまでに広く使われている。禅、俳句、黒潮、指圧、豆腐、醤油、人力車、交番、カラオケ…。これらはどのように外国に紹介され、受容されていったのか。日本的とされるものや事柄の文化的歴史的背景をたどり、何が変わり何が変わらないのかを興味深く描く、言葉と文化の事物誌。アイヌ生花浮世絵漆沖縄温泉歌舞伎カラオケ着物銀杏黒潮芸者系列碁交番酒侍指圧渋い柔道将軍障子醤油人力車鋤焼寿司相撲禅大名畳茶の湯津波豆腐長崎二世忍者根付能俳句腹切り武士道蒲団弁当坊主盆栽漫画御門やくざ楽ラーメン   Honya Club.com


JPY ¥3,080
縄文の巨大建造物から江戸末まで、連続と変化の2000枚超。ヘーゲルの清新な翻訳から20年余、著者畢生の大作、ついになる!日本の美術・思想・文学を人々の精神の歴史として流麗な文体で描ききった比類なき傑作!!御成敗式目に現れる新興武士の合理性、『徒然草』の内省と明察、禅の造形美、江戸の儒学、浮世絵、そして『東海道四谷怪談』の悪の魅力まで。『新古今和歌集』と『愚管抄』―乱世を生きる貴族の誇り『平家物語』―戦乱と滅びの文学御成敗式目―新興武士の合理性「一遍聖絵」と「蒙古襲来絵詞」―遊行と死と戦闘『徒然草』―内省と明察と無常観『神呼正統記』―敗北の書のリアリズム能と狂言―幽玄と笑い禅の造形美―鹿苑寺金閣と慈照寺銀閣と龍安寺石庭山水画に宿る霊気―「那智滝図」と雪舟と「松林図屏風」茶の湯―わびの美学装飾芸術の拡大と洗練―宗達と光琳江戸の儒学―伊藤仁斎・荻生徂徠を中心に元禄文化の遊戯とさびと人情―西鶴・芭蕉・近松南画とその周辺―池大雅と与謝蕪村本居宣長―国学の立場浮世絵の成立と展開―春信・歌麿・写楽・北斎・広重鶴屋南北『東海道四谷怪談』―悪の魅力長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。「精神」とはなにか。ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です   Honya Club.com


JPY ¥2,990
江戸時代人は遊び上手で、芝居や茶の湯など様々な芸能を楽しんだ。今日、伝統文化とよばれるこれら遊びの世界の原像を探る。1 近世における芸能の展開2 武家社会と芸能3 芸能を楽しむ人びと―歌舞伎・浄瑠璃と能・狂言4 江戸文化のパトロネージ5 江戸の身ぶり―所作事としての娘道成寺6 歌舞伎役者論7 遊芸の世界―茶の湯といけばな8 生活のなかのかざり―表現・人間・環境9 江戸の流行と芸能   Honya Club.com


JPY ¥4,180
高橋箒庵と護國寺の交わりをはじめ、近代の茶の湯を語るうえで欠く事の出来ない人たちが、いかに護國寺と関わっていたかを丹念に追い、纏めた白眉の書。茶道本山としての護國寺の姿が浮かびあがってくる。第1章 高橋箒庵(仲麿堂と石塚;仲麿の望郷の歌 ほか)第2章 戸田宗見(圓能齋顕彰碑;近代茶道史は数寄者の時代 ほか)第3章 正木直彦(茶の湯文化学会;茶の湯文化学会の発足―「茶道文化」 ほか)第4章 鈴木宗保(鈴木宗保翁)高橋箒庵と護國寺の交わりをはじめ、近代の茶の湯を語る上で欠くことのできない人たちが、いかに護國寺と関わっていたかを丹念に追い、まとめた白眉の書。茶道本山としての護國寺の姿が浮かび上がってくる。   Honya Club.com


