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神坂雪佳 御朱印帳 朝顔   Honya Club.com


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神坂雪佳 御朱印帳 蝶千種   Honya Club.com


JPY ¥1,760
近代の琳派―神坂雪佳の世界を観る。明治から昭和にかけて活躍した神坂雪佳は、伝統的な日本の美である琳派を継承し、日本画家として、また工芸デザイナーとしてその才能を開花させた。雪佳の絵画雪佳の工芸雪佳の意匠明治から昭和にかけて活躍した神坂雪佳は、伝統的な日本の美である琳派を継承し、日本画家として、また工芸デザイナーとして、その才能を開花させた。近代の琳派、神坂雪佳のモダンで華やかな世界を観る1冊。   Honya Club.com


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明治42(1909)ー43(1910)年に芸艸堂から出版された、全3巻からなる木版摺画集『百々世草(ももよぐさ)』。琳派ファン、日本美術ファンからの人気はもちろん、海外でも高い評価を得ており、2001年にはエルメスの雑誌『LE MONDE D`HERMES』でも特集されました。近年全国を巡回する大規模回顧展が開催され、2022年10月29日からは東京のパナソニック汐留美術館にて「つながる琳派スピリット 神坂雪佳展」が開幕します。画集の中から月毎に愛らしい絵柄を12図を選び、カレンダーに仕立てました。   Honya Club.com


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本書のキーワードは、ネットワークである。人を中心とした、近代京都の美術工芸にまつわるヒト・モノ・コトのネットワークである。点でも線でもない、ネットワークという「面」からアプローチするこころみは、ビックネームだけでは構築されない美術工芸の現場をあぶり出すことにより、よりヴィヴィッドな美術史が見えてくる。浅井忠飯田新七(四代)池邊義象稲畑勝太郎小川治兵衛(七代)神坂雪佳川島甚兵衞(二代)河原徳立錦光山宗兵衛(七代)黒田天外〔ほか〕本書のキーワードは、ネットワークである。モノとモノ、コトとコトの関係も結局は人間が中心にある。ここで考えたいのは、人を中心とした、近代京都の美術工芸にまつわるヒト・モノ・コトのネットワークである。点でも線でもない、ネットワークという「面」からアプローチするこころみは、他の地域の近代を考えるときにも重要な手がかりになるだろう。ビックネームだけでは構築されない美術工芸の現場をあぶり出すことにより、よりヴィヴィッドな美術史が見えてくる。   Honya Club.com


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はじめに―近代の工芸図案集を通して見えるもの図案集名選(『美術世界』渡辺省亭;『工芸品意匠之沿革』農商務省商工局;『ちぐさ』神坂雪佳 ほか)個別研究(生成する古代図案;洋蘭と食虫植物は工芸図案となり得たのか―明治三十六年刊行の『珍花図譜』をめぐって;明治三十年代京都の図案集と「図案の芸術化」;明治から昭和初期までの京都における図案家と工芸家との関係をめぐって ほか)国内に残存している近代図案集の貴重なデータをもとに、多岐にわたる視点から論考を加え、名作図案集から美麗な図版を抜粋して収録。日本近代デザイン史研究における画期的な成果。   Honya Club.com


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福井麻純/神坂雪佳琳派を継ぐもの Tobiselection    HMV&BOOKS online


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純粋美術としての絵画・彫刻より低位におとしめられた陶器、漆器、金工、染織等の諸分野の工藝で活躍した板谷波山、武田五一、浅井忠、神坂雪佳、藤井達吉、津田青楓、富本憲吉、今和次郎、広川松五郎、高村豊周たち、絶望から出発し、近代工藝を模索する彼らの悪戦苦闘の軌跡を検証。また1900(明治33)年のパリ万国博覧会の前後に移入された、工藝図案の再生への出発となるアール・ヌーヴォーの意義を分析。さらに日本近代における唯一といえる体系的な工藝をめぐる柳宗悦の思想が誕生した経緯、その中身と意味を歴史的な文脈のなかで検討する。序―「非・近代」的な工藝の「近代」第1章 明治・大正の工藝図案―図案の「藝術化」をめぐって(『器物図集巻三』と板谷波山のアール・ヌーヴォー;武田五一とその周辺―京都の工藝界との関わりを中心に;明治三〇年代京都の図案集と「図案の藝術化」 ほか)第2章 変容する近代工藝―一九一〇年代から一九三〇年代へ(工藝の個人主義―一九一〇年代の工藝;薊のモティーフと一九一〇年代の工藝;工藝の在処をめぐって―一九二〇年代の工藝 ほか)第3章 柳宗悦と「工藝」の思想(柳宗悦における「眼」と「もの」の位置;柳宗悦と「民藝」―「工藝自体Craft‐Itself」の思想;「工藝」の課題―柳宗悦の視点から ほか)純粋美術としての絵画・彫刻より低位に貶められた陶器、漆器、金工、染織などの諸分野の工藝。苦闘する近代工藝の軌跡を検証するとともに、柳宗悦の思想が誕生した経緯、その中身と意味を歴史的文脈の中で検討する。   Honya Club.com


