JPY ¥2,200
身体の価値は、生産性から消費性そして商品性へと変遷し、「健康」への欲望とその陰に潜むコンプレックスはますます肥大していく。おかしくも奇妙な数々の健康法・民間療法の歴史を概観し、近代日本の身体観=生命観を凝視する。序 今も「健康ブーム」か1 「健康」フェティシズムの日本史2 "秘法"の部(呼吸法の社会史;もっとも近くて遠い秘薬―人肉;回春法の社会史;健康グッズの博物誌 ほか)2 "癒し"の部(コンプレックス産業と"癒し";紙風船と"癒し"―富山売薬の世界;宗教と医療の狭間の技術;"嫉妬"の共同体と呪術の世界)4 近代健康法創始者列伝身体の価値は生産性から消費性、商品性へと変遷し、「健康」への欲望とその陰に潜むコンプレックスはますます肥大していく。おかしくも奇妙な健康法・民間療法の歴史を概観し、近代日本の身体観=生命観を凝視する。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
筋トレでつけた筋肉は本当に"使えない"のか。序章 「使えない筋肉・見せかけの筋肉」ってなんだろう第1章 ウエイトトレーニングが使えない筋肉をつくるメカニズム第2章 「使える」強い筋肉を手に入れるには第3章 競技ごとに異なる理想の体型第4章 身体動作の基礎的なしくみを理解する第5章 ウエイトトレーニングによる筋肥大のメカニズムウエイトトレーニングが"使えない・見せかけの筋肉"をつくってしまうメカニズムについて考察を行い、それを回避して太くて強く、かつ"使える筋肉"を手に入れる方法を考えていく。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
すべての映画は政治的だ!ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80'sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方…今、映画にある危機を語る。『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。第1章 ガラパゴス化する日本の現在地(日本ではロケができない?;身内/よそ者で区切る鎖国意識 ほか)第2章 終わらない「80'sリバイバル」と「ノスタルジー消費」(量産される80年代作品の「リバイバル」「続編」;スピルバーグが掘り当てた鉱脈「郊外映画」とその影響 ほか)第3章 「アンチ・ポリティカル・コレクトネス」の不毛な議論に終止符を(「ポリコレ」警察VS「アンチ・ポリコレ」派の実情;PCの起源は「言い換え」運動から ほか)第4章 世界がディズニファイされていく(ディズニーの席巻はいつからか?;資本主義が当たり前、映画が製品となった世界 ほか)第5章 映画批評に未来はあるか(『ジョーカー』も『ダークナイト』も、自称ジョーカー?;子どものころに触れた映画評論 ほか)すべての映画は政治的だ!ディストピア化する世の中にファック・オフ!ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80'sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方……今、映画にある危機を語る。『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。〈「はじめに――てらさわホーク」より〉世の中どんどん悪くなる。では、すべてを諦めて日々を無心に送れるかといえば、そんなわけもなく、嫌なことを忘れたり、とりあえず明日以降をまた生きたりするためには、映画(をはじめとした、それぞれの娯楽)は絶対に必   Honya Club.com


JPY ¥1,540
第1章 マルクスが指摘した信用に内在する二面的性格第2章 マルクスは資本主義的生産と信用制度との関連には二つの問題があるという第3章 グローバリゼーションの重要な指標―"トランスナショナリティ・インデックス"第4章 マルクスの資本循環論と今日の世界資本主義第5章 グローバリゼーションと金融資本の肥大化で分断され流動化する労働者第6章 「産業資本家の創世記」(マルクス)と今日の民族問題第7章 『現代帝国主義と日米関係』への追記マルクスの『資本論』の視点を中心に今日の世界資本主義の現状分析のためにいくつかの視点を探っていく。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1 社会の変化の実感と予感(オンラインコミュニケーション;コピー建築(ロゴ建築)の増殖;肥大化する消費者意識)2 建築家と建築メディアの行く末(五一年先の未来;建築家の生き方;建築家の責任範囲;建築メディアの不毛)3 地域は他者によってつくられている(住宅は誰がつくるものなのか;政治家、公務員、住民に意識改革を;地域活性化の鍵はアートではない;集客のための建築と都市の危うさ)4 建築と都市の未来は個人がつくる(環境に配慮した建築と都市をつくる;個人が地域で生きていくために)都市、建築、住宅という様々な空間やそこで生活する人間の関係性から、社会の変化を感じ取るとともに、これから個人ができることの一部を提案。建築家と建築メディアの行く末などを語る。   Honya Club.com


JPY ¥935
21世紀を迎えて、軍事的肥大化に転じた共産主義信奉勢力は、2012年に「新アジア共産同盟軍」を締結、2015年10月1日、突如として北海道への侵攻を開始。同時に、日米韓の三国に対して宣戦を布告した!電撃的な侵攻により戦闘のイニシアチブを握られた日本国防衛軍は、各所で損害を重ね、多くの血を流していく。当初の防衛計画が破綻していくなか、国防軍の反撃はなるのか。2015年「新アジア共産同盟軍」は、突如として北海道への侵攻を開始。同時に、日米韓に宣戦を布告した。電撃的な侵攻によって、日本国防衛軍は各所で損害を重ね、多くの血を流していくが…。   Honya Club.com


JPY ¥524
分子細胞学の最新の研究成果によると、私たち人間が日々健康に生きていくための活動のすべては、細胞どうしの情報伝達=細胞間コミュニケーションが土台になっているということです。細胞間コミュニケーションが的確におこなわれることによって、健康は維持されています。そして、その主役は「糖」です。しかし、現代人の食生活を見ると、人間が本来摂らなければならない「糖」が極端に減ってしまっています。その事実に注目し、健康維持に欠かせない「糖」を補給する目的で開発されたのが、マナテック社の栄養補助食品「アンブロトース」です。この本は、「アンブロトース」をはじめとする同社の糖質栄養補助食品を使うことで、さまざまな病気・症状を改善した体験談を集めたものです。マナテックの糖質栄養補助食品=「アンブロトース」健康維持に不可欠の八種類の「糖質」が摂れるのは、いまのところ、これしかない!!不治の病である拡張型心筋症がウソのように改善普通なら欠かせない利尿剤も、いまではなしで生活余命二カ月との診断だった肝臓ガンが、一年近くたってすっかり消滅どんな治療も効果のなかった原因不明の難病で死を待つしかなかったのが、こんなに元気に糖尿病で脚を切断する寸前だったのが、血糖値が正常にいまでは元気いっぱい動ける毎日生理不順だったのが、いまでは正確に訪れるように長年の悩みのタネだった乗物酔いもすっかり解消腹部に次々と腫瘍ができていたのが、すっかり解消骨の折れるヘルパーの仕事も疲れ知らずでホルモン剤の副作用で太っていたのが解消いまでは四十五キロのスラリとした体に薬の副作用も軽減され、一生治らないと思っていたバセドウ病が改善心筋梗塞、心不全などの心疾患をはじめ前立腺肥大、肩こりも消え、全身が変わったと実感息子さんの喘息発作がすっかり影   Honya Club.com


JPY ¥814
日本を抜いて世界第二の経済大国が目前となった中国。社会主義を標榜しながらも、豊かになりたいという人間の欲望と激しい競争の上に成り立っているのは資本主義と同じである。それが異質に見えるのは経済発展を最優先する国のあり方、豊かさを手に入れるためには手段を選ばない人々のどん欲さ、といった「強欲」にあるのではないか?こうした強欲が中国国内に収まってくれていれば「対岸の火事」ですむが、ヒト、モノ、マネーに混じって溢れ出してきた。世界はこの強欲とどう向き合えばよいのか。序章 日本最大のマイノリティー・中国人第1章 十三億人が世界経済に参入した―肥大化していく欲望第2章 外に向かう中国―溢れ出した強欲第3章 中国的スタンダードとは何なのか?―強欲の正体第4章 中国人の自己認識―強欲を映す姿見第5章 普通になれない大国―強欲社会主義の強さと限界終章 日本は中国とどう向き合うか日本を抜いて世界第二の経済大国が目前となった中国。世界は中国にどう向き合えばよいか。グローバル経済の中で圧倒的な影響力を持ち始めた中国の強さと弱みを、キーワードとデータをもとに解き明かす。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
1 小学生とは何か(豊かな社会の中での成長;「群れ」から「孤立」へ;学びの文化の肥大)2 親・家庭にとっての小学生(小学生にするために;子どもにとって親・家庭とは何か;親・家庭にとって子どもとは何か;子どもの自立と親の自立)3 幼児から小学生へ(幼児の身辺的自立とは;年齢にみあった発達課題との対面)4 学校づくりにいま何が求められているか―子どもにとって必要な学校をつくるとは、どういうことか(学校づくりにおける三つの課題;若い教師に求められていること;子どもにとって必要な学校とはどんな学校か;現代を病む子どもに生きるちからを)5 発達に問題をもつ子をどう小学生にしていくか(就学前期の保護・養育と発達;「おとなしい子」へのとりくみ;落ち着きのない子へのとりくみ)   Honya Club.com