JPY ¥628
茶会記の基礎知識11(茶会の菓子;薄茶の菓子)茶会記と楽しむ 茶席の趣向(十一月 福岡県・小尾宗光)茶会記によく出ることば11 添状・添文茶会記に想う(茶会記から懐石を再現して)古会記を読んでみよう11 『茶談見聞覚知水家録』この茶道具、何と書く?(薄茶器)〈茶会の記録「茶会記」は茶の湯を深めるヒントの宝庫〉〈初心の方からベテランの方まで楽しめるシリーズです〉2017年の淡交テキスト『茶会記に親しむ』は、茶会の記録・台本である「茶会記」にさまざまな角度から迫り、茶の湯をさらに楽しむためのヒントを探ります。今月の《茶会記の基礎知識》では、「茶会の菓子」「薄茶の菓子」の二テーマについてわかりやすく解説。《古会記を読んでみよう》では、『茶談見聞覚知 水家録』から圓能斎の茶会を取り上げます。《茶会記と楽しむ茶席の趣向》では充実の写真に茶会記解説を添え、十一月の茶席(濃茶)を誌上で体験します。担当は淡交会福岡支部・小尾宗光氏です。そのほか、各界の著名人による茶会記にまつわるエッセイ《茶会記に想う》や、茶会記によく出ることば「添状・添文」の解説頁、茶道具「薄茶器」の基礎知識を養う頁も設け、初心の方からベテランの方まで楽しめる一冊をお届けします。   Honya Club.com


JPY ¥1,257
その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ―茶道具・お点前の心得から茶の湯の心まで、利休居士の教えを和歌であらわした利休道歌を、筆者の豊かな茶の湯の体験を通して一首ごとにわかりやすく解説する。茶の湯を志す方々への心の一冊。その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚かなりけりこころざし深き人にはいくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふるはぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける上手にはすきと器用と功積むとこの三つそろふ人ぞ能くしる点前には弱みをすててただ強くされど風俗いやしきを去れ点前には強みばかりを思ふなよ強きは弱く軽く重かれ何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ点前こそ薄茶にあれと聞くものを麁相になせし人はあやまり濃茶には点前をすてて一筋に服の加減と息をちらすな〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,300
『宇津保』『源氏』の物語の構造に隠された易・五行。庭園・茶の湯・能舞台から色・音楽まで日本文化への新しい視点。易・五行と源氏の世界(易・五行と源氏の世界;易・五行と日本文化)陰陽五行と日本の文化(紫は何故、至高の色か―源氏物語によせて;陰陽五行と古代中国の楽器;能舞台の象徴性―易・五行による推理(略);幽霊の法則性)雑纂(星宿の造型・酒船石遺跡の推理;常陸東西金砂神社「磯出大祭禮」試論;性神・蛇―玄武神によせて;蛇巫から至高の女神へ―アマテラスの変貌;陰陽五行が語る三人の天下人)   Honya Club.com


JPY ¥1,047
筆を持って読み、書き、覚える利休の茶の湯。道歌にこめられた利休の精神を日々学べるように、一首ずつ、読み下しと歌の解釈を添付。その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚なりけりこころざし深き人にはいくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふるはぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける上手にはすきと器用と功積むとこの三つそろふ人ぞ能くしる点前には弱みをすててただ強くされど風俗いやしきを去れ点前には強みばかりを思ふなよ強きは弱く軽く重かれ何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるると知れ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,320
「日本の教養」は日本人にとって人生を切り開くための最良のツールである。日本を代表する文化の本質を捉え、自分のものとすることで、日本人は誇り高く、力強く生きていける。俳句・茶の湯・禅・歌舞伎・能…凛とした日本人になるための「齋藤流」日本文化入門。第1章 教養は「生きる力」になる第2章 日本人の「心の最大資産」である「禅」第3章 人間関係を芸術化した「茶の湯」第4章 「わび・さび」は楽しい!「俳句」第5章 役者の身体芸に酔う「歌舞伎」第6章 研ぎ澄まされた感性を味わう「能」「日本の教養」は、日本人にとって人生を切り開くための最良のツール。日本を代表する文化の本質を捉え、自分のものとすることで、誇り高く力強く生きていける。凛とした日本人になるための「斎藤流」日本文化入門。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
桶狭間の戦いは、奇襲ではなく偶然の勝利だった。「人間五十年」と信長が舞ったのは、能の「敦盛」ではない。「麒麟」の花押に込められた信長のねらいとは何か?帰蝶(濃姫)を活躍させた犯人は司馬遼太郎である。明智光秀ほど演劇の題材となる武将はいなかった…信長はいかに記録され、どのようにフィクションで描かれてきたか。信長像をアップデートする!若き日の信長と織田一族今川義元と桶狭間の戦い美濃攻め堺と茶の湯信長と室町幕府元亀の争乱本願寺と一向一揆長篠の戦い中国攻め―摂津播磨を含む信長の城信長と女性信長と天皇・朝廷武田攻め(長篠以降)明智光秀と本能寺の変信長はいかに記録されてきたのか、彼の姿はフィクションでどのように描かれてきたのか。どこまでが実像で、どこまでが虚像なのか。その若き日々から本能寺の変にいたるまで、居城や天皇・女性との関わりなど、多岐にわたるトピックを立てて包括的に論じます。本書は日本の歴史史上もっとも知られた戦国武将に、歴史学と文学の両分野からアプローチし、それぞれ最新の研究動向をふまえ論じ尽くします。織田信長の虚像と実像を徹底的に暴き、研究の最前線を一冊にまとめた書。すべての文章にリード文をつけ、難解な用語にはふりがなも施しています。・桶狭間の戦いは、奇襲ではなく偶然の勝利だった!・「人間五十年」と信長が舞ったのは、能の「敦盛」ではない!・「麒麟」の花押に込められた信長のねらいとは何か?・帰蝶(濃姫)を活躍させた犯人は司馬遼太郎である!・明智光秀ほど演劇の題材となる武将はいなかった!これから信長について知りたい人、これまで抱いていた信長像をアップデートしたい人にとって必携の一冊。執筆は、井上泰至、堀 新、谷口克広、湯浅佳子、土山公仁、丸井貴史、吉田 豊、石塚 修、水野 嶺、菊   Honya Club.com


