JPY ¥3,193
恐怖と笑い、幻想とリアリズム、痛烈な諧謔―稀有の文章で自らの世界を紡いだ百〓@6BE1文学を新編集で網羅。続百鬼園随筆(春秋;伝書鳩;百鬼園師弟録;或高等学校由来記;学校騒動記;按摩;大晦日の床屋;私塾;破軍星;唖鈴体操;忠奸;炎煙鈔;琴書雅遊録 ほか)無絃琴(弾琴園;絹帽;漱石遺毛;盲人運動会;解夏宵行;鴬の夜渡;学校騒動余殃;河童忌;風稿録;夕立鰻;白猫 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥4,070
俳句という新興の文芸ジャンルを世に広めた正岡子規は、短歌革新運動に取り組んだ竹ノ里人という歌人であり、獺祭書屋主人の名で多大な業績を残した俳諧研究家でもあった。多方面にわたり足跡を残したその生涯を、子規周辺の人物たちの動向をも含めて、総合的に叙述する。俳文学研究の第一人者による決定版ともいうべき評伝。序 杜鵑啼血―「子規」の由来第1章 伊予の儒者大原観山の孫―「世の人は四国猿とぞ笑ふなる」第2章 上京と俳句への起点―「ねころんで書よむ人や春の草」第3章 畏友漱石との交流―「余は始めて一益友を得たり」第4章 陸羯南と「日本新聞」―獺祭書屋主人の誕生第5章 ジャーナリスト子規と「小日本」―「日本新聞社員タリ」第6章 従軍後の子規と、虚子の献身―「行く秋の腰骨いたむ旅寝かな」第7章 蕪村への傾倒―「蕪引く頃となりけり春星忌」第8章 歌人子規と伊藤左千夫―竹の里人の短歌革新第9章 『墨汁一滴』と『仰臥漫録』―「全く書かざるには勝りなん」第10章 最期の年と『病牀六尺』―「俳句はたまにやり候。歌はもう出来なくなつた」跋 律の死―「さむらひの娘」として俳句という新興の文芸ジャンルを世に広めた正岡子規は、短歌革新運動に取り組んだ竹ノ里人という歌人であり、獺祭書屋主人の名で多大な業績を残した俳諧研究家でもあった。多方面にわたり足跡を残したその生涯を、子規周辺の人物たちの動向をも含めて、総合的に叙述する。俳文学研究の第一人者による決定版ともいうべき評伝。   Honya Club.com


JPY ¥1,045
読んでなくても大丈夫!名前しか知らない超有名文豪と名作を知ったかぶれる文藝コミックエッセイ。太宰、漱石、谷崎など文豪と名作の魅力を、よちよちした取材と緻密な妄想で語り倒します。文学を学びながらも大爆笑。フィーバー桜桃忌―太宰治坊っちゃん炎上―夏目漱石ぐるりとまわって中也の目―中原中也名作文学ゲームで遊ぼう!小僧の神様の神様―志賀直哉桃から生まれた?…的な、余りに…的な―芥川龍之介裏切りの敦―中島敦たけくらべboys' side―樋口一葉散歩の達人―梶井基次郎愛か出世か学問か―森鴎外イーハトーヴ発トキーオ行き―宮沢賢治レターフロム文豪先生のパンツ―三島由紀夫美しい日本の*―川端康成コピーライターたくぼく―石川啄木やまいだれ細雪―谷崎潤一郎クチキクキクチカン―菊池寛文学初心者の番子さんを部長に、日本文学・文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶるよちよち文藝部、略して「よち文」の活動をエッセイ漫画に。太宰、漱石、中也、賢治、谷崎…といった超有名文豪とその作品の魅力や驚きのトリビアを、番子部長と担当部員が語り倒します! 「この文豪、結婚してたの!?」「主人公の名前がエロ老人!?」「れもんっていうよりバナナって顔よねー」などなど、学びながらも爆笑できる新しい文藝コミックエッセイです! 描き下ろし1コマも多数収録。   Honya Club.com

(PR) 憂国

JPY ¥2,530
◆第二句集憂国の友に注ぎたり花見酒時局的な問題に関心をもち、この国の将来に危機感を募らせている。それがときどき作品にも現れているようだ。三島文学の愛読者ではないけれども、わたしのそんな思いを表題に込めた次第である。(あとがき)◆自選十句討論は白熱バレンタインの日蒼穹のかすかに鳴れり昭和の日空のいろ映し海月は砂浜に子規堂へ土足で上がる敗戦日夜学子の一音鳴らすピアノかな薄日さす電話ボックス欣一忌荒星や一気に干せる火酒の盃新聞を買ひに宿出る漱石忌古書店に主とふたりクリスマス勤王の志士の本持ち煤逃す   Honya Club.com

