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この本は、大正の終わりから昭和の初めころの埼玉県の食生活を再現したものです。秩父山地の食―炭を焼き、柿もたわわな山里に育つ麦と桑大里・児玉の食―お蚕さんの世話上手、めん打ち上手は女の甲斐性入間台地の食―乾いた台地に茶の樹の緑、いも掘る里に機の音北足立台地の食―中山道の町で商い、大地の恵みを食して暮らす東部低地の食―開田の努力実った湿地帯、稲刈る鎌穂の重み川越商家の食―蔵造りの街の折目正しい暮らしと小江戸の味鋳物工場の共同給食―小僧さんたちへの「栄養食」が鋳物の町を支える武州の風土が育てた伝統の味人の一生と食べもの埼玉の食とその背景埼玉の食 資料「あさまんじゅうに昼うどん」は物日におけるきまりもの。小麦、さつまいも、狭山茶、深谷ねぎ、岡部の大根など自慢の作物もいっぱい。街道のうまいもの、鋳物工場の給食まで収録。   Honya Club.com