JPY ¥858
大陸から海で隔てられた「島国」日本の文化の、最大の特色とは一体なにか。それらはどのようにして生まれ、今日に伝わる伝統となったのか。「かな」の発明と王朝女流文学、唐商船の来航と「唐物数奇」、世阿弥の能と「衆人愛敬」、利休の茶の湯と「市中の山居」の精神などを通して、私たち日本人の文化の本質を解明する。神と仏と『風土記』の世界「みやこ」の原像知識と有識遣唐使廃止前後私日記の登場王朝の才女たち写実と幽玄内野の蕪―権威と権力の分化と補完茶寄合と連歌会衆人愛敬と貴人賞翫物数奇の系譜市中の山居一座建立・一期一会大衆文化の構図大陸から海で隔てられた日本の文化の最大の特徴とは一体なにか。清少納言や紫式部の王朝かな文学や西行の和歌、世阿弥の能、利休の「わび茶」などが生まれた歴史的背景を明らかにして、日本人の文化の本質にせまる。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
室町時代を代表する金閣と銀閣。この二つを調べることをとおして、日本の住まいの原点を、そして、そこからどのように茶の湯や生け花が生まれたかをさぐります。金閣と3代将軍足利義満(金閣のかたちの秘密をさぐる;金閣は最先端の高層建築 ほか)義満が育てた「能」(「能」を鑑賞しよう)銀閣と8代将軍足利義政(銀閣のかたちを調べてみる;東求堂の同仁斎―現存する最古の書院造 ほか)書院造が生んだくらしのかたち(書院のくらしから「茶の湯」が生まれた;「わび茶」の誕生、「生け花」の発展 ほか)京都の町と人びと(建築ラッシュを支えた技術と職人たち;京都につくられたさまざまな庭 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,630
歴史上の様々な人物と出会い、文化遺産を体験できる、歴史の新シリーズ。本巻では、日本文化のもととなった室町文化を取り上げ、水墨画、能、茶の湯について体験的に記述、建築物のほか、絵画を多数紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
房総には風雅の歴史などは無いというのが通説ではあるが、房総の一千年の歴史を通して房総の風雅の流れを追い求めて、茶の湯・和歌・連歌・漢詩・禅宗・香道・華道・能・工芸、そして炭や茶の産業などを通して房総の風雅の姿を模索してまとめた。古代・中世(房総千葉氏一族からの風雅―平氏から源氏への転換;平忠常の乱での源氏の恩情―荘園の中からの豪族千葉氏 ほか)近世その1(房総八十万石の徳川支配―徳川・松平氏の風雅;『松平家忠日記』にみる茶の湯と連歌―下総上代藩主の風雅 ほか)近世その2(徳川支配後期の風雅―房総地方文化の展開;徳川光圀の水戸黄門漫遊記―『甲寅紀行』にみる房総視察の旅路 ほか)近・現代(幕末から戦後社会まで―東京文化圏に組み込まれた千葉県;明治維新と房総の近代化―新しい教育と文化の流入 ほか)付録資料   Honya Club.com