(PR) 葉月

JPY ¥2,750
二〇〇〇年ー二〇〇四年二〇〇五年ー二〇〇八年二〇〇九年ー二〇一三年二〇一四年ー二〇一八年◆第一句集帆船の絵皿に夏の来りけり平成が終りをつげたとき、にわかに俳句にも一区切りつけて新たな一歩をふみだそうという思いがわいた。(あとがき)◆自選十句阿夫利嶺の雲をぬぎゆく初景色ひと雨に色をかさぬる芽吹山脱ぎてよりずしりと重き花衣帆船の絵皿に夏の来りけり土牢へ道とる茅花流しかな闇深き方へとあゆむ蛍狩ひと節の竹の筆立て月さやか長き夜や巻の名のみの「雲隠」坂の名は昔のままに漱石忌クリスマスソングに木馬まはりだす   Honya Club.com


JPY ¥1,100
師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかける。夏目漱石、芥川龍之介、鈴木三重吉ら一門の文学者から、親友宮城道雄、教え子、飼い猫クルツまで。その死を嘆き、哀惜をこめて思い出を綴る追悼文集。1(漱石先生臨終記;湖南の扇;亀鳴くや ほか)2(朝雨;臨時停車;東海道刈谷駅 ほか)3(鶏蘇仏;破軍星;空中分解 ほか)師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかける。夏目漱石、芥川龍之介、鈴木三重吉ら一門の文学者から、親友宮城道雄、教え子、飼い猫クルツまで。その死を嘆き、哀惜をこめて思い出を綴る追悼文集。 〈解説〉森まゆみ(目次より)1漱石先生臨終記/湖南の扇/亀鳴くや/花袋追慕/花袋忌の雨/寺田寅彦博士/御冥福を祈る/鈴木三重吉氏の事/四谷左門町/酒徒太宰治に手向く/黒い緋鯉/草平さんの幽霊/青葉しげれる/薤露蒿里の歌/舞台の幽霊/追悼句集2朝雨/「臨時停車」より/東海道刈谷駅/「つはぶきの花」/宮城会演奏プログラム口上一束/ピールカマンチヤン/「新残夢三昧」より3鷄蘇仏/破軍星/空中分解/アヂンコート/片山敏彦君解説 森まゆみ   Honya Club.com


JPY ¥748
門弟として師の夏目漱石を敬愛してやまない著者が、時にのぞみ、おりにふれてつづった師の行動と面影とエピソードの数々。さらには、同門であり、よき理解者であった芥川龍之介との交遊を描いた百鬼園文章のすべてを収める。紹介状漱石山房の元旦漱石先生の来訪漱石先生の書き潰し原稿明石の漱石先生漱石先生の思ひ出拾遺貧凍の記漱石山房の夜の文鳥前掛けと漱石先生「つはぶきの花」より九日会漱石俳句鑑賞「百鬼園日記帖」より竹杖記河童忌芥川教官の思ひ出亀鳴くや〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,282
若くして、昭和の源流・大正末期の同人雑誌時代に係わり、常に「新しいエッセンシャルなもの」を求め、逸早く梅崎春生、石原慎太郎を認めた著者が、芥川龍之介の死から五木寛之との出会い迄、多くの先輩知友、エピソードを、作家・評論家の確かな眼で捉えた時代の証言。「『文芸都市』の発刊」「『阿佐ケ谷会』の縁起」「太宰治の死と桜桃忌」等々。文学と文壇を深く愛した著者の臨場感溢れる"私の「昭和」文壇史"。芥川龍之介の死漱石山房の推移夢二と三重吉早大予科の人々「青い鳥」と「カリガリ博士」クローデルの「女と影」未明と雨雀島田清次郎大震災と神楽坂築地小劇場の蛍〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥598
生涯の師・漱石先生を通して知り合った芥川。早くに百〓@6BE1の文学に注目した芥川。友情を結び援助を惜しまなかった芥川。夭逝した芥川を偲び、生涯にわたりその知られざる面影を伝え続けた追憶と鎮魂の絶妙の交友録―他に、豊島与志雄,鈴木三重吉、菊池寛、田山花袋など先輩、友人文士等の様々のエピソードを収める。芥川による百〓@6BE1スケッチ3点、百〓@6BE1随想2篇を併録したユニークな魂の交響曲!竹杖記湖南の扇河童忌猪の昼寝官命出張旅行門衛芥川教官の思ひ出白浜会亀鳴くや黒い緋鯉―豊島与志雄君の断片四谷左門町「百鬼園日記帖」より推薦文2篇花袋追慕非常汽笛鈴木三重吉氏の事花袋忌の雨大朝顔「鬼苑漫筆」より狗に類する抄ノコりノコらず   Honya Club.com