JPY ¥1,870
これまでの医師対患者の概念や図式を壊して、病気をはさんで医師と患者が人間らしい関係に修復していくには?自らの膀胱がんと心筋梗塞の入院体験をもとに、その手がかりを探る療養エッセイ。畳の上で死ぬためにあるがん患者の場合まさかの現実初体験としての入院手術前日の説明手術―不安ばかりが肥大がんによる新たな出発がん―この手に負えぬもの心筋梗塞前奏曲初めての心臓カテーテル検査〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥4,620
本書では、果実の発育過程を形態形成の面から解説しながら、果実生産学へ接近していく。果実発育の基本的な事柄を4項目に分けて、できるかぎり最新の知見を盛り込み、研究の現状を少しでも認識してもらうように意を払った。1 果実の発育過程の解析法2 花器の構造と果実形成3 果実の肥大成長4 果実の成熟   Honya Club.com


JPY ¥990
六歳の双子の娘のひとり、リディアを事故で失ったアンガスとサラの夫婦。一年後、二人は家族の再出発を賭けロンドンからスコットランドの孤島へと移住を決める。ところが引越しを前に、遺された娘カースティは母に言った。「マミー、死んだのはカースティだよ。あたしはリディア」愕然とするサラの胸にやがてある疑念が芽生え、それは日に日に肥大化していった。そして孤島という密室に閉じ込められた彼女を、次々と不可解な出来事が襲う…。刊行とともに英紙でベストセラー一位を獲得、各メディアからも大絶賛された、今年一番背筋が凍る超話題のノンストップサイコスリラー!一気読み必至、双子の死の謎を巡るスリラー 六歳の双子の娘のひとり、リディアを事故で失ったアンガスとサラの夫婦。一年あまりの後、二人は家族の再出発のため、ロンドンからスコットランド・ヘブリディーズの孤島へと移住を決める。ところが、残された娘カースティにそのことを告げたサラに向かい、娘はこう言った。「どうしていっつもあたしのこと、カースティって呼ぶの、マミー。カースティは死んじゃった。死んだのはカースティだよ。あたしはリディア」 愕然とするサラの胸にある疑惑が芽生え、それは日に日に肥大化していく。そして孤島という密室に閉じ込められた一家に、次々と不可解な出来事が起こるーー。 刊行とともに英国でベストセラー1位を獲得、各メディアからも大絶賛された超話題のノンストップ心理スリラー。孤島の美しくも厳しい自然の中でじわじわと追い詰められていく夫婦をスリリングに描いた、一度読み出したら止まらない2016年イチオシの一作!   Honya Club.com


JPY ¥4,950
基本となる生理学ECGを記録します自律神経心拍数調律電気軸(Axis)肥大心筋梗塞(ヘミブロックを含む)さまざまなECG所見全世界で翻訳されているベストセラー"Rapid Interpretation of EKG's"待望のフルカラー日本語版(原著第6版).大好評を博した改訂第3版から30年ぶりの大改訂となる本書は,気鋭の訳者を迎えてさらに読みやすく,全ページフルカラーでもっとわかりやすくなった.ページレイアウトは上半分にカラーイラスト,その下に解説文を配したシンプルな構成.イラストで具体的にイメージが湧き,穴埋め設問方式の本文を読み解くことで,さらに理解が深まる内容となっている.また,要所にちりばめられたメモで突っ込んだ知識を補完できる.それぞれの項目は互いに関連していて,読み進めていくにつれ,イラストの視覚的情報が少しずつ系統だった理解へと変わってゆく.やさしい語り口でスラスラ読めて,本書を読み終えると,心電図の基本的・本質的な理解を自分のものにできる.医学生や研修医,一般臨床医のほか,コメディカルにもおすすめの心電図入門書.☆図表360点   Honya Club.com


JPY ¥3,850
自己完結社会"―それは情報技術、ロボット/人工知能技術、生命操作技術とともに肥大し続ける"社会的装置"に人々が深く依存し、生身の他者と関わっていく必然性、生身の身体とともに生きる必然性が失われていく社会のことである。第1部 時代と人間への問い―"自己完結社会"へのまなざし(「理念なき時代」における"時代性";人間学の"亡霊"と"自立した個人"のイデオロギー)第2部 「人間的"環境"」の分析と人類史における連続性/非連続性(人間存在と"環境";人類史的観点における「人間的"環境"」の構造転換)第3部 「人間的"生"」の分析と"社会的装置"(「人間的"生"」の分析と「"生"の三契機」;"生"を変容させる"社会的装置"とは何か)第4部 「人間的"関係性"」の分析と"共同"の条件("関係性"の人間学;"共同"の条件とその人間学的基盤)高度化した社会システムへの依存を深める現代社会で、名状し難い悲哀や苦悩と対峙し得る人間としての思想をダイナミックに紡ぎ出す。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
50代といえばまさに働き盛り。仕事も私生活も充実の時期を迎えます。その一方で、加齢により男性ホルモンが減少し、日頃の運動不足から足腰が弱っていたり、長年のデスクワークで猫背になっていたり、腰痛に悩まされている可能性が高い年代です。そんな日々衰えていく体を「なんとかしたい」と思いつつも「色々やることが多過ぎて筋トレにそんな時間取れないよ……」と感じています。仕事とか家族のことがあって、その隙間でしかトレーニングが出来ない状況にいるのです。本書では最低1日3分、最大でも1日15分で終われるトレーニングプログラムを紹介しています。紹介するエキササイズとプログラムは50代にとって無理がなく効果が出やすいものばかりです。<本書の特徴>・ジムで自宅でも野外でもOK・ベンチプレス、スクワットをやらなくてO K・プロテイン、サプリメントを必ずしも摂らなくてO K<50代がウエイトトレーニングによって得られる効能>・筋力が高まり、体を支える力がつくことで日ごろの「あー、疲れた」がなくなる。・男性ホルモンの分泌が活発になり、再生組織の代謝回数が高まることで肌・髪・爪などの状態がよくなる。・緩んだお腹が引き締まり、落ちてしまった肩が引き上がる。・肩甲骨の動きを取り戻し、猫背が改善する。・座りっぱなしの弱った腰が治る。・胸板が厚く、手脚が太くなることでTシャツ姿がカッコよくなる。・お尻が盛り上がりことでジーンズが似合う……etc.50代の大半は、ボディビルダーやアスリートなどの「トレーニングを主体に生きている人」とは違うはずです。チャンピオンレベルの筋肥大や筋力を追い求めるトレーニング情報は不要と言えます。それほど厳しい食事制限せずに、そこそこのトレーニングで、まあまあの体を手に入れましょう!<著者プロフィール>ユウジ本   Honya Club.com


JPY ¥1,144
毒ガス・サリン撒布計画を実行に移す―。教祖・十文字の反社会的なエゴは肥大化し、やがて侍従長である幸田のコントロールが利かなくなってゆく。若き幹部・太田慎平は信仰のために自らが犯した罪に苛まれ、苦悩を深める。一方、金蔓と見定めて彼らと手を組んだ警部の児玉は、権力者たちの暗闘に搦めとられていく。負の感情に囚われ、死臭を放ち始めた男たち。向かう先は天国か地獄か。未曾有の巨編が迎える衝撃の結末。毒ガス・サリン撒布計画を実行に移す――。教祖・十文字の反社会的なエゴは肥大化し、やがて侍従長である幸田のコントロールが利かなくなってゆく。若き幹部・太田慎平は信仰のために自らが犯した罪に苛まれ、苦悩を深める。一方、金蔓と見定めて彼らと手を組んだ警部の児玉は、権力者たちの暗闘に搦めとられていく。負の感情に囚われ、死臭を放ち始めた男たち。向かう先は天国か地獄か。未曾有の巨編が迎える衝撃の結末。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
成功するDesignOpsの実践手法!AirbnbやTEDなど、欧米のデザイン主導型企業の導入事例を解説。基本編(デザインシステム;デザイン原則;機能パターン;認知パターン;共有言語)応用編(システムの範囲;計画と実践;機能パターンのシステム化;認知パターンのシステム化;パターンライブラリ)Webが急速に変化して複雑化するなか、静的ページの観点から考えるのは不可能になってきました。制作者の多くは、よりシステマチックな方法でデザインにアプローチし始めています。すべてのデザインシステムが同じように効果的であるわけではなく、一貫したユーザーエクスペリエンスをもたらすシステムもあれば、寄せ集めのわかりにくいデザインを作り出すシステムもあります。チームの関与を奨励するシステムもあれば、軽視されるシステムもあります。時間とともに進化して、まとまりや機能を増していくシステムもあれば、肥大化して扱いにくくなるシステムもあります。本書は、うまく機能して長持ちするデザインシステムについて、著者自身の経験とデザインシステムの調査と考察を行いました。規模やデザインシステムへのアプローチが異なるさまざまな企業を例に挙げながら、どのような要素があれば効果的なシステムとなり、チームが優れたデジタルプロダクトを作成できるようになるかを探っていきます。原書のDesign Sytem - A practical guide to creating design languages for digital productsは2017年にドイツ Smashing Magazineから刊行され、高い評価とレビューを得ています。この書籍は、上記書籍の日本語版として、ビジュアルおよびインタラクションデザイナー、UX実務者、フロントエンド開発者(HTML、CSS、Java Script実装者)を読者像に制作しました。基本編と応用編から構成され、基本   Honya Club.com