JPY ¥9,900
動的な対象をどのように捉え、探究するか。中世に隆盛した連歌文芸を対象に、"座"の文芸である連歌様式の生成と展開、連歌師の連歌句集や連歌論書等の諸作品、ならびに戦国期の連歌師の生活と深く結びついた紀行について考察。刻々と変容する中世という歴史的・社会的・文化的な環境の"場"において、連歌様式が外的環境とどのように切り結びつつ、どのような文芸として存在したのか、多面的な視点で立体的に捉える。第1部 連歌の座と様式(短連歌考―場の構造と形式機能について;長連歌の形成;連歌の時空と構造―"発句"様式の解析を基底として;連歌と音曲―南北朝期の連歌論をめぐって;連歌と法会―結界・声明・回向;連歌と神祇)第2部 作品考(能阿『集百句之連歌』とその背景;心敬連歌論と"詩"の生成;専順『前句付並発句』―翻刻と考証;『宗長秘歌抄』諸本考;『宗長秘歌抄』の注釈態度―連歌師の古典和歌享受の方法)第3部 連歌師と道の記(宗祇と旅―越後への道;宗祇の影―宗長の二つの"終焉記"をめぐって;『宗長日記』の構成―悲話と笑話の断章;『宗長日記』と茶の湯―下京・薪・宇治白川;宗長と数寄―"竹"のある景をめぐって;宗長の旅―境界と縁;紹巴の旅―『紹巴富士見道記』をめぐって)中世に隆盛した連歌文芸を対象に、「座」の文芸である連歌様式の生成と展開、連歌師の連歌句集や連歌論書などの諸作品、ならびに戦国期の連歌師の生活と深く結びついた紀行について考察する。   Honya Club.com


JPY ¥6,050
近年とみに欧米諸国で日本の美学についての関心が高まっている。しかしこの関心が、かつてのような単なるエキゾチシズムに由来するものでないことは明らか。本書は、加速的に進行しつつあるインターカルチャー世界に対応することができる、新しい「日本の美学」の可能性を探る。第1部 伝統の視点から(日本の美学―意味の構築;"忠度"を読み解く―能における「作意」の把握をめざして;歌舞伎と文楽―近松門左衛門から和辻哲郎までの間;不完全なものの崇拝―茶の湯論;いけばなの美学 ほか)第2部 近代化の視点から(実学としての美学―西周による西洋美学受容;天心の憂愁―その美意識の無名性;坪内逍遙の文学・演劇論―ハムレットにしてドン・キホーテたること;演出としてのロシア―小山内薫のインターカルチャリズム;伊庭孝―「近代化」のなかにあって現代を予知した音楽学者 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
いったい、この人の何が「凄い」のでしょう?利休の逸話は数多いですが、そのほとんどが作り話です。信長、秀吉とのほんとうの関係、楽茶碗にこめられた意味、暗い茶室でこころみた工夫―いま注目の若手茶人が、茶碗、茶室、侘び、禅、死ほか一〇章で語る、茶の湯をよく知らない人のための新・利休入門。茶碗茶室飾り侘び茶会能禅死神形この人の何が「凄い」のだろう。信長、秀吉との本当の関係、楽茶碗に込められた意味とは。今注目の若手茶人が、茶碗、茶室、侘び、禅、死ほか10章で語る、茶の湯をよく知らない人のための、新しい入門の書。   Honya Club.com


