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「君をひと目見た瞬間、ベッドをともにしたいと思ったんだ」同僚の結婚披露宴に参加していたキャサリンは、知り合ったばかりの男性にそう告げられて、狼狽した。パーティの間じゅう、彼にじっと見つめられているのは知っていた。まるで…獲物を見定めるようなまなざしで。彼の名はニコラス・ゼンテナス。披露宴会場であるこの有名ホテルのオーナーだという。浅黒い肌と黒髪、そして端整な顔立ちが危険な雰囲気を醸し出している。警戒しつつも、キャサリンはニコラスの魅力に陶然となった。彼が残酷な復讐心を胸に秘めているとは、もちろん思いもしなかった。   Honya Club.com


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イタリアの都市・建築史研究の第一人者の著者が、若き建築家時代に魅せられたイタリアの魅力とは?人間が主役の都市づくりを進めるまちの底力とは?「保存と再生」を巧みに推し進めるイタリア人の歴史と文化に対する情熱とは?イタリアの新しい建築史、都市論を楽しむ入門書であり、飽きないイタリアの魔力がつぎつぎと分かってくる一冊。序章 「都市と建築を読む」ことの面白さ第1章 水の都ヴェネツィアへ―北イタリア第2章 迷宮都市ヴェネツィアの歴史を読む第3章 足と舟と五感で楽しむ町ヴェネツィア第4章 丘の上の真っ白な町チステルニーノ―南イタリア第5章 保存再生の先駆者ボローニャ―中部イタリア終章 イタリアの輝きがまた戻ってきたイタリア建築の感動!に迫る体験的都市論 この地を愛してやまない著者は26歳でヴェネツィア生活をスタートさせ、以来、人間が主役の都市づくりに魅了されてきた。日本のイタリア年に贈る新しい建築史!   Honya Club.com


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歴史がわかる、未来が見える、賢者は鉱物を知る。「ラピュタの"飛行石"とかハリポタの"賢者の石"とか、みんな石を巡って戦ってるけど、そもそも石ってそんなに大事なの?」と思ったら読んでほしい、おもしろい、そしてちょっとこわい、石と人の物語。第1部 世界史は鉱物でできている―鉱物によって紡がれたヒトの歴史と科学の物語(鉱物って何?;鉱物資源の争奪戦こそが歴史そのもの;人類が最初に魅了された石;ガラスの始まり;シルクロードの本当の目的は?)第2部 鉱物に魅せられた"賢者"たち―なぜ天才たちは鉱物に興味を抱いたのか?(大理石に神を彫る;石の都の物語;鉱石をも愛した知の巨人;鉄に目覚めた日本人;青銅器が文明の中心であった時代;土と水のジレンマ;水晶の砂を手に;賢者の石)第3部 鉱物資源とこれから―ヒトが鉱物に作用し、鉱物もまたヒトに作用する(健康を支える鉱物;宇宙、軍事、原発をつなぐ鉱物;災害を知る鉱物;日本と鉱物)──現役の高校理科教師が綴った、高校生にも、そして大人にも面白い鉱物にまつわる様々な話──私たちは鉱物に取り囲まれています。朝起きたときの歯磨きから、ペットのトイレ、スマホから車まで、鉱物によって私たちの生活は支えられています。そして、その研究開発によってさらに生活は安全で豊かになっていきます。それなのに、人々は鉱物についてまったくと言っていいほど無関心です。私(著者)は現役の高校理科教師ですが、生徒たちのほとんども、地学ことに鉱物の授業になると注意力が散漫になります。なぜでしょうかと問うまでもなく、それは「つまらないから」に尽きるでしょう。ですから、ここに知れば知るほどおもしろくなる鉱物の話をまとめてみました。幸不幸はともかく、人類は鉱物を利用して現代のような科学文明を築き   Honya Club.com


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ヒットシリーズの「サービスの達人たち」「サービスの天才たち」では、現代のサービスマンたちの生き方を活写し、「エッシャーに魅せられた男たち」「ニューヨーク美術案内」では、美術の世界の面白さを語り、そして、デビュー作の「キャンティ物語」や「皿の上の人生」では、都会の飲食店を舞台に有名無名の人生模様を描き…と、一貫して都市における文化をレポートしてきたノンフィクション作家が始めて書いた旅の本。ヨーロッパのメジャーな都市をめぐる、「食と酒」「街と人物」の軽妙洒脱なルポルタージュ。第1章 都の食の物語(ローマ食堂散歩;パリのビストロを行きつけにする;ロンドンで朝食を;港町アムステルダムのブラウンカフェ;水の都ヴェネツィアの居酒屋バーカロ;ナポリの月、ポンペイのルビー)第2章 もてなしのかたち(モスクワの薫る夏、農園のもてなし;マルコ・ポーロの海―クロアチアにて;南半球の古都メルボルンのホスピタリティ)第3章 着想の工房をゆく―ちょっと食休み(名水の里を旅する―トスカーナ、ロンバルディア&プロヴァンス;デザイン都市ベルリン逍遙;レノマの遊び心とパリの不良たち;ロンドンとパリの靴工場に職人魂を見た)第4章 酒の旅(大西洋の島はマデイラ酒の光に包まれる―ポルトガルにて;ブルゴーニュの100年ワイン;シャンパーニュに最高の泡を求めて;リキュール三都物語―ディジョン、グルノーブル&ミラノ;モスクワのジャパニーズ・ウィスキー)第5章 旅の工夫(旅と写真;旅と本;旅を書く)パリのビストロ、ロンドンの市場食堂など、おいしくてリーズナブルな町の食堂を求め、往く、食べる。そして、旅を書く。ヨーロッパのメジャーな都市をめぐる「食と酒」「街と人物」の軽妙洒脱なルポタージュ。   Honya Club.com