毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀―大自然からの恵みに感謝を捧げながら「食べ事」に勤しむ京都の名料理人が綴る、「食」と「自然」への讃歌!第1部 大自然に抱かれて(縄文人に学ぶ;兄と弟子・長男と次男;大原三千里の旅;味覚の芽吹き;子どもから大人へ物申す ほか)第2部 食の歳時記(新春の野あそび;食卓は出会いのドラマ;器は料理の着物;冬も楽しい;春よこい早くこい ほか)毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀──全国の食通が憧れ「京都で最も予約の取れない店」と言われる日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」店主が綴る、「食」と「自然」への讃歌!《人生百年時代と言われています。現代人はいま何を食べているのか、これから何を食べるのか、何のために食べるのか。(略)食材はすべて自然の恵みからの賜り物、根を絶やすことなく、感謝と報恩の気持ちをもって遥かなる未来へと繋いでいくことが人間に与えられた使命であると思っています。(略)「草喰なかひがし」は今年(二〇二二年)開店二十五周年を迎え、小生七十、古来稀と相成りました。百歳まであと何食食べられることか。一日三食、一年千九十五食、三十年で三万二千八百五十食。身体が欲する食事をいただけるよう、日々精進していきたいと思います。───本書「あとがき」より》【目次】まえがきに代えて──草喰なかひがしへの道案内第一部 大自然に抱かれて縄文人に学ぶ/長男と次男・兄と弟子/大原三千里の旅/味覚の芽吹き ほか19篇第二部 食の歳時記〈一月〉新春の野あそび/食卓は出会いのドラマ/器は料理の着物/冬も楽しい〈二月〉冬も楽しい/春よこい早くこい/春遠からず冬も楽しい/炎の思い/
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