JPY ¥737
政治と共に世に出、政治によって抹殺された千利休。利休の編み出した「侘数寄」の精神は、美の世界を支配した。牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川忠興という利休七哲に数えられる高弟たちによって語られる、利休と秀吉との相剋。弟子たちの生涯から、利休の求めた理想の茶の湯と、その死の真相に迫っていく。絢爛豪華たる安土桃山文化の主座をしめていた茶の湯。その文化を創出した男・千利休と現世の支配者となった豊臣秀吉との相克は、利休が秀吉に切腹を命じられたことによって終わりを告げた。果たしてこの争いの裏には何が隠されていたのか――。6章からなる物語の大半は、利休の高弟だった、牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川三斎(忠興)らが、視点人物として置かれている。大陸への進出に失敗し、自らの功績を能の謡曲にして、それを演じることにのめり込んでいく秀吉の姿にはじまり、弟子たち個々の人生と利休とのかかわりを描くことで、徐々に利休の死の真相に迫っていく。著者は、秀吉を「野心と自己顕示欲が極めて旺盛な人物。そのやろうとしたことは信長の模倣にすぎない」と分析する。一方、黄金の茶室を自ら作った芸術センスを「秀吉は独自の侘びを発見した」と評す。そこから利休との対立が発生し、さらに関係が悪化していく過程にも、新たな解釈で斬り込んでいく。第155回直木賞候補作。解説は永青文庫副館長の橋本麻里氏。   Honya Club.com

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JPY ¥858
茶を「礼儀作法を学ぶもの」「花嫁修業のため」で片付けるのはもったいない。本来の茶の湯は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の全領域を駆使する生活文化の総合芸術なのだ。なぜ戦国武将たちが茶に熱狂したのか。なぜ千利休は豊臣秀吉に睨まれたのか。なぜ茶碗を回さなくてはいけないのか。死屍累々の歴史、作法のロジック、道具の愉しみ―利休の末裔、武者小路千家の若き異才の茶人が語る。新しい茶の湯論がここに。第1章 誤解される茶の湯第2章 茶の湯の歴史を駆け足で第3章 茶家に生まれて第4章 利休とは何ものか第5章 茶席に呼ばれたら第6章 茶道具エッセンシャル第7章 深遠なる茶室第8章 茶事はコミュニケーション戦国武将が熱狂した理由とは何か。なぜ、茶碗を回すのか。死屍累々の歴史、作法のロジック、道具の愉しみなどを踏まえつつ、千利休の末裔、武者小路千家の若き異能茶人が語る、新しい茶の湯論。   Honya Club.com


JPY ¥6,050
第1部 裏千家 今日庵歴代(『南方録』にみる露地の思想―紹鴎と利休の節義について;『四座役者目録』の少庵―能と茶の湯との邂逅;茶室に托す侘茶の心―宗旦の又隠、今日庵、寒雲亭 ほか)第2部 茶の湯掃苔抄(武相荘の白洲正子;柳宗悦の「茶衣メサデ」;宗観井伊直弼と水戸徳川家 ほか)第3部 江戸東京茶の湯散歩(深川編;日本橋編)   Honya Club.com

(PR) 室町記

JPY ¥1,540
日本の歴史の中でも室町時代の二百年ほど、混乱の極みを見せた時代はなかった。が、一方では、その「豊かな乱世」は生け花、茶の湯、連歌、水墨画、能・狂言、作庭など今日の日本文化の核をなす偉大な趣味が創造された時代でもあり、まさに日本のルネサンスというべき様相を呈していた。史上に際立つ輝かしい乱世を、足利尊氏や織田信長らの多彩な人物像を活写しつつ、独自の視点で鮮やかに照射する。沸騰するるつぼ乱世を開いた二人の覇者乱世を彩る脇役群像奇妙な統治者乱世が生んだ趣味の構造一揆と下剋上乱世の虚実文化人たち世界の中の日本活気ある巨大な実験室日本文化の底を流れるもの   Honya Club.com