JPY ¥1,100
どんなに健康な人でも、体内のどこかで「炎症」は起きている!「炎症」の積み重ねが血管や臓器を傷つけている!「食事と習慣」を変えれば今日から防げる。第1章 あなたの体をジワジワ蝕む「慢性炎症」の正体(体内では、常に「炎症」が起きている!;なぜ炎症は起きるのか ほか)第2章 ガンも生活習慣病も「慢性炎症」が原因だった(肥大化した脂肪細胞が、炎症を起こす物質を分泌し続ける;血管の慢性炎症…動脈硬化は脂質異常症が大きな原因 ほか)第3章 「慢性炎症」が老化を加速する(「老化細胞」の蓄積が、からだをジワジワ蝕んでいく;シミやシワは肌の慢性炎症である ほか)第4章 「慢性炎症」をもたらす生活習慣・抑える習慣(1日10ー20分、日焼け止めを塗らずに日光に当たる;オーラルケアを怠ると、深刻な慢性炎症をもたらす ほか)第5章 「慢性炎症」をもたらす食事・抑える食事(糖質制限は、慢性炎症を予防する上でも有効だった;ひとり暮らしは要注意!「カフェテリア食」の危険性 ほか)最近の研究で、体内で慢性化した弱い炎症が、血管や臓器の細胞を傷つけ、ガンやさまざまな生活習慣病の引き金になることが明らかになってきた。この体内の「慢性炎症」は、ストレス、肥満、加齢などで生まれる「炎症性サイトカイン」が原因で起こる。サイトカインは、炎症を引き起こす物質で、周りの細胞も影響を受け炎症を引き起こす。また、死んだ細胞からは、細胞の残骸が蓄積される。これがさらなる炎症の引き金となる。慢性炎症とは何か、予防や改善にはどうすればよいかを、本書で詳しく解説する。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
本書は、著者がしばらく日本を離れ、イギリスから帰国しての第一声、1969年5月の「高度成長反対」から始まる。その翌月からは、「根拠律」「文明論之概略」といった表題で雑誌『みすず』の「巻頭言」が執筆される。その頃は、著者にとっても一つのターニング・ポイントの時期であった。73年の「雄弁と勘定」は、著者の天皇制批判と人民主権論のセットの転調過程をよく示している。「高度成長」の下で新重商主義というのが急速に支配的になっていって、「勘定」的合理性が肥大化していくことによって、人民主権を支えていくような対立を通じての対話とか議論が社会的に消滅していく。したがってそういうものを支えていく文明史的条件の問い直しの必要が言われるようになる。かくして70年代後半から著者は、人間と社会と文化の「原初的条件」を明らかにすることが同時にアクチュアリティーを意味するような20世紀的な学問に学びつつ、やがて『精神史的考察』『全体主義の時代経験』に結晶する前人未踏の領域に歩み入った。この著者にとっての最終ステージにあって、時代の証言として書かれた単行本未収録の作品のほぼ全てを収録する。「高度成長」反対根拠律文明論之概略小説 和名抄近時政論考アレオパジティカ或る生の姿、或は範疇の混同―アイン・レーベンスビルト人権宣言自由考(効果の相殺)―または日本資本主義分析情熱的懐疑家〔ほか〕   Honya Club.com

(PR) パリ

JPY ¥5,280
19世紀、パリ―。中央集権的な発展を遂げた大都市が、"近代"の幕を切って落とした国家、金融、労働、ジェンダー、階級、消費など、"近代"の矛盾と背反が、新しく創られた"空間"を利用しつつ肥大化していく歴史を、あらゆる分野の文献を渉猟しつつ検証。マルクス主義を「空間の学」と接続させた社会経済地理学の第一人者が、強靱な知性で描き出した、「パリの地誌学」の一大メルクマール!断絶としてのモダニティ1 表象 パリ一八三〇‐一八四八(モダニティの神話―バルザックのパリ;政治的身体(政体)を夢見て―革命的政治とユートピアの企図 一八三〇年‐一八四八年)2 物質化 パリ一八四八‐一八七〇(プロローグ;空間関係の編成;貨幣、信用、金融;地代と地主階級;国家;抽象的かつ具体的な労働;労働力の売買;女性たちの状況;労働力再生産;大量消費・スペクタクル・余暇;コミュニティと階級;自然との関係;科学と感情、モダニティと伝統;レトリックと表象;都市変容の地政学)3 コーダ(サクレ=クールのバシリカの建設)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
心理臨床において、セラピストが子どもにかかわっていくためには、「遊び」ほど自然で効果的なものはないであろう。本書では、遊戯療法に関するあらゆる臨床的課題を網羅している。著者は、30年近くに及ぶ臨床経験を基に、遊戯療法の本質、「遊び」の治療的機能、子どもの重要な心的活動としての遊び、等、遊戯療法が持つ諸特性を明らかにし、さらに心理療法一般に共通する原則的なエッセンスとして昇華させている。子どもの世界と遊び第1部 遊戯療法の本質(遊戯療法とは何か;遊戯療法をベースとしたいくつかの鍵概念について;表現することと心理的治癒;心理療法における象徴的表現;日常的できごとにおける治癒的要因―心理臨床をめぐる日常性‐非日常性;家族をめぐる心理学的諸問題)第2部 遊戯療法の実際(不登校少女の遊戯療法;水との和解をテーマとして恐龍の世界を生きる男児の遊戯療法;行動のコントロールが効かない子どもの事例―てんかん発作の代理的・象徴的表現を通じて;ある緘黙症男児の遊戯療法の分析―萎縮した自我と肥大した自我;遊戯療法の教育・研修)今、子どもは病んでいるのか   Honya Club.com


JPY ¥1,870
食事×筋トレで理想のカラダをつくれる本 『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』につづく第2弾は、国内ボディビル大会で優勝(40代4年ぶり!)、世界大会にて3位となるまでの体験、そして研究者としての知見から得た「生きていくうえで必須の行為『食事』を、いかにボディメイクに生かすか」がテーマ。努力をしても成果が上がらないとき、私たちはトレーニング法を疑う。しかしバズーカ岡田いわく「目を向けるべきなのは、むしろ食事かもしれません」「栄養は筋肉の素材になるだけでなく、トレーニングのパフォーマンスや脂肪の燃焼、内臓や血液、神経による機能調整まで、さまざまな側面でボディメイクと関わっています。どんなに完璧なトレーニングを心がけ、日々怠らずに実践していても、適切な食事が摂れていなければ、効果は激減してしまうのです」。本書には、あなたに必要な栄養素は何かに気付く「知識」、それを効率的に摂り込む「方法」を詰め込みました。5大栄養素はもちろん、機能性成分のケルセチンやタウリンなどボディメイクに1ミリでも関係する栄養素はすべて解説、その数130以上。著者がコンビニで買うおすすめ食から、「除脂肪」「筋肥大」の最終アンサーも。 【編集担当からのおすすめ情報】 【主な内容】●第1章 人体のしくみを知らずして食事の管理はできない!消化・吸収のメカニズム/栄養供給のメカニズム/エネルギー代謝のメカニズム●第2章 ボディメイクと5大栄養素の深すぎる関係糖の代謝/脂質の代謝/タンパク質の代謝/ビタミンの働き/ミネラルの働き●第3章 役割をイメージせよ!ボディメイクの細かすぎる栄養事典単糖類/二糖類/多糖類/食物繊維/リポタンパク質   Honya Club.com


JPY ¥2,750
MLBスプリングトレーニングキャンプに毎年参加し、スポーツが文化として地域に根付く現場に肌で触れ続けてきた著者が、最先端のスポーツビジネスの現状と仕組みをわかりやすく解説。前書を上回る豊富な図版を用いて、最新事例を交えながら書かれた、生きたスポーツビジネスを学ぶための入門書。1 アメリカ型スポーツ経営―スポーツをいかにマネジメントしているのか(スポーツマネジメントとアメリカ市場の動向;アメリカスポーツの歴史;リーグのマネジメント;チームのマネジメント)2 スポーツマーケティング―ファンを生み出し、駆り出す戦略(スポーツにおけるマーケティングとは;スポーツマーケティングの歴史;チケッティング、放映権、マーチャンダイジング;スポンサーシップ)3 ケーススタディ―実践現場に学ぶ展開例(カクタス・リーグのツーリズム戦略;スタジアムビジネスとスーパーボウル;市民球団グリーンベイ・パッカーズ;マスターズに見るスポーツイベントのフレームワーク;NCAAのマーケティングと学業優先原則)東京2020オリンピック開催を控え、肥大化していく日本のスポーツ産業。スポーツをいかにビジネスとして成長させ、文化として維持・定着させていけばよいのか。そのヒントは、巨大ビジネス市場を形成するスポーツ大国アメリカの現場からみえてくる。MLBスプリングトレーニングキャンプに毎年参加し、スポーツが文化として地域に根付く現場に肌で触れ続けてきた著者が最先端のスポーツビジネスの現状と仕組みをわかりやすく解説.。前書を上回る豊富な図版を用いて最新事例を交えながら書かれた、生きたスポーツビジネスを学ぶための入門書。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
身体と人生のパフォーマンス最大化へいま人類が知るべき筋肉の最先端理論。筋肉の役割とは?熱産生に関わるタンパク質「サルコリピン」の働き「UCP」と「褐色脂肪」運動に関わる4大要素筋肉はどんな仕組みで動く?ガソリン編筋肉はどんな仕組みで動く?エンジン編筋収縮の仕組み1 専門用語の解説筋収縮の仕組み2 屈筋と伸筋の特性4つの筋収縮形態「等尺性随意最大筋力」の測定〔ほか〕筋力トレーニングをしている人、筋力トレーニングを指導している人、これからスポーツやトレーニングの研究や指導の世界に入ろうしている人を対象に、2016年6月号から21年8月号まで『コーチング・クリニック』で連載された「最新 筋肉の科学」に加筆・修正し、1冊にまとめました。骨格筋の基本的性質、身体運動のメカニズム、筋肥大や筋向上のメカニズムなどを理解し、その上でトレーニングの方法論やプログラムを考察していく、筋生理学のやさしい入門書。   Honya Club.com


