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本書では短手数で見事決着をつけた15局を選び、その勝ち方を詳しく解説した。思い切り攻めて勝つ、寅ちゃん流攻撃法の極意書である。野本虎次六段の右玉戦法―勝負を決めた自陣角丸田祐三九段の陽動振り飛車―"五段目の銀に引く手なし"長谷部久雄八段の阪田流向い飛車―「阪田流向い飛車」との乱戦二上達也九段の矢倉中飛車―大乱戦を攻め切る木村義徳八段のヒネリ飛車―ヒネリ飛車をヒネリつぶす大内延介九段の居飛車穴熊―穴熊流の寄せ武者野勝巳四段との急戦矢倉―好きなように攻めた一局吉田利勝七段と手将棋の超急戦―不利な将棋は大乱戦に真部一男七段との相矢倉戦―後手矢倉での先攻滝誠一郎六段の銀矢倉―顔面パンチが決まる大野八一雄四段との矢倉中飛車―ただ攻めただけ中村修六段との相矢倉戦―ネバリの中村に中押し勝ち福崎文吾七段の変型穴熊―固め合いなら負けない勝浦修八段との相矢倉戦―前進あるのみ高橋道雄五段の矢倉中飛車―地道流にも先攻   Honya Club.com


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谷川九段が語る私的振り飛車観と珠玉の自戦記20局。第1部 講座編 私的り飛車観第2部 自戦記編(思い出の山田定跡;兄弟子との名人戦;福崎穴熊と戦う;高橋王位に挑戦;大山先生との順位戦;全力で戦った一戦;初の竜王に就く;向かい飛車のさばき;羽生六冠に挑む;竜王奪還;8手目△6四歩に振り飛車;加藤棒銀と戦う;名人復位はならず;藤井システムを採用;システムを巡る駆け引き;初めての試み;元祖藤井システムと戦う;負けた方が降級という一番;2手目△3二飛戦法を使う;阪田流と戦う)私は羽生善治九段と170局近い対局をしているが、その中でも振り飛車の将棋が結構ある。それも4局取り上げた。二人とも基本は居飛車党だが、タイトル戦での番勝負の中で、「一局は振り飛車を指してみたい」と互いに思うことがよくあったのだ。そうしたいつも指している将棋以外の将棋を試す気持ちが、結果的に芸域を広げることや、技術を高めることつながった、と自負している。 (まえがきより) 本書は谷川浩司九段が43年に及ぶ将棋人生を自らの言葉で振り返る「谷川浩司の将棋」シリーズ第2弾、振り飛車篇です。 中学生棋士としてプロデビューしてから現在に至るまで常に一線で活躍し続けてきた谷川九段にしか語れない言葉あります。 本書は第1部は振り飛車の変遷を振り返る「講座編 私的振り飛車観」。第2部は自戦記という構成です。 大山康晴十五世名人、森安秀光九段など、往年の名振り飛車党を相手にした将棋から、羽生善治九段との激闘、さらには若手の菅井竜也七段の阪田流向かい飛車を迎え撃った将棋まで、谷川九段が選んだ珠玉の20局を詳細に解説します。 大山時代が終わり、将棋界の主流が相居飛車になってもなお、タイトル戦などの大舞台で絶えることなく指されてきた振り飛車の名   Honya Club.com


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穴熊の名局100局を解説付きで収録!+大内、西村、福崎、広瀬―穴熊党4棋士のインタビュー収録。第1部 穴熊の名棋士(穴熊党総裁、振り穴を語る―大内延介九段;この道を進むしかない―西村一義九段 ほか)第2部 棋譜解説(名勝負編(大山の振り穴―中原誠八段VS大山康晴十段;見応えある終盤戦―中原誠十段VS大山康晴名人 ほか);戦術別勝局編(石田流からの後手4五桂跳ね―大山康晴十五世名人VS大内延介八段;矢倉攻略―大内延介八段VS丸田祐三九段 ほか);熱局編(銀冠からの組み替え―中原誠五段VS木村義徳五段;升田の振り穴―升田幸三九段VS佐伯昌優六段 ほか))古今の穴熊の名局100局を解説付きで収録。巻頭ページでは「穴熊の名棋士」と題して、穴熊を武器に戦った、大内・西村・福崎・広瀬のインタビューを掲載。穴熊党必読の記念碑的1冊。戦型別名局集シリーズ第1弾。   Honya Club.com