JPY ¥1,980
序 茶道具の銘が果たす役割第1章 茶壺の銘第2章 竹花入にまつわる利休「作」と「好」の物語第3章 利休七種茶碗の銘第4章 茶道具の銘・彼是物語第5章 趣向(しつらえ)の中の銘第6章 真剣に比肩の茶杓の銘は切れ味が大事第7章 筒井筒物語第8章 銘の噺あれこれ伝来の茶道具に付けられた銘について和歌や古典、能・狂言、歌舞伎などをもとに解説し、銘の奥深さや茶人たちの教養の深さを紹介する。茶の湯をより愉しむための助けとなる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
金沢箔、加賀友禅、九谷焼、輪島塗など、多彩な伝統工芸が盛んな石川県。加賀藩前田家を中心に発展し、代々受け継がれてきた、比類なき「工芸王国」の美の秘密に迫る。目次[特別企画]加賀藩前田家の名宝 文=村瀬博春、西村聡●江戸時代の工芸百科「百工比照」 ●江戸時代最後の大名建築「成巽閣」 ●加賀藩の御細工所と「加賀宝生」[特集1]加賀百万石が生んだ 絢爛たる美術工芸金沢箔(箔一)/加賀友禅(柿本市郎)/九谷焼(福島武山)/加賀蒔絵(三代西村松逸、能作)/加賀象嵌(村上浩堂)/金沢仏壇(専光寺、匠楽 大竹仏壇製作所)*茶の湯でもてなす金沢の工芸大鞴焼(十一代大樋長左衛門年雄)/釡(十四代宮?寒雉、十五代宮?寒雉)/銅鑼(三代魚住為楽)*大樋焼の伝統を継承する者として金沢の中から見て 文=奈良祐希*世代を経て工芸を続けるということ。―梅山窯三代目 中村卓夫[特集2]里山の自然が育んだ暮らしの工芸珠洲焼(珠洲市立珠洲焼資料館、篠原敬)/輪島塗(重蔵神社、小森邦衞)/能登上布(山崎麻織物工房)/七尾和ろうそく(高澤ろうそく店)/山中漆器(川北良造、川北浩彦)*木地師たちによって建てられた合鹿椀の寺―福正寺*能登の暮らしと工藝の世界 文=赤木明登[巻頭言]工芸の王国、古の王とそれを抱く民艸の営み 文=木村宗慎[エッセイ]工芸王国の底力 隈研吾/中川政七/ミヤケマイ[よみもの]工芸王国と鏡花 文=穴倉玉日(泉鏡花記念館)●工芸王国の未来をひらく、五人の作家たち毎田仁嗣(加賀友禅)/見附正康(赤絵細描)/竹俣勇壱(金工)/若宮隆志(漆芸)/竹村友里(陶芸)*石川の工芸の現在地 文=木村ふみ*掌の工芸―手ざわりを味わう 福島礼子/澤谷由子 ●古美術店は、生きた美術館。平寿商店/谷庄/石黒商店●建築、庭、料理、   Honya Club.com


JPY ¥3,204
旅の途上に去来した神々の姿。ヨーロッパの深層に流れるケルト文化の遺産や日本の各地に遺る祭りと芸能に「死と再生」のテーマを求め、それを表現する"呪術としてのデザイン"を読み解く思索的エッセイ。第1章(マン島のクロス(The Manx Crosses)―ケルトのシンボリズム;"黒い聖母"と巡礼―ヨーロッパの井泉信仰;心の旅人ケルト―西欧都市に映るケルトの残像;地に伏す心の詩―ロシア正教の芸術;円塔の見える風景―ケルト修道士の「異郷遍歴」)第2章(「花の時」を巡る―熊野に見るホトの祭り;三保の羽車―羽衣伝説と「松ばやし」;芸術空間としての曲輪―歌舞伎演出の工夫;火と水による演能―「茶の湯」の時空間;延方相撲―鎮魂儀礼の原型)第3章(ヴィクトリア朝の残像―ポルノグラフィー&フォトグラフィー;映像に見るヒューマニズムの変貌;モダン・デザインと詩的想像力―ケルト民族の稟質をめぐって;フォークロアの意匠)ヨーロッパと日本…。旅の途上に去来した流竄の神々の姿。西欧の深層に流れるケルト文化の遺産や日本の各地に遺る祭りと芸能に「死と再生」のテーマを求め、それを表現する呪術としてのデザインを読み解く思索的エッセイ。図版80点   Honya Club.com