JPY ¥785
日露戦争後、関東州と南満洲鉄道の権益を確固たるものにするべく創設された関東軍。その存在は、昭和六年(一九三一)に起きた満洲事変を契機に肥大化する。関東軍といえば、日本を"破滅"に追い込んだ元凶としてとらえることが多い。だが、果たしてそれは正しい評価なのだろうか?本書では、石原莞爾や板垣征四郎、東条英機、辻政信、梅津美治郎といった将官や幕僚たちの動きをはじめ、組織、人事、事件、戦闘にも焦点をあてながら、関東軍の姿に迫っていく。そのほか、後藤新平や川島浪速ら、満洲国と関わりの深い人物や、「満鉄」四十年の歴史なども紹介し、関東軍を多角的視点から検証する。はじめに 満洲に生まれ満洲とともに姿を消した関東軍第1章 関東軍とはなんだったのか?(日本の大陸政策と満洲;関東軍と日本 ほか)第2章 関東軍全史 その思想と行動(張作霖爆殺事件という満洲戦略;事変を支えた新聞と国民感情 ほか)第3章 知られざる満洲のキーマンたち(後藤新平;川島浪速 ほか)付録 満鉄とはなにか?   Honya Club.com


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タンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、ホルモンや酵素、メンタルなど体のさまざまな部分の材料です。命をつくる栄養素とも言われ、健康、スポーツ、美容、介護など多くの分野で注目されています。現代人にはタンパク質が不足しているといいますが、肉や魚だけ食べれば、健康になれるわけではありません。栄養はバランスが大切です。では、日常生活の中でどのようにタンパク質を摂ればよいのでしょう?成長し、老いていく人間に。今、私たちに必要な栄養の知識を、タンパク質から読み解いていきましょう。さまざまな「現場」の問題を解決!タンパク質最前線(現場1 フィットネス;現場2 スポーツ(筋肥大) ほか)1 タンパク質の基礎知識(食べたステーキが、カラダのタンパク質になるまでの道のり;タンパク質は、アミノ酸でできたひもをぐしゃぐしゃにしたもの ほか)2 人のカラダとタンパク質(タンパク質で真皮を磨け!美肌を生むメカニズム;筋肉を大きくしたい人必見!超効率的なタンパク質の摂り方 ほか)3 タンパク質の性質と機能(「ぐしゃぐしゃ」には法則がある!?タンパク質のさまざまな形状;ゆで卵にピータン…身近に利用されるタンパク質の性質 ほか)4 美肌や筋肥大、介護食にも!目的別タンパク質たっぷりメニュー(タンパク質中心のレシピの基本的な考え方;まずはこれ!タンパク質たっぷり「朝・昼・夜」基本メニュー ほか)付録 日常生活に役立つ!タンパク質量リストタンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、ホルモンや酵素、メンタルなど体のさまざまな部分の材料です。命をつくる栄養素とも言われ、健康、スポーツ、美容、介護など、多くの分野で注目されています。現代人にはタンパク質が不足しているといいますが、肉や魚だけ食べれば、健康になれるわけではありません。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
実体験をもとに女を取り巻くラベルを見つめ直す渾身のエッセイ。1 「女」がわからない(「ほとんど男子校」だった大学で;わたしが女子校を礼賛したくない理由;ブラックアウト・ウィズ鏡月 ほか)2 あなたをうまく愛せない(『神風怪盗ジャンヌ』の致命傷;永遠にマクドナルドにいたかった;『マリア様がみてる』の呪い ほか)3 まだフェミニストって言いきれない(切り裂かれた女たちのアーカイヴ;棒の重さを考える;未来の彼女はメイクしているだろうか? ほか)「肥大化した自意識、『女であること』をめぐる様々な葛藤との向き合い方。自分の罪を認めて許していくこと。その試行錯誤の過程がこれでもかというほど切実に描かれていて、読み進めるのが苦しくなる瞬間さえある。それでもここで描かれているりささんの戦いの記録に、私自身も戦う勇気をもらうのだ」――「エルピス」「大豆田とわ子と三人の元夫」プロデューサー佐野亜裕美さん推薦!---女らしさへの抵抗、外見コンプレックス、恋愛のこじらせ、BLに逃避した日々、セクハラ・パワハラに耐えた経験、フェミニズムとの出会い――。実体験をもとに女を取り巻くラベルを見つめ直す渾身のエッセイ!   Honya Club.com


JPY ¥1,870
「まよいもん」とは「迷い者」。あの世とこの世のあいだをさまようものたちのこと―。主人公・藤原マナは中学2年生。離婚して生保レディーとして働く傍ら、霊能者としての裏の顔を持つ、母・しのぶ。信者たちからは「しのぶさま」と崇めたてられていたが、その力は衰えはじめていた。「しのぶさま」の威光にすがろうとする母を、けなげに支えるマナ。スピリチュアルなものへの執着は、人間の欲望を肥大させ、「生き方を間違えば、人も迷い者になる」。マリンタワーや中華街、山下公園などの横浜を舞台に、別居している父や、友人に支えられ、少しずつ成長していく少女の青春グラフィティ。少しイカレたママは美人「霊能者」で、目下売り出し中。次々と起こる事件。スピリチュアルに翻弄される娘マナは…。横浜を舞台に、少しずつ成長していく少女の姿を描く青春グラフィティ。著者初の長編小説。   Honya Club.com


JPY ¥482
会社・役所・団体…などなど、われわれは組織と何らかの接点をもって暮らしている。それら組織はどのような背景でつくられ、どのように運営されているのか。なかでも権威・権力を持ち、肥大化した組織ほど危うい存在はない。国家権力を行使する団体、民間から圧力をかける会社…常に注視していないと、どこに暴走していくかわからない危険性を併せ持つ、秘密集団を徹底解剖する。第1章 権力組織の闇(首相官邸;自民党政務調査会東京地検特捜部;公安警察;公安調査庁;防衛省情報本部)第2章 日本経済を牛耳る組織(日本経済団体連合会;東京証券取引所;経済財政諮問会議)第3章 巨人たちのゆくえ(創価学会;日本民主青年同盟;全国労働組合総連合会;日本教職員組合;日本医師会;日本青年会議所)第4章 政治を動かす圧力(在日本朝鮮人総聯合会;部落解放同盟;日本尊厳死協会;グリーンピース;在日本大韓民国民団;日本遺族会)   Honya Club.com


JPY ¥7,040
憲法政策論の軸は、日本国憲法の基本原理に置かれるべきである。憲法の平和主義の領域においては、軍事的合理性を前面に押し出して「軍事的なるもの」が肥大化していく現実がある。それを憲法規範の側に漸次的に引き戻していく憲法政策論的課題を明らかにしつつ、「軍事的なるもの」の持続可能な統制の必要性と可能性を探る「平和のための憲法政策論」。第1部 ポスト冷戦期の「安全保障環境」の変化と憲法(安全保障と憲法・憲法学―腰をすえた議論のために;自衛隊の平和憲法的解編構想 ほか)第2部 「人権のための戦争」と「戦争の民営化」(「平和と人権」考―J.ガルトゥングの平和理論と人道的介入;「人道的介入」の問題性―「軍事介入主義」への回廊 ほか)第3部 日本型軍事・緊急事態法制の展開と憲法(テロ対策特別措置法;ソマリア「海賊」問題と海賊対処法 ほか)第4部 日米安保体制のグローバル展開(安全保障体制;日米安保体制のtransformationと軍事法の変質 ほか)第5部 ドイツ軍事・緊急事態法制の展開(緊急事態法ドイツモデルの再検討;ドイツにおける軍人の「参加権」―「代表委員」制度を中心に ほか)   Honya Club.com


