福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は"本が読めて手紙が書ける店"。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこかに寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが、誰の心もやさしく癒してくれます。ほっこりあたたかくなる美味しい物語。巻末にレシピ付き。あなたに寄りそう「こつまみ」をどうぞ。福岡が舞台のほっこり美味しい物語福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこか寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが、誰の心もやさしく癒してくれます。ほっこりあたたかくなる美味しい物語。巻末にレシピ付き。<MENU>月夜のグリューワイン森のカクテル本とおさかなのスープ池田飲みとしろくま柚子と適燗スルメとてんとう虫バレエシューズとうすぎりショウガハイボール新茶と煮物七月のみかづき文さんの一言メモつき「みかづきレシピ」■著者標野凪(しめの・なぎ)静岡県浜松市出身。グラフィックデザイナー、建築士の傍ら、移り住んだ福岡でカフェを開業。現在も東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2018年第1回おいしい文学賞にて最終候補となり、2019年に本作でデビュー。カバーイラスト:ゆうこ
Honya Club.com