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ゼロイヤー…それは、バットマンが誕生した年。スーパーヒーローの時代が始まる以前…弱きを助け悪を挫くバットマンが翼を広げる以前、ゴッサムシティの放蕩息子ブルース・ウェインは、数年間行方不明になっていた。だが、これは闇の姿を必要としたブルースの作戦だった。ブルースは正体を隠してゴッサムをパトロールし、顔を持たない自警団員として活動を始める。まだスーパーヒーローが世間に知られていない時代、ゴッサムシティの放蕩息子ブルース・ウェインは、数年間行方不明になっていた。だが、これは闇の姿を必要としたブルースの作戦だった。ブルースは変装を駆使してゴッサムシティをパトロールし、顔を持たない自警団員として活動を始めていた……この話はスーパーヒーローたちが結集した『ジャスティス・リーグ:誕生(THE NEW 52!)』(小社刊)の1年前の物語であり、ニュー52シリーズの第1巻にあたる『バットマン:梟の法廷』(小社刊)の数年前を描いた作品である。本書はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・ランキング(コミック部門)で初登場3位を記録し、記事内でも以下のように評されていた。「スコット・スナイダーは、この2年間でバットマンを徹底的に再生させた。闇の騎士の神話がこれほどの重厚さと人間らしさをもって描かれるのは、フランク・ミラー以降では初めてである」。読者の予想をはるかに上回るスケールで展開される怒涛の物語をお楽しみに。   Honya Club.com


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貫井徳郎/紙の梟 ハーシュソサエティ    HMV&BOOKS online


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これは、人ひとりを殺したら死刑になる世界の物語である。社会が寛容さを失ったとき、人間の感情はどこに溢れだすのか。想像力の限界に挑む極限ミステリ。ここは、人を一人殺したら死刑になる世界――。私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか?そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができないのではないかという緊張感。過剰なまでの「正しさ」を要求される社会。人間の無意識を抑圧し、心の自由を奪う社会のいびつさを拡大し、白日の下にさらすのがこの小説である。恐ろしくて歪んだ世界に五つの物語が私たちを導く。被害者のデザイナーは目と指と舌を失っていた。彼はなぜこんな酷い目に遭ったのか?――「見ざる、書かざる、言わざる」孤絶した山間の別荘で起こった殺人。しかし、論理的に考えると犯人はこの中にいないことになる――「籠の中の鳥たち」頻発するいじめ。だが、ある日いじめの首謀者の中学生が殺害される。驚くべき犯人の動機は?――「レミングの群れ」俺はあいつを許さない。姉を殺した犯人は死をもって裁かれるべきだからだ――「猫は忘れない」ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった――「紙の梟」   Honya Club.com