JPY ¥880
神なき時代、人間のエゴと欲望は肥大化し、それは私たちの生きづらさを引き起こしている。国家・資本・宗教を切り口に、物質世界のなかで精神生活の重要性を説くシュタイナー人智学の第一人者高橋巖と、キリスト教神学と現代社会を取り結ぶ著作活動をつづける佐藤優が、世界のあり方を問い直す。「見える世界」と「見えない世界」の結びつきに光をあて、いま、ここに生きる意味を探る一冊。1 国家―一人ひとりの時間と空間の共同体(道半ばを歩く者として;見えるものと見えないもの;キリスト教はオカルト? ほか)2 資本―お金と働くこと(資本主義の男性原理と女性原理;お金がすべて?;プロテスタンティズムと資本主義は関係ない ほか)3 宗教―善と悪のはざまで(現代人は悪に鈍感;善と悪のはざまで生きる;悪はどこから入りどこから去っていくのか ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
10歳でローリング・ストーンズのファンになり、1978年、ハイスクール時代にこっそり忍び込んだ学校の印刷室でファンジン第1号を発行。"ベガーズ・バンケット"と題されたそのミニコミは、やがてローリング・ストーンズのメンバーにも認められ、遂にはバンドの公式ニュースレターに!しかし80年代から肥大化していくロック・ビジネスの流れのなかで、メンバーとは近いのにバンドは遠い存在になっていく…。まるで目の前にキースやミックがいるかのような生き生きとした筆致で描かれる、涙と笑いの青春ノンフィクション!ブルックリン横丁で芽生えた夢のファンジン卒業踊るリッツの夜ハンプトンで大暴れ友を待つアップタウンのねぐらは害虫だらけ合併小鼠、大国に吠える毎度お馴染み、怪しいヤツらたった独りのいい野郎ども愛やら希望やらセックスやら夢最後に笑うのは……すべての物語に絵を……サンシャイン・ボーイズ川を越えて森の深みへニューヨークから生放送カエルの子はカエルおかしな関係 ビル&ジェーン拾う神誠意を賭けた大博打砦の番人新しい時代への片道切符ほとけ天の邪鬼を憐れむ歌ロック界のラスプーチンミックとキースを徹底精神分析ラジオ・デイズフェイク・ニュース言葉の迷宮弱肉強食の世界へいらっしゃいストーンズまでの隔たり何石投じても一鳥も得ずかわいい子には、よじれ旅墓石ブルースキースに解き放たれてベンに首ったけ呪わしいツアー理念ラスベガス万才ビバリーヒルズの憂うつフランクに生きる道エピローグ 無間地獄からの旅立ち10歳でローリング・ストーンズのファンになり、1978年、ハイスクール時代にこっそり忍び込んだ学校の印刷室でファンジン第1号を発行。〈ベガーズ・バンケット〉と題されたそのミニコミは、やがてローリング・ストーンズのメンバーにも認められ   Honya Club.com


JPY ¥2,097
元Company FlowのBigg Jusの7年ぶりとなるニューアルバム。Big Jussは肥大化する醜悪さと社会の不公平さを完膚なきまでに叩きのめす。くりかえされる争いと経済的疲労が影を落とす時代に彼の激し怒りと知性は他の追随を許さない。次世代が現実逃避に引き込まれ、薄れていくポスト9/11の希望の中、その存在はますます力強くなる。彼はヒップホップ内に蔓延する女性軽視のラップに意味を見出さない   HMV&BOOKS online


JPY ¥2,200
通信傍受や暗号解読は、第一次世界大戦時に外交・安全保障上の必要性から生じ、第二次世界大戦においては、傍受する対象国が複数となり、暗号自体も複雑化したため、米英間にUKUSA協定が結ばれた。戦争が終結するとソ連の脅威に対抗するため、この協定にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが加わり、ファイブ・アイズ諸国の体制が確立し、冷戦を裏から支えた。ソ連が崩壊し、冷戦が終結すると、肥大化したインテリジェンス組織は縮小させられたが、9・11同時多発テロによって、テロとの戦いという方向性が明確になっていく。こうして情報組織はネットから世界中のデータを吸い上げるようになる。国際政治の複雑怪奇な実態を裏から眺めるもう一つの現代史。第1章 通信傍受と暗号解読の歴史(通信傍受の歴史;第二次世界大戦までの米英の暗号解読活動)第2章 米英インテリジェンス同盟の構築(米英情報協力の始まり;第二次世界大戦の終結とUKUSA協定)第3章 対共産圏の通信傍受包囲網―冷戦前半期(NSAの誕生;ファイヴ・アイズの成立;冷戦初期のUKUSA;対ソ情報収集活動の進展―スエズ危機、ベルリン・トンネル作戦;拡大する通信傍受活動―キューバ危機、ヴェトナム戦争)第4章 進化する通信傍受技術―冷戦後半期(通信傍受手法の技術的進展―通信衛星、海底ケーブル;UKUSA間の軋轢―デタントの波紋;人口に膾炙するUKUSA;ソ連への機密漏洩;苦悩するGCHQ)第5章 変容を迫られるUKUSA―冷戦後(変化するUKUSA―湾岸戦争、情報組織に対する監視;同時多発テロの衝撃―9・11、イラク戦争、スノーデン事件)国を越えた情報協力が緻密化しビッグデータの活用が拡大するなか、スノーデン事件は情報戦の危険性を警告する。第二次大戦から今日まで   Honya Club.com


JPY ¥2,200
2030年までの国際目標として掲げられた「持続可能な開発目標(SDGs)」には、分野ごとに17のゴールおよび169のターゲットが示されています。一方、地球の気候システムをも改変させ始めている肥大化した現在の産業文明は、その存続の危機に立たされていると考えられます。SDGsの目標の達成のためには、個々の政府・企業・非営利法人などの活動が一層重要になってきていますが、同時に、現在の産業文明の構造自体から考え直して、真に持続可能な文明の形を考えていく必要があります。その中で、自分なりシナリオを構築し、目標に向けて真摯に実行していくことが必要となりますが、本書では、その方法の一つとして考え方やシナリオを提示しています。第1章 文明の誕生と崩壊―熱力学で理解する持続可能な文明の条件(世の中の現象はすべて熱力学に支配されている―非平衡に生まれる"散逸構造"とは;なぜ生命は高度に進化し繁栄するのか?;なぜ文明は繁栄するのか?)第2章 産業文明とその限界(文明の跡地は砂漠になる?―砂漠の中の古代文明跡;現代の産業文明とその限界;持続可能な文明の条件)第3章 海・沿岸部を起点としたメタノール文明の形(人工生命型エネルギー・クラスターと資源循環エンジン;バイオメタノールを基軸とした資源循環エンジン;バイオメタノールを起点とした文明の構築;バイオメタノール文明を補完するマグネシウム燃料)第4章 海洋文明国家のつくり方(2019年の現状:新しい文明をつくる土壌;2020年代:新文明の萌芽;2030年代:エネルギ−・ネクサス組合が自治体、大学、企業を飲み込む;2040年代:ベーシックインカムの実現;2050年代:メタノール文明の完成形;2060年代:人工知能のシンギュラリティを超えて)資源の効率的利用   Honya Club.com


JPY ¥16,500
登場人物や舞台のほぼすべてを創作する特異な軍記、"薩琉軍記"を研究する初の書。異国と戦った者たちの物語がなぜ必要とされたのか。異国合戦軍記が担った役割は何だったのか。国家の異国観が、大衆へ浸透していく様相を解明するために、日本文学史に異国合戦軍記を位置づける。"薩琉軍記"研究の過去、現在第1部 "薩琉軍記"の基礎的研究("薩琉軍記"諸本考;"薩琉軍記"世界の考察―成立から伝来、物語内容まで)第2部 "薩琉軍記"の創成と展開の諸相(物語生成を考える―近世の文芸、知識人との関わりから;甦る武人伝承―再生する言説)琉球から朝鮮・天草へ―異国合戦軍記への視座資料篇未知なる国、異国「琉球」を侵略する、架空の軍記〈薩琉軍記〉。〈薩琉軍記〉とは、慶長十四年(一六〇九)の琉球侵攻を描いた軍記テキスト群である。実際には起きていない合戦を作りだし、様々な武将たちの活躍を創出した特異な軍記だ。本書はその〈薩琉軍記〉を研究する初の書である。異国と戦った者たちの物語はなぜ必要とされたのか。異国合戦軍記が担った役割は何だったのか。その成立、諸本の展開構造、享受の実態から、明らかにしていく。国家の異国観が、大衆へ浸透していく様相を解明するべく、日本文学史に異国合戦軍記を位置づけようとする野心的な書。本書には、東アジアにおける日本の視座が問われている昨今、時代やジャンルを超越し取り組むべきテーマが凝縮されているといっても過言ではない。文学研究者のみならず、歴史、思想史にも有益な書である。【〈薩琉軍記〉の物語が生長し、展開していく背景には、東アジアにおける日本の対外情勢の緊迫化があり、異国との戦さ幻想の肥大化がある。東アジアにおける日本の地位を確立する上でも、異国と戦った者たちの物語が必要とされたのである。い   Honya Club.com


JPY ¥2,200
米国自動車市場の崩壊は、世界最大のGMの経営破綻にまでつながった。日本メーカーにおいても、円安を背景にした輸出バブルが膨れ上がり、時を同じくして破裂した。世界最強と安心してはいられなくなった、トヨタを筆頭とする日本の各社はどれだけ深刻な状況にあり、何を克服しなければいけないのか。リコール問題、エコカー開発、拡大が見込める中国、インドなどの途上国での競争、国内の過剰設備の削減、国際再編…立ちはだかる難問を、彼らはどう乗り切っていくのか。第1部 自動車バブルの崩壊(トヨタ・ショックはなぜ起こったのか;米中二大「焦点市場」の実像)第2部 主要メーカーの実力(米国企業、欧州企業の実力;アジア企業の実力;日本企業の実力)第3部 世界自動車メーカーのグローバル競争力(世界自動車不況の背景;日本自動車メーカーのグローバル製品市場戦略と実力ランキング)第4部 日本自動車および自動車部品企業の将来と課題(日本自動車メーカーの将来と課題;日本自動車部品メーカーの将来と課題)補論 自動車の製品アーキテクチャとインテグラル指標先進国自動車バブル崩壊。激しさを増すエコカー開発や、発展途上国市場争奪戦。急速な肥大化をし、国内生産能力の過剰やリコール問題に苦しむ日本メーカーはどうなるのか。激変する競争状況を見据えた改訂版。   Honya Club.com


