質の高いソリューション提案は売り上げのみならず、利益の増加が期待できますが、なぜうまくいかないのでしょうか。そこには、(1)ソリューション活動を個人に依存しすぎる、(2)デジタル化されたシステムに依存しすぎる、(3)目の前の顧客だけを見てしまう、という3つの勘違いがあります。日本屈指の高収益企業キーエンスでソリューション営業に従事してきた著者が、ソリューション提案を成功させるための組織づくり、戦略策定のノウハウを公開します。序章 なぜ自社のソリューション戦略は失敗するのか第1章 顧客に驚きを与える―潜在ニーズの探索とソリューション提案第2章 「最強」ソリューション戦略―ソリューション活動、教育、モチベーション、組織の超連鎖第3章 5つ星ソリューション活動―情報マネジメントとソリューション活動の融合第4章 社員を早期戦力化する―自己成長型時短教育システム第5章 役立ち度を体感させる―モチベーション向上目標管理制度第6章 個の潜在力を引き出す―1割の支援で9割を活かす組織づくり第7章 ソリューション戦略を加速させる新製品開発―製品×販売力のシナジー効果を高める◆実践に基づく初の入門書「モノからコトへ」という言葉に代表されるように、顧客へのソリューション(問題解決)が重視されてきています。製造業であれば単にモノづくりするだけではなく、それをいかにサービス化していくか(コマツのブルドーザーをネットワークでつなぎ盗難防止、燃費改善に役立てるなど)、そしてそれをいかに提案していくか、商社などでは、単に扱っている商材を売るだけだと価格勝負になってしまうため、如何に顧客に合わせたトータル提案などのソリューションを提案できるか、あるいは、アライアンス先と協業して作ったシステムをいかに統合して(
Honya Club.com