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神坂雪佳(著者)~山本太郎(著者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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神坂雪佳 御朱印帳 雪中竹   Honya Club.com


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神坂雪佳 御朱印帳 八ツ橋   Honya Club.com


JPY ¥3,080
『百々世草』全三冊。多色木版摺、画帖本(第一巻明治42年5月8日、第二巻明治42年12月8日、第三巻明治43年2月8日。芸艸堂発行)。各巻に20図の図版を収める。琳派風の画風を集大成した雪佳の代表的画集。図版 百々世草解説 琳派の意匠世界と神坂雪佳百々世草 原本図版一覧近代琳派の継承者として今新たに注目を集める神坂雪佳。「八つ橋」や「ももよ草」、「立波」に「磯馴松」など、琳派の工芸意匠を近代京都の工芸に呼び覚まし、新しい琳派世界を作り上げた雪佳の代表的作品集。   Honya Club.com


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近代工芸デザインに多大な影響を及ぼした装飾芸術の華・琳派模様。明治年間に芸艸堂より刊行された木版図案集の各巻から琳派模様を抜粋し、作家毎、図案集別に収録する。〈古谷紅麟〉1875?1910年。滋賀県生まれ。図案家。また図案集の編集に携わり、多くの出版をする。〈神坂雪佳〉1866?1942年。京都生まれ。図案家。また図案指導に携わり、琳派芸術の普及に努めた。    HMV&BOOKS online


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序章 そもそも、琳派とは何か?第1章 俵屋宗達から神坂雪佳まで琳派四百年の歴史を一気読み!第2章 謎の天才宗達と光悦 琳派はいかに誕生したのか!?第3章 琳派史上に輝くスーパースター尾形光琳と『燕子花図〓風』の秘密第4章 抱一と其一「江戸琳派」という風雅な一大潮流第5章 神坂雪佳、そして近現代へ受け継がれる琳派の精神終章 あとがきに代えて 市民階級に育まれたアート琳派と印象派"日本美術の本流=琳派の魅力を楽しく解説! 日本美術の中でもひときわ人気の高い美術様式「琳派」。狩野派や円山四条派といった直接的師弟関係から発展した画派ではないこともあり、「琳派とは何か?」を定義づけするのはなかなか難しく、「本当はよくわからない」という美術ファンも少なくありません。本書では、この説明しづらい「琳派」の概要を、俵屋宗達と本阿弥光悦、尾形光琳・乾山兄弟、酒井抱一と鈴木其一、神坂雪佳という中心的存在となる絵師を軸に、さまざまなエピソードを交えながら、コバチュウ先生こと、日本美術史家小林忠先生が、完結かつおもしろおかしく説き明かしていきます。 だれもが知る『風神雷神図屏風』誕生の舞台裏とそこに秘められた宗達の制作意図は?、琳派を代表する名作『燕子花図屏風』は何が画期的だったのか? 宗達、光琳、抱一と百年ごとに登場する天才絵師と、彼らが「模写」する形で時代をつないでいった、琳派芸術の根底に流れる変わらぬ美意識とは? 等々・・・。 「琳派」が何故、日本美術の本流といわれるのか、その意味、そしてその素晴らしさを、前作『浮世絵超入門』同様、コバチュウ先生による軽妙な語り口調風文章で、優しく解説した、楽しい美術入門書です。 【編集担当からのおすすめ情報】 1,日本未公開である、尾形光琳の『富士三壺図屏風』を日本の   Honya Club.com