JPY ¥924
革命前夜のパリで起こった、ある新聞記者の射殺事件。現場を目撃したシャルルは、犯人の正体の解明を、名探偵デュパンに依頼した。手がかりを持つ人物が次々と殺され、様々な思惑と共に肥大していく事件。翻弄されるシャルルは、自分も事件に呑まれて殺人を犯したのではないかと不安を抱くが…。二月革命前後、爛熟の都に蠢く群像を壮大に描く、巨匠ポオへの熱いオマージュ。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本書における十三人の開業臨床心理士の仕事場からの報告は、クライエントに対する個人心理療法を揺るぎない中心軸に据えて、あるときは我が身をさらけ出し、あるときは思索の井戸を深く掘り下げながら、自立した専門的職業人としての「臨床心理士」のモデルをそれぞれに提示している。臨床心理士の個人開業開業精神分析的心理療法実践―臨床心理士・平井正三の仕事場私の開業心理療法―臨床心理士・亀井敏彦の仕事場より開業の現場から心理臨床実践の基本、マネジメントについて考える―臨床心理士・栗原和彦の仕事場から来談者から持ち込まれるもの、面接者から持ち込まれるもの、肥大し朽ちていくもの―臨床心理士・小泉規実男の仕事場了解の円環―臨床心理士・手束邦洋の仕事場探索から理解へと向かうスペース―臨床心理士・鈴木誠の仕事場市井の臨床心理士雑感―臨床心理士・宮地幸雄の仕事場から自己を語る場所として―臨床心理士・長瀬治之の仕事場において分離の不安と転移の深まり 開業心理相談室の中での個人開業(その1)―臨床心理士・早川すみ江の仕事場大学と開業心理臨床―臨床心理士・大場登の仕事場開業心理療法クリニックでの二十年の体験から考えていること―臨床心理士・佐野直哉の仕事場   Honya Club.com


JPY ¥715
男でありながら乳首から精乳を垂れ流してしまう特異体質の持ち主・柊大輔(ひいらぎだいすけ)は、上司であり同じ男である課長の清水(しみず)に淡くも切ない恋心を抱いていた。紳士的で穏やかで、分け隔てなく誰にでも優しくて、上品で…。そんな清水に入社してすぐの頃から密かに心に秘めていた甘い想いは、いつしか「もっと課長に触れられたい」という欲望に変わっていく。それでも、ノンケである清水への想いは、誰にも打ち明けるつもりはなかった。ある日、会社の飲み会で酔った大輔は、デスクに置かれた清水のマグカップを前に、不意に心臓が脈打ち、心と体が疼くのを感じていた。ダメだとわかっているのに、震える指が、意識が、操られているかのように自身の乳首へと向かっていく。――課長のマグカップで自慰を…。こんなところ、誰かに見られたら…。そう思った矢先、目を赤く染めた同僚の神崎(かんざき)が現れた。そして、執拗に嬲られ肥大化した大輔の乳首から溢れ出る精乳を搾り尽くすように吸い始める。「誇れ、お前は俺の供物に選ばれた。一生俺のために精乳を貢ぐのだ。」そう言って笑みを浮かべた神崎は、漆黒の翼と角を持っていて……!?大輔の恋の行方と、神崎の正体とは――?   Honya Club.com


JPY ¥880
安倍政権の一強時代になり、戦後の平和主義が脅かされ、国家と国民の関係があらためて問われている。法とは何か、民主主義とは何かについてこれまでになく揺さぶられる中、裏通りを歩きながら政治・経済の諸問題を思索する。第1章 路地裏から民主主義を考える第2章 路地裏のメディア論第3章 路地裏の記憶を歩く第4章 路地裏の読書、ときどき映画第5章 人間のための経済学終章 民主主義について語るために、わたしたちは生まれた町に帰ってきた世界の様相は、予想を上回るスピードで変化している。グローバリズムに対する揺り戻しがくるとすれば、それは再分配に配慮した国民国家の再生に向けての動きであり、同時に、ナショナリズム的な復古主義が勃興してくる危険性も懸念された。簡単に言ってしまえば、左からの揺り戻しと、右からの揺り戻しがあるということだ。経済も、政治も、環境も、個人がコントロール可能なスケール(ヒューマン・スケール)を超えて肥大化しており、わたしたちの予想を超えたスピードで変化している。しかし、だからと言って、不公正や横暴がまかり通ることや、戦争への危険を手をこまねいて見ているわけにはいかない。 思想的拠点は存在しなくとも、わたしたちには生活の拠点がある。息の長い、実感の伴った生活の場から、今の状況を見つめ直すことはできるからだ。人が生きていく上で本当に大切なものは、変わらない、路地裏を歩けば、忘れてはならないものが見えてくる。オリンピック問題、カジノ法案、憲法改正論議、グローバル教育、権力とメディアなど、市井の思想家が日本社会の違和感について考察していく。第1章:路地裏から民主主義を考える第2章:路地裏のメディア論第3章:路地裏の記憶を歩く第4章:路地裏の読書、ときどき映画第5章:人間のための経済学   Honya Club.com


JPY ¥979
人に仇なす怪異どもを蹴散らしていく少女三人。羽賀大社の令嬢、羽賀御影。重武装のトラブルメーカー、宮内早苗。そして、「呪い屋」の通り名を持つ凄腕の呪術師、佐々木零。羽賀退魔社として活躍し続ける彼女たちの行く手に、淫らで邪な呪術師たちが立ちふさがる。拉致された早苗を救出しようとして囚われの身となった零に、呪術の秘技を尽くした責めが襲いかかる。淫呪で敏感にされた柔肉を触手に揉み立てられ、恥知らずな喘ぎ声を搾り取られる女呪術師。さらに、可愛がっていたはずの年下の少女―早苗には、肥大化クリトリスを前後の肉門いっぱいに味わわされ、凄絶にイカされてしまう。だが、さらなる凌辱が零を待ち受けるのだった…。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
ドラマ番組制作プロジェクトを合同で進めるために出会った『株式会社DramaticArt』の小向理恵に、『株式会社テクニカル』の青柳秀治が暴行を働こうとするが、小向の上司である永井智則、青柳の上司である山下和久に犯行を目撃されて未遂に終わる。完遂されなかったことを理由に通報せずにスタッフ間で処理しようとして、問題は肥大していく。被害者、加害者、それぞれの上司。4人は、どこに行き着くのか?   Honya Club.com


JPY ¥550
1988年9月、天皇「重体」報道が、日本国内をかけめぐった。その後も天皇報道はエスカレートし、「天皇賛美」と「自粛」ムードが広がっていく。それは、天皇の戦争責任を免罪し、絶対主義天皇制の部落差別温存、民衆運動への弾圧という事実から国民を遠ざける役割を果している。「象徴天皇制」の肥大化は、日本国憲法の民主的条項―国民主権・平和主義・基本的人権―に暗い影をおとすことになる。そこで私たちは『部落』88年12月号で「天皇問題と民主主義」を特集し、鯵坂真・岩井忠熊・長谷川正安・藤谷俊雄の4氏による座談会を掲載した。今後、天皇の死去と改元、葬式、陸墓建設、代替り儀式…と続く天皇の政治利用の中で、草の根保守勢力が反動的地域支配を強めていく危険性も指摘されている。そこで私たちは、部落問題を解決する立場から、先の座談会に必要な資料を加えて刊行することにした。座談会 天皇問題と民主主義を考える(憲法からみた「天皇=元首」論の批判;外交における天皇の位置づけ;「日本文化論」の天皇論の危険性;天皇の国事行為と公私区別;天皇における戦前・戦後の意識の連続と戦争責任;天皇制=無責任体制;君主制の特性;「天皇不執政論」の批判;葬儀・即位儀礼はどうなるか;大嘗祭とは;即位儀礼の憲法問題―政教分離;天皇賛美のねらい―民主主義を阻む役割;「自粛」の影響とマスコミの退廃;天皇と京都―60年前とのちがい;戦後「象徴天皇制」と部落問題;天皇賛美は部落問題解決を阻害)資料(大日本帝国憲法〈抄〉;日本国憲法〈抄〉;旧皇室典範;皇室典範;皇室服喪令 ほか)資料(天皇賛美に反対する声明〈全国部落解放運動連合会〉;天皇問題に関する声明〈全国部落問題研究協議会第18回総会〉)   Honya Club.com


JPY ¥6,600
「非政治的軍隊」はなぜ政治化したのか。明治国家の指導者たちは「統帥権の独立」が孕むリスクに気付いていなかったのか。本書は、陸海軍が維新変革の渦中で産声を上げ、やがて官僚制度の整備とともにその制度的自立化を強め、ついには統帥権を肥大化させ、「軍部」として国政上に大きな力を振るうようになる、そのメカニズムを「政治史のなかで」解明していく。軍人、政治家、官僚、ブレーン集団…様々な人物像に目配りしながら日本陸海軍の盛衰を立体的に描く、最新の成果。第1部 軍政優位体制の形成(明治維新期の政軍関係―強大な陸軍省と徴兵制軍隊の成立;日清・日露戦争と陸軍官僚制の成立)第2部 統帥権改革の頓挫と「革新」への胎動(児玉源太郎と統帥権改革;大正・昭和期における陸軍官僚の「革新」化)第3部 軍政優位体制の崩壊(海軍省優位体制の崩壊―第一次上海事変と日本海軍;国家総力戦への道程―日中全面戦争と陸軍省軍政官僚たちの葛藤;日本海軍の戦争指導と社会科学者・技術官僚の役割)「天皇の軍隊」はなぜ政治化したのか。そのメカニズムを、「政治史のなかで」解明していく。軍人、政治家、官僚、ブレーン集団など、様々な人物像に目配りしながら、日本陸海軍の盛衰を立体的に描く、最新の成果。   Honya Club.com


