JPY ¥2,090
東京下町を温かい目で見つめ続けるフォーク界の異才、なぎら健壱初の写真集。下町の風景、人の営み、酒場、建造物など厳選した100点以上の写真と東京を語るエッセイを収録。東京下町を温かい目で見つめ続けるフォーク界の異才・なぎら健壱初の写真集。愛してやまない下町の風景、人の営み、酒場ほか厳選した100点以上の写真、東京を語るエッセイなどを収録したファン垂涎の保存版。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
読みかけていた本が、―ない。思い出さないほうがいい記憶が―よみがえる。別の世界との隙間に入り込んでしまったような。見慣れた風景の中にそっと現れる奇妙なものたち、残された気配。怖い日常。芥川賞作家が「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談集。わたしは「恋愛小説家」と肩書きにあるのを見て、今のような小説をかくのをやめようと思った。恋愛というものにそんなに興味がなかったことに気づいたのだ。これからなにを書こうか。環境を変えるため、三年住んだ東京を離れ、中学時代に住んでいた区の隣り、かわうそ堀に引っ越した。そして、考えた末に怪談を書くことにした。そう決めたものの、わたしは幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。取材が必要だ、と思い立ち、たまみに連絡をとった。中学時代の同級生・たまみは、人魂を見たことがあるらしいし、怖い体験をよく話していた。たまみに再会してから、わたしの日常が少しずつ、歪みはじめる。行方不明になった読みかけの本、暗闇から見つめる蜘蛛、こっちに向かってきているはずなのにいっこうに近くならない真っ黒な人影、留守番電話に残された声……。そして、たまみの紹介の商会で幽霊が出るとの噂がある、戦前から続く茶舗を訪れる。年季の入った店内で、熊に似た四代目店主に話を聞くと、絶対に開けてはいけないという茶筒、手形や顔が浮かぶ古い地図があるという。そして、わたしはある記憶を徐々に思い出し……。わたしの日常は、いつからこんなふうになっていたのだろう。別の世界の隙間に入り込んでしまったような。柴崎友香が、「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談作品。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
写真集。三ノ輪橋荒川一中前荒川区役所前荒川二丁目荒川七丁目町屋駅前町屋二丁目東尾久三丁目熊野前小台〔ほか〕人は町のうしろ姿に気がついて、あの頃はと振り返る。もうそこに"あの頃"はいないのに…。「東京のこっちがわ」に続く、なぎら健壱の写真集・第2弾。都電沿線を歩き、眼に焼きつけておきたい風景を撮影した1冊。   Honya Club.com


JPY ¥836
「恋愛小説家」、という自分の肩書きを見て、今のような小説を書くのはやめようと思った。環境を変えるために東京を離れ、中学から3年前まで住んでいた街の、かわうそ堀に引っ越して、怪談を書くことにした。そうは決めたものの幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。取材が必要だと思い立ち、怖い体験をよく話していた中学時代の同級生に連絡をしてみる。それから奇妙なできごとに遭遇し、日常が少しずつ歪みはじめた―。わたしは「恋愛小説家」と肩書きにあるのを見て、今のような小説をかくのをやめようと思った。恋愛というものにそんなに興味がなかったことに気づいたのだ。これからなにを書こうか。環境を変えるため、三年住んだ東京を離れ、中学時代に住んでいた区の隣り、かわうそ堀に引っ越した。そして、考えた末に怪談を書くことにした。そう決めたものの、わたしは幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。取材が必要だ、と思い立ち、たまみに連絡をとった。中学時代の同級生・たまみは、人魂を見たことがあるらしいし、怖い体験をよく話していた。たまみに再会してから、わたしの日常が少しずつ、歪みはじめる。行方不明になった読みかけの本、暗闇から見つめる蜘蛛、こっちに向かってきているはずなのにいっこうに近くならない真っ黒な人影、留守番電話に残された声……。そして、たまみの紹介で幽霊が出るとの噂がある、戦前から続く茶舗を訪れる。年季の入った店内で、熊に似た四代目店主に話を聞くと、絶対に開けてはいけないという茶筒、手形や顔が浮かぶ古い地図があるという。そして、わたしはある記憶を徐々に思い出し……。わたしの日常は、いつからこんなふうになっていたのだろう。別の世界の隙間に入り込んでしまったような。柴崎友香が、「誰かが不在の場所」を見   Honya Club.com


JPY ¥1,595
高田文夫の笑芸シリーズ三部作完結篇!全部、見たこと、出会った人。東京発、全国区の大衆芸能ヒストリーがAllまるわかり!ビッグ3、その前にいたスモール3渋谷生まれの"新宿育ち"トランジスタラジオ・バーノー・スモーキンブギあだ名のエースが出てこないピコ太郎でどーもすいません兄弟仁義は兄弟船で芸名列伝・君の名は?「3」を集めて「3」三昧姉と娘とアンツルとまさかの"坂"は気をつけろビートたけしコマネチワードBEST20横を向いて歩こう。いち・にの・さんぽ会帰