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俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった琳派の画家たちの系譜を、国宝『風神雷神図屏風』『燕子花図屏風』等の絵画作品、本阿弥光悦、野々村仁清の工芸作品、更には近代に活躍した図案家・神坂雪佳の作品までを取り上げ、体感できる内容。美のワザと精神がどのように受け継がれ、翻案され、現代に生かされているのか、楽しみながら理解できる。また、近年注目の集まる江戸の画家、酒井抱一と鈴木其一の作品を17点掲載し、銀地屏風に広がる静謐な世界や、抱一の弟子である其一のクールで理知的な世界を堪能できる。同時に、当時の宮廷文化の美意識をうかがえる桂離宮、修学院離宮といった建築も紹介する。宗達・光琳と抱一派琳派と漆工1―本阿弥光悦・尾形光琳琳派と漆工2―原羊遊斎光悦から乾山へ―雅遊の陶の系譜桂離宮―近世宮廷建築の美意識「琳派模様」の流布江戸漆工の革新者―小川破笠仁清と京焼―綺麗さびの造形光琳の『燕子花図屏風』金箔地制作について琳派 時を駆ける"現代に続く美の系譜"琳派"を存分に味わう 現代美術にも多大な影響を与え続け、世界中から愛される流派となった「琳派」。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった画家たちが、江戸時代に約100年ごとに血縁や師弟関係ではなく「私淑」で繋がり広がったこの系譜を、国宝『風神雷神図屏風』『燕子花図屏風』などの代表的絵画作品はもちろん、本阿弥光悦『舟橋蒔絵硯箱』、野々村仁清『色絵雉香炉』といった工芸作品、さらに近代に活躍した図案家神坂雪佳の作品『百々世草』まで取り上げ、一冊で体感できる内容にしています。光悦と宗達のタッグで生まれた和歌巻、金地屏風に描かれた季節の草花、高度な墨技が光る水墨画、卓越したデザイン感覚―― 美のワザと精神がどのように受け継がれ、翻案され、現代に生かされているのかがペー   Honya Club.com


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写生艸花模様松づくし竹づくし梅づくしはな筏こうりむもよう扇面図案とこなつ伊達模様花づくし近代琳派の俊英・神坂雪佳の後継者として嘱望されながら、惜しくも夭折した明治期末の天才デザイナー・古谷紅麟の図案集。その図案制作のスタイルの多様さを感じることができる草花デザイン110余図を収録。   Honya Club.com


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今を生きる琳派、時代を越えたコラボレーション。京の美の根底を見つめる。神坂雪佳の仕事神坂雪佳と山本太郎山本太郎の仕事神坂雪佳と山本太郎をめぐって「かわいい」琳派とその継承近代の琳派・神坂雪佳の楽しき美の世界「平成琳派」をめぐる考察 山本太郎の芸術近代デザインの先駆者・神坂雪佳と、現代琳派の継承者・山本太郎。神坂の版画「住の江図」に山本が加筆した「信号住の江図」をはじめ、独特の技法とモチーフの踏襲によって示されるふたりの共演を堪能できる1冊。   Honya Club.com



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近代化の波に直面した伝統の都で、新時代の「図案」開発により、工芸・産業界の復興を目指したデザイン教育70年の軌跡をたどる。京都市立芸術大学・京都工芸繊維大学所蔵品を中心に、図案作品200点以上を収録。序章 図案からデザインへ第1章 図案教育草創期第2章 浅井忠・武田五一と神坂雪佳第3章 "倣う"から"創る"へ第4章 学業から職業へ終章 今日における「図案」の意味近代化の波に直面した伝統の都で、新時代の「図案」開発により工芸・産業界の復興を目指したデザイン教育70年の軌跡をたどる。京都市立芸術大学・京都工芸繊維大学所蔵品を中心に、図案作品200点以上を収録。   Honya Club.com


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さまざまに群れ飛ぶ蝶の姿、船上で見つけた「波」と「水」のモチーフを描く。時を経てもなお新鮮さを感じさせる90余点のデザインを収録。1904年山田芸艸堂刊「蝶千種」と、1902年山田芸艸堂刊「海路」を再編集。〈神坂雪佳〉1866?1942年。京都生まれ。鈴木瑞彦に師事し四条派を、岸光景に各種工芸図案を学ぶ。京都市立工芸図案調製所主任として市内業界の図案指導に携わり、琳派芸術の普及に努めた。    HMV&BOOKS online


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『蝶千種』全二冊。多色木版摺、画帖本(第一巻明治37年4月5日、第二巻明治37年10月5日。芸艸堂発行)。各巻に25図を収める。『染織図案 海路』全一冊。多色木版摺、画帖本(明治35年8月。芸艸堂発行)。18丁、97点の波と水の文様を収める。図版(蝶千種;海路)解説 神坂雪佳と工芸図案原本図版一覧様々に群れ飛ぶ蝶の姿を鮮やかな色彩と独特の画面構成で表現した「蝶千種」と、「波」と「水」のモチーフを極限まで単純化した、今なお新鮮なデザインを収録した「海路」。雪佳の代表的図案集を再編集した1冊。   Honya Club.com