JPY ¥836
故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶる「よちよち文藝部」、番子部長。芥川、太宰、漱石など日本の大作家から、シェイクスピア、カフカ、バルザックなど世界の文豪まで名作の魅力をよちよちした取材と綿密な妄想で語り尽くす。『細雪』の下巻は下痢の下!?お食事処『老人と海』開店?文学を学びながら大爆笑の合本版。フィーバー桜桃忌―太宰治坊っちゃん炎上―夏目漱石ぐるりとまわって中也の目―中原中也名作文学ゲームで遊ぼう!小僧の神様の神様―志賀直哉桃から生まれた?…的な、余りに…的な―芥川龍之介裏切りの敦―中島敦たけくらべboys' side―樋口一葉散歩の達人―梶井基次郎〔ほか〕国内から世界まで、文豪と名作の魅力を取材と綿密な妄想で語り倒す「よちよち文藝部」。読んでなくても知ったかぶれる大爆笑の一冊。この1冊があれば日本の文豪も世界の文豪もどんとこい!フィーバー桜桃忌 ―― 太宰治 坊っちゃん炎上 ―― 夏目漱石 ぐるりとまわって中也の目 ―― 中原中也 名作文学ゲームで遊ぼう! 小僧の神様の神様 ―― 志賀直哉 桃から生まれた? …的な、余りに…的な ―― 芥川龍之介 裏切りの敦 ―― 中島敦 たけくらべboys? side ―― 樋口一葉 散歩の達人 ―― 梶井基次郎 愛か出世か学問か ―― 森鴎外 イーハトーヴ発トキーオ行き ―― 宮沢賢治 レターフロム文豪 先生のパンツ ―― 三島由紀夫 美しい日本の* ―― 川端康成 コピーライターたくぼく ―― 石川啄木 やまいだれ細雪 ―― 谷崎潤一郎 クチキクキクチカン ―― 菊池寛 モンテ・クリストに登る ―― デュマ少年の日の思い出を思い出す― ヘッセ虫の名は ―― カフカ ハムレッ   Honya Club.com


JPY ¥880
初期の『羅生門』、漱石に絶賛された文壇出世作『鼻』から、命日河童忌の由来となった晩年の『河童』まで、没後80年にあたる芥川龍之介(1892ー1927)の代表作7編を収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
たったひとりの漱石忌   Honya Club.com


JPY ¥1,430
名作と神奈川の風景にヒロインの姿を求めて。32人の女ごころが綾なす物語。炎のように(桜の花が咲く頃に―安西篤子『化粧』(鎌倉市);白檀あるいは物語の魔―篠田節子『妖櫻忌』(鎌倉市);妻の気持ち―横光利一『春は馬車に乗って』(葉山町);女であること―円地文子『朱を奪うもの』(逗子市) ほか)風のように(夕日が美しすぎて―川端康成『千羽鶴』(鎌倉市);華やかに少女は行く―神西清『鎌倉の女』(鎌倉市);友だち幻想―角田光代『対岸の彼女』(横浜市);白いワンピースの少女―山川方夫『夏の葬列』(二宮町) ほか)夏目漱石、芥川龍之介といった文豪から昭和、平成の作家まで、多くの作家が神奈川を背景とした小説を書いている。そのヒロインたちの視点で物語を見つつ、人の心に潜む様々な想いを美しく、そしてピュアに描く。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
美しい日本の言葉、季題の世界。「花火と時雨」「花と香水」に続く季題12か月シリーズの第3集。小説・芝居・舞踊・落語など季題にまつわる話題を月別に130項目収録。一月(破魔弓;歯朶 ほか)二月(建国記念日の日;残る雪 ほか)三月(桃の節句;雛 ほか)四月(木瓜の花;紫荊 ほか)五月(端午;騎射 ほか)六月(杜若;杜若 ほか)七月(日傘;朝顔市 ほか)八月(梶の葉;生身魂 ほか)九月(撫子;桔梗 ほか)十月(松茸;蝗 ほか)十一月(亥の子餅;柊の花 ほか)十二月(漱石忌;雑炊 ほか)美しい日本の言葉、季題の世界。「花火と時雨」「花と香水」に続く季題12か月シリーズの第3集。小説・芝居・舞踊・落語など、季題にまつわる話題を月別に130項目収録。俳句作りのヒント集に。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
俳句近代化―なぜ子規がそれを成し遂げることができたのか。彼の人間性と俳句・俳論の根幹に迫る。1章 子規のいる風景(子規遊興のエピソード;子規と中野逍遙 ほか)2章 挑戦する子規(子規の「鯉幟」句;子規の「クリスマス」句 ほか)3章 門人たちの挑戦(子規派の歳時記―『袖珍俳句季寄せ』;子規忌としての「十七夜忌」 ほか)4章 漱石と子規(漱石と子規の存問俳句)現代俳句の礎を築いた正岡子規。なぜ、彼がそれを成し遂げることができたのか。子規の豊かな人間性、俳句近代化にかける情熱と俳句・俳論の根幹を、著書・書簡・門人たちの発言などから読み解く。   Honya Club.com