JPY ¥1,760
第1章 徳川幕府の展開(1)鎖国とキリシタン禁制編第2章 徳川幕府の展開(2)大名改易と浪人対策編第3章 戦国文化の江戸的変遷(1)茶の湯の変質編第4章 戦国文化の江戸的変遷(2)演劇の変質編第5章 戦国文化の江戸的変遷(3)儒学の日本的変容編第6章 武断政治から文治政治への展開 古兵と遅れてきた青年たち編300万部突破の大人気シリーズ最新刊。今回は、徳川幕府が展開していく過程と、戦国文化がどのように変遷していったかを取り上げます。 家康のやったことは、「戦国日本」を真の意味で「リストラ」することでした。今の日本では「リストラ=首切り」の意味になっていますが、本来の原語(restructuring)は、組織の事業内容を「再編成」することによって立て直すこと。家康はそれをやりました。改めて、家康が持っていた多面性、時代に即した面に光を当て、今まで見落とされていた新たな徳川家康像を提示し、その天才性がどこにあったのかを浮き彫りにします。そして、茶の湯や能、歌舞伎などの戦国文化が江戸時代、どのように変質していったかを考察。中国儒教についても取り上げ、靖国問題の背景についても分析します。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
移ろう四季の自然と暮らし、人と人との出会いや別れ…、日本人の生はいつも美の発見とともにあった。この国に生きる私たちにとって、美に対する感動は常に自らの存在や世界との関係性をみつめなおす契機となってきた。和辻哲郎、九鬼周造、大西克礼、岡倉天心といった近代日本の知の巨人たちの言葉を通じて、伝統的な美意識や、和歌、俳諧、茶の湯、能、浄瑠璃、建築、仏教美術など数々の芸術美の根底に流れる思想をつかむ。第1部 日本人の美意識(あはれ―天地有情の世界;幽玄―余情と無;さび―複眼の美学;いき―対峙する精神)第2部 日本人の芸術観(茶の湯―「型」と「座」;建築と庭園―「気合いによる統一」;演劇―「道行」のゆくえ;仏像―ナショナリズムとグローバリズム)「あはれ」「幽玄」「いき」などの美意識や、「茶の湯」「庭園・建築」「仏像」などの芸術の本質について、和辻哲郎ら近代日本の知の巨人たちは何を語ってきたのか。数々の芸術美の根底に流れる思想をつかむ。   Honya Club.com


JPY ¥5,940
第1章 「記紀」神話と古代人の思惟第2章 『万葉集』の思想第3章 聖徳太子と憲法17条の思想―「和」の思想の批判的検討を含む第4章 最澄とその思想第5章 空海とその思想第6章 平安末期から南北朝期までにおける歴史思想第7章 鎌倉期の新仏教とその基本性格第8章 室町時代の狂言とその美意識―中世における美的思想展開の一環として第9章 室町時代の能とその美意識―中世における美的思想展開の一環として第10章 室町時代の茶の湯とくに草庵茶とその美意識―中世における美的思想展開の一環として   Honya Club.com


JPY ¥4,950
工芸の位置室町桃山の工芸(信楽;織部;楽焼;利休好み;光悦;茶碗のこと;高台寺蒔絵;茶の湯釜;能衣装)工芸諸論(上田敏『美術と工芸』;シエノー『パリに於ける日本』;タウト『日本の芸術―ヨーロッパ人の眼で観た』;高村豊周『作る者から観る者へ』;斎藤佳三『工芸美術に関する我見』;中村真一郎『工芸の世界』)江戸の工芸(古九谷;乾山;木米;友禅;鎧;印篭;光琳蒔絵)工芸のある空間(生活と工芸;茶会記;漆器の美;文房具;東照宮;能画)日本工芸の土壌―京都を中心に   Honya Club.com


JPY ¥1,980
禅とは?悟りとは?その真髄とその宗教を問う。第1章 「悟り」とは(反・悟り;中国の禅と悟り)第2章 日本の禅における悟り(近世まで)(日本の禅の流れ;隠元(黄檗宗)、白隠(臨済宗)、道元(曹洞宗))第3章 芸道における悟り(近世まで)(茶の湯;和歌・連歌・俳諧、禅画、禅庭、能)第4章 武道における悟り(近世まで)(剣術者;大名・武家 他)第5章 近現代における悟り(西田幾多郎・鈴木大拙;現代宇宙論他)禅とは、悟りとは。日本や中国の歴史上、禅宗は大きな影響を持つ。その長い歴史と豊かで深い思想を、わかりやすく紹介。「日本の禅における悟り」「武道における悟り」「近現代における悟り」など5章で構成。   Honya Club.com