巨悪たちの奪うか奪われるかの舞台裏!すべて実名で初めて明かされる真相!誰も考えつかない戦術を編み出し、数々のバブル大型経済事件を逆転勝利に導いた"法の凄腕用心棒"!第1章 ヤメ検の野望を粉砕―平和相互銀行事件第2章 失敗と成功のきわどい綱渡り―ダグラス・グラマン事件、リッカー再建、つぼ八事件第3章 知力と胆力の死闘―秀和vs忠実屋・いなげや事件第4章 金の亡者たちの本性―イトマン事件、福岡ドーム事件第5章 華麗なる大乱闘劇―光進の国際航業事件・蛇の目ミシン事件第6章 巨悪と闘う知略―東電株主代表訴訟巨悪たちの<奪うか奪われるか>の舞台裏!すべて実名で明かされる真相!"法の凄腕用心棒"が見たカネと欲望の裏面史。河合弘之は数々の大型経済事件を逆転勝利に導いてきた弁護士である。バブル華やかなりし頃「金屏風」で世を騒がせた平和相互銀行乗っ取り事件、バブル不動産・秀和による忠実屋・いなげや株買い占め事件、企業乗っ取りを企む仕手集団光進事件などで、誰も考えつかない戦術を編み出してきた。社長解任をめぐる株主総会での激しい応酬、稲川会とも通じる謎の公認会計士との共闘など、法律という知を武器に闘う熱い逆転劇は読み応え十分。そのほかイトマンや住友銀行、ダイエー中内功、バブル不動産の慶屋、野村證券なども登場。河合は弁護人として常に依頼人の利益のため最善を尽してきた。世間的には悪党と呼ばれる依頼人であっても、違法でない限り全力を尽すのだ。そして現在は、脱原発弁護団全国連絡会を率いて、東電全役員を訴える賠償訴訟を展開中。河合は原発賠償法で手厚く守られた東電を会社法の株主代表訴訟という誰も考えなかった奇策で法廷に引きずり出した。請求額は史上空前の5兆5000億円である。
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