JPY ¥539
ローマの再建に立ち上がったディオクレティアヌス帝は紀元293年、帝国を東西に分け、それぞれに正帝と副帝を置いて統治するシステム「四頭政」(テトラルキア)を導入した。これによって北方蛮族と東の大国ペルシアの侵入を退けることに成功。しかし、膨れ上がった軍事費をまかなうための新税制は、官僚機構を肥大化させただけだった。帝国改造の努力もむなしく、ローマはもはや、かつての「ローマ」ではなくなっていく―。第1部 ディオクレティアヌスの時代―紀元二八四年‐三〇五年(迷走からの脱出;「二頭政」;「四頭政」;ペルシアとの関係;兵力倍増;帝国改造;官僚大国;税金大国;統制国家;ディオクレティアヌスとキリスト教;ディオクレティアヌス浴場;引退)   Honya Club.com


JPY ¥41,800
21世紀を目前にした今日、今世紀100年を総括する文章をよく目にするが、等しく述べられているのは科学技術の進歩である。医学・医療におけるこの100年間の進歩もまことに目覚ましいものがあった。一方20世紀の末になり、パラダイムの転換が多くの学問領域で見られるようになった。医学・医療においても、医療の評価が生存率からQOLへと視点が変わったことも一例であるといえよう。泌尿器科における医学・医療もいま述べた理念と動向の中で、専門分野を担当し、前進発展させていくべきである。本書は1986年に初版を発刊し、改訂第2版は、1991年に出版したが、今回の改訂第3版を出すまでに15年近く経過した。時代にマッチした知見を網羅した本格的成書を目指し21世紀に向けて、さらなる前進を志向していきたい。泌尿器科解剖学泌尿器科発生学泌尿器科代謝生理学泌尿器科診断学尿路性器の先天性異常疾患尿路結石症尿路性器感染症尿路性器損傷神経因性膀胱前立腺肥大症〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,012
計り知れない力を生み出す「筋肉エンジン」のしくみに迫る。絶えず自動的にリニューアルされているばかりでなく、使えば使うほどバージョンアップされていく筋肉。そのはたらきをエンジンになぞらえれば、アクセルはなんと人間の「意志」なのだ。「身体」の化学反応を「心」がコントロールする、なぞに満ちた筋肉活動のしくみを最新の知見を交えながらやさしく解説した入門書。第1章 筋肉の燃料の製造と供給のふしぎ第2章 筋肉の部品がいくら使ってもすり減らないふしぎ第3章 筋肉エンジンが動力を発生するメカニズム第4章 筋肉が自由意志によって動くふしぎ第5章 筋肉が使えば使うほど発達するふしぎ第6章 筋肉エンジンの性能がトレーニングにより向上するふしぎ第7章 下等動物における筋肉の"超能力"のふしぎ第8章 心臓はなぜ肥大するか第9章 心臓停止による突然死はどうして起こるか第10章 健康増進のための運動使えば使うほど性能がアップする「筋肉エンジン」! 計り知れない力を生み出す「筋肉エンジン」のしくみに迫る。絶えず自動的にリニューアルされているばかりでなく、使えば使うほどバージョンアップされていく筋肉。そのはたらきをエンジンになぞらえれば、アクセルはなんと人間の「意志」なのだ。「身体」の化学反応を「心」がコントロールする、なぞに満ちた筋肉活動のしくみを最新の知見を交えながらやさしく解説した入門書。使えば使うほど性能がアップする「筋肉エンジン」!計り知れない力を生み出す「筋肉エンジン」のしくみに迫る絶えず自動的にリニューアルされているばかりでなく、使えば使うほどバージョンアップされていく筋肉。そのはたらきをエンジンになぞらえれば、アクセルはなんと人間の「意志」なのだ。「身体」の化学反応を「心」がコントロールする、   Honya Club.com


JPY ¥1,980
畳み掛ける言葉、変幻自在の時空、広がり繋がる世界、突き刺さる主題。野田演劇の神髄、ここにあり!第58回読売文学賞、戯曲・シナリオ部門を受賞した「ロープ」他、「オイル」「THE BEE」の三本を収録した、最新戯曲集。闘う相手はどこに。リングサイドは安全か。孤独なレスラーの戦いは、いつしか「世界」へと肥大していく。読売文学賞、戯曲・シナリオ部門受賞作「ロープ」を含め、計3本を収録した最新戯曲集。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
個人であることを認めない、「贈与・互酬」「身分」「共通の時間意識」のシステムに支えられた「世間」は、西欧の「社会」とは決定的に異なり、私たちの日常的な"生活世界"にあって行動を規制する原理として機能する。日本では明治期から進められた近代化によって西欧型「社会」にとってかわられるはずだったこの「世間」というシステムは、しかし1980年以降の高度資本主義=高度消費社会に入って、近代社会の家族/社会という二項対立が解体され資本主義の中世化が進むにつれて、いっそう膨化・肥大化していくことになる。近代化の圧力の低下にともなって強大化する「世間」というシステムが、いかに私たちの生活に暴力的に機能しているかを、対人恐怖、隣人訴訟、女児殺人事件などの具体的な問題群に即して検証する。第1章 方法としての「世間」―世界とは自分のことなのだ第2章 構造としての「世間」1―贈与・互酬、身分、個人の不在第3章 構造としての「世間」2―呪術性、排他性、権力性第4章 歴史としての「世間」―「中世」化する資本主義第5章 風土としての「世間」―ヨーロッパの静かな風景第6章 心的現象としての「世間」―対人恐怖をめぐって第7章 法的現象としての「世間」―隣人訴訟をめぐって第8章 犯罪現象としての「世間」―文京区女児殺害事件をめぐって生きていく上で外圧・禁錮制度として機能している「世間」というシステムが、いかに私たちの生活に暴力的に介入しているかを、対人恐怖、隣人訴訟、女児殺人事件などの具体的な問題群に則して検証する1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,026
Webの登場によって、現実は「物語消費」として進行し始めた。情報を増殖させ、その肥大した情報に自ら動員されていく「物語消費論的大衆」たち。今この国を覆う錯誤的事態をもたらしたものは、いったい何か?1980年代以降のサブカルチャー事象に通底する「物語への回帰」という志向を検証し、実現可能となった「思想上の遊戯」を清算する。「物語消費論」から「愚民社会論」へ第1部 物語消費論・改(物語消費論とルーシー・モノストーン―いかにして物語を現実に越境させうるか;ポストモダンの時代に大きな物語はいかに延命したか―『スター・ウォーズ』化した中上健次をめぐって;脱政治化するサーガ―『宇宙戦艦ヤマト』と無国籍ナショナリズムの成立;寓話機能不全の時代とジブリ)第2部 物語消費論・再(記号の陰の物語;物語消費論の基礎とその戦略;麻原彰晃はいかに歴史を語ったか―「土谷ノート」を読む;「ビックリマン」と天皇制;他者の幸福のための消費)「大衆」が「大衆」を「動員」する現象はなぜ起こるのか。1980年代以降のサブカルチャー事象に通底する「物語への回帰」という志向を検証し、実現可能となった「思想上の遊戯」を清算する。   Honya Club.com


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9・11事件後、アフガニスタン戦争は「不朽の自由作戦」と名づけられ発動された。アフガンで、イラクで、自由を付与するとの美名の下に、数多の民間人が殺され、傷ついた。彼ら彼女らにとっての「自由」とは頭上から降り注ぐ爆弾のように、耐え忍ぶものなのだろうか?軍産複合体が肥大化し、市場が国家と融合した。人々の生活のあらゆる局面に産業化・市場化が浸透し、自由までもが規律化された。戦争や強制収容所が民営化されていく。知的財産は企業によって囲い込まれ、平等に享受しうる情報や自由が収奪される。グローバリゼーションに関わる最新の文献を踏まえ、9・11事件後に世界各地で進行する事態をおさえながら、新たな社会運動へ向けて批判的想像力を羽ばたかせ、市場の社会的深化に抵抗するオールタナティブを探る。第1章 劣化する民主主義第2章 暴走する市場第3章 自由とパノプティコン第4章 知の囲い込み第5章 風変わりな資産第6章 戦争の民営化第7章 自由の再生第8章 民主主義の再考自由を与えるとの美名の下で、大国政治が人々の生活を監視し、巨大資本が文化の多様性を封殺し、人々の資産を囲い込んでいる。不自由な自由を耐え、劣化した民主主義を再生するオールタナティブを提示する。   Honya Club.com


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「マッキーのふしぎ椅子」の主人公は、子どもらしからぬ子ども。饒舌でいながら、とても醒めている。「ヒグチくんの折り紙ヒコーキ」は、いくつになっても夢を忘れない、作者の"こころ"を垣間見せてくれる。連想ゲームのように、次から次へと不思議なイマージュ(心象)が連なり、或るときは肥大化したり、また、或るときは緊縮したりしながら進んでいく作品集。   Honya Club.com