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琳派の一大コレクション、細見美術館の選りすぐり作品も掲載!作品が大きくよく見えると、こんなにも美しくておもしろい。酒井抱一―華やかさと儚さ鈴木其一―精緻さと大胆さ江戸琳派の系譜―花ひらく後継者たち(俵屋宗理;鈴木蛎潭;酒井鴬蒲;池田孤邨;田中抱二 ほか)江戸琳派の面影―受け継がれる自然への眼差し(下村観山;菱田春草;川端龍子;速水御舟;神坂雪佳 ほか)四季の花鳥画を拡大して魅せる、江戸琳派の世界!江戸の初めに登場した華麗で装飾的な琳派。百年後の江戸で、これに感銘を受けた酒井抱一の写実的で優美な作品は江戸琳派と称された。その弟子・鈴木其一の斬新で独創的な作品など江戸琳派の代表作を紹介し、菱田春草や神坂雪花ら近代画家にも受け継がれる様にも注目します。   Honya Club.com


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第1章 琳派と近世江戸の美を中心に第2章 浮世絵版画のデザイン力第3章 絵師から図案家へ―神坂雪佳と浅井忠第4章 近現代日本美術の装飾美第5章 現代デザインに生きる和の美   Honya Club.com


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世界が驚嘆! これが日本の絵画だ!! "RIMPA"として世界でも有名な日本の絵画集団・琳派。名作とその系譜を、美しいビジュアルでやさしいく解説。【元祖アートディレクター・本阿弥光悦】日本のルネサンスは、この人から!王朝復興をめざし、革新的な京の風雅完成。掲載/「鶴下絵和歌巻」「樵夫蒔絵硯箱」「扇面月兎画賛」ほか【光悦に才を見出された・俵屋宗達】ご存じ「風神雷神図屏風」を描いたのはこの方!掲載/「松島図屏風」「白象図」「蔦細道図」「舞楽図屏風」ほか【大胆で奔放な天才絵師・尾形光琳】琳派というネーミングはこの人の名前から。その破天荒でした。掲載/「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」「八橋蒔絵硯箱」ほか【プロダクトデザイナー・尾形乾山】天才・光琳の弟。おおらかで大胆な乾山焼きの祖。掲載/「色絵桔梗文盃台」「色絵龍田川文鉢」ほか【江戸琳派】江戸の渡辺始興、酒井抱一、中村芳中、鈴木其一、柴田是真らの作品も。掲載/「夏秋草屏風」「月に秋草図屏風」「薄野図屏風」ほか【近代琳派から現代まで】明治期活躍した神坂雪佳は近年、欧米で雪佳ブームもおこる。山下裕二と福田美蘭対談/琳派に出会える美術館ほか   Honya Club.com


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神坂雪佳,古谷紅麟   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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奥原晴湖、神坂雪佳、中村不折、河合卯之助、橋本興家、柄澤斉など、明治から現代までに活躍する芸術家73名の年賀状、277通を一挙公開。個性溢れる美の世界を展開する。〈山田俊幸〉昭和22年新潟県生まれ。国学院大学卒業。帝塚山学院大学文学部教授。日本絵葉書会会長。大正イマジュリィ学会常任委員。『一寸』同人。    HMV&BOOKS online


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明治三十七年(1904)、セントルイス万博に"若冲の間"が出現し、"Jakuchu"の名は世界に広まった。誰がこの明治の"若冲ブーム"を巻き起こしたのか。若冲の末裔という芸者に誘われるように、その迷宮に分け入ってゆくのは琳派を明治に継承した図案家、神坂雪佳。心の中の"奇"を描かずにはいられなかった若冲。男の孤独を認めながらも、そっと寄り添わずにはいられなかった女…。時空を超えて我々を魅了し続ける作品の数々を描き残した伊藤若冲という絵師に、江戸と明治、二つの時代から迫った長編小説。天才絵師の素顔と技法に迫った長編小説。 若冲没後百年を経た明治37年、セントルイス万博に〈若冲の間〉というパビリオンが出現する。この時〈Jakuchu〉の名を世界に広めたのは誰だったのか? 京都の図案家・神坂雪佳は、若冲の末裔という芸者から〈若冲の妹〉と呼ばれた美しい女性の話を聞く。 宝暦13(1763)年、京都錦の青物問屋〈枡源〉に、一人の少女がやってきた。主の若冲が飼う鶏や、珍しい鳥、美しい毒草などの世話をするために。美以という名の少女の体からは不思議な芳香が漂っていた。その匂いに、若冲はかつての異国の女の面影を重ね合わせながらも、美以を自分の弟に嫁として与えてしまう。若冲を慕う美以は、以後〈若冲の妹〉として思いを秘めたまま生きていくことになる。 『動植綵絵』の完成間際に、錦市場を揺るがす事件が起こり、弟が謎の死を遂げる。彼は本当は若冲の何だったのだろうか。さらに天明の大火による被災……だが、若冲が本来の絵師として蘇生するのはそれからだ。そして、いつも傍らには〈妹〉の姿があった。 心の中の〈奇〉を描かずにはいられなかった絵師、若冲。時空を超え魅了し続けるその素顔と秘密に、江戸と明治の二つの時代軸   Honya Club.com