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中年期の肥満?それとも筋腫が…?診察を受けたその日に手術を決め、たった一人で筋腫に立ち向かった闘病記。プロローグ 健康が一番と思っていたが…1 肥大化した筋腫と腹水(グレープフルーツ大まで育った筋腫;母も子宮癌を摘出! ほか)2 51歳にして初めての開腹手術(メスを入れられたお腹が熱く重苦しい;夢枕に母が立ち手術の成功を祝福 ほか)3 子宮切除と社会復帰(10日振りの洋服に袖を通し、アレ?;術後の方が気が弱くなっている自分に… ほか)4 納得のいく選択を(80歳で筋腫が肥大するケースも!;社会と仕事に左右される筋腫治療 ほか)   Honya Club.com


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被害者意識の肥大した妻、仕事にかまけてひたすら問題を先送りする夫。ふたりの価値観が、どんどんずれていく。離婚も非婚も年を追うごとに増え続ける一方で、圧倒的多数の夫婦は不満を抱きながらも別れられない。彼らの「それでも一緒にいる理由」を探りつつ、世紀末ニッポンの家族の真実に迫るルポルタージュ。ハムレット症候群悪者になりたくない女房の病子どものために止まった生理この『生活』を捨てたくないローン地獄帰巣本能「そこに家があるから」幻想の家族幻想を捨てきれない〔ほか〕   Honya Club.com


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人々は何を恐れたのか?古代から引き継がれ、肥大化する「罪」の観念。植民地的近代との出会いがもたらした断層。歴史の最深部を探っていく。序章 サティーの薪の山から落ちた女―法典の規定と社会の現実第1章 身に付着し、伝染する罪―罪の浄めの儀式(ブラーヤシュチッタ)(罪の浄めと罪の伝染―法典の規定;マラーター王国における罪とその浄め ほか)第2章 人の罪・神々の怒り―鎮めの儀式(シャーンティ)(古典文献における鎮めの儀式;マラーター王国宰相政府による鎮めの儀式 ほか)第3章 警察署長(コートワール)ガーシーラームの死―王・国家の正義(ラージャ・ダルマ)と社会の正義(ダルマ)(マラーター王国の統治理念;ガーシーラーム・コートワール事件 ほか)終章 罪と穢れ―植民地的近代への展望(デュモン「カースト制度論」の問題性;植民地支配下における浄‐不浄意識の浸透)インド文化の歴史の最深部を底流となって流れ続けてきた「罪の文化」。17・18世紀の西部インド地方を立脚点にインド文化の歴史を捉えつつ、植民地的近代における文化的変容の姿を明らかにする。   Honya Club.com


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子ども・青年の内側から学校を見る場合、グロテスクにも肥大した学校はどのような機能を果たしているのだろうか。その大きな問題点を子ども・青年の現実の記述に比重を置いて摘出し、絶望におちいらずに、かれらの内側に寄り添って学校「再生」の希望を見つけていく。1章 子ども・青年の内側からみた学校2章 「癒しと安心の場」としての学校3章 学級の中のいじめといじめられ4章 子どもの攻撃性と人間的無感覚さの進行5章 仲間関係の抑圧性と解放性―大河内清輝君の事件が問うているもの6章 心理臨床の構造と教育の構造―集団の関係性の変革について7章 教育における「ケア」を考える8章 進路選択とアイデンティティの形成―「分化を遅らせる」進路選択理念の再検討9章 地域における子ども・青年の生活と学び   Honya Club.com


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リーマン・ショック、欧州債務危機など、金融危機と不況が繰り返され、各国は様々な危機回避政策を行っている。経済・賃金格差を拡大させつつ継続する現在に資本主義は、果たしてこのままで発展が可能なのか。本書では、金融セクターが経済成長を主導していく必然性を明らかにし、金融危機を発端とする経済危機、財政危機の連関を詳解。市場メカニズムのメリットを生かし、格差の解消を可能にする経済システムとは何かを展望する。資本主義のあらたな大転換期第1部 実体経済の成長と金融肥大化(実体経済の成長メカニズム;イノベーションと恐慌の機能;金融セクターが主導する経済成長)第2部 世界金融危機から中央銀行危機へ(資金バブルの生成と崩壊;金融危機から中央銀行危機へ;日銀と米FRBの出口戦略)実体経済の成長と日本のゆくえ経済・賃金格差を拡大させつつ継続する現在の資本主義は、果たしてこのままで発展が可能なのか。市場メカニズムのメリットを生かし、格差の解消を可能にする経済システムとは何かを展望する。   Honya Club.com


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150年前のロンドンを見えない敵が襲った!大疫病禍の感染源究明に挑む「壮大な実験」と「壮絶な闘い」はやがて独創的な「地図」に結実していく。恐怖や惨劇のなかで進むスリルあふれる探偵劇から、公衆衛生の概念の転換点と、現代都市が抱える共通の問題を多面的に検証する話題作。下肥屋―八月二十八日・月曜日目はくぼみ、唇は濃い青色に―九月二日・土曜日探偵、現る―九月三日・日曜日肥大化する怪物都市―九月四日・月曜日あらゆる「におい」は病気である―九月五日・火曜日証拠固め―九月六日・水曜日井戸を閉鎖せよ!―九月八日・金曜日感染地図―その後ー現在19世紀大都市ロンドンに発生したコレラの感染源を画期的な統計調査で発見していくスリリングな物語。同時に、それが現代社会の公衆衛生の概念だけでなく科学や都市などの諸問題をいかに変えた事件だったかを描く。   Honya Club.com


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アメリカの中国潰滅シナリオを完全詳解。ファーウェイ以後、どの分野で締め付けていくのか、日本の韓国への輸出規制強化もアメリカの戦略との連携であることなどを解説。中国没落後の日本と世界の行方を見通す!序章 対立に向かう世界(アメリカの対中制裁は終わらない;日本の韓国制裁もアメリカ連動の一環 ほか)第1章 アメリカはどこまで中国を崩壊させるか(米中対立は単なる貿易戦争ではない;肥大化した中国は自分のルールを押しつけだした ほか)第2章 自滅していく中国経済(ファーウェイと縁を切りはじめた世界企業;ファーウェイは世界市場から消える ほか)第3章 中国外交の大失敗で激変するアジア情勢(中国に対する新たなABCD包囲網;ベネズエラの政変はアメリカVS中国の代理戦争 ほか)第4章 日米はこうして中国をつぶす(アメリカを動かした安倍首相の「セキュリティ・ダイヤモンド構想」;陸路と海路をこうして消滅させる ほか)アメリカの中国壊滅スケジュールが決まった!日本の韓国「ホワイト国」外しもその一環だった!ファーウェイの次はこの企業を狙い撃ち!サムスンもそのひとつか!?いざというときに備えるために必読の書! 米中貿易戦争は、新たな局面に突入した。アメリカは、2020年度の国防権限法と、「FIRRMA」「ECRA」「CFIUS」という法律を発動、これによって中国は完全に国際市場から排除されていくことになる! 人民元貿易圏も一帯一路も挫折するなか、中国経済は崩壊へ向かい、それは政権危機をもたらす。また、日本の韓国への輸出管理厳格化は、アメリカの対中制裁と連動したものである。 中国瓦解と世界情勢の大変化とそのスケジュールを完全解説!目次序 章 対立に向かう世界◎アメリカの対中制裁は終わらない◎日本の韓国制裁もアメリカ連動   Honya Club.com


JPY ¥2,860
身体の価値は、生産性から消費性そして商品性へと変遷し、「健康」への欲望とその陰に潜むコンプレックスはますます肥大していく。数々の健康法の歴史を概観し、日本近代の身体観=生命観を凝視する。序 今も「健康ブーム」か1 「健康」フェティシズムの日本史2 "秘法"の部3 "癒し"の部4 近代健康法創始者列伝   Honya Club.com


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現代の先進文明社会で、歯止めなく日増しに肥大化、巨大化していく科学技術の専制の嵐! 変わりゆく世界のなかで、不易の「智慧」と「信」の重要性をさまざまな局面で切り取り「科学と宗教」を真っ向から論じた現代文明論。〈河原宏〉1928年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授。専攻は、日本政治思想史。著書に「青年の条件」「素朴への回帰」など。    HMV&BOOKS online


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一生の大部分をかけて自分は何をやりたいのか、何になりたいのか。いったい何のために働くのか。たとえ給料はあまり上らなくとも、自分らの意志で、納得のいく仕事がしてみたいと望むのはなぜか。何かをなしとげた時に味わう手応え、自己実現への欲求こそ、労働の本質である。会社勤め15年の体験をふりかえりつつ、働くことの意味と意識を考える。働くことと遊ぶこと――「労働」と「遊び」を互いに背反するものと考えるのではなく、むしろ、相互補完的な人間の営みとして受けとめようとする姿勢こそが重要なのだ。「労働」の中には「遊び」がひそんでおり、「遊び」の底には自己表現を核とする「労働」が沈んでいる事実が忘れられてはならないのである。「労働」は疎ましく「遊び」は好ましい、という単純な感覚論をもってしては、「労働」そのものはおろか、「遊び」の本質さえ掴みそこなうことになるだろう。つまり、「労働」のあり方が正確におさえられていなければ、「遊び」のありようも探れぬわけである。いずれにしても、「遊び」に向けられた欲求のこれほどまでの肥大を、生活レベルの向上による文化的豊熟の表現であると喜んでばかりはいられない。「労働」が病んでいる時には、「遊び」もまた病んでいるのだ。――本書より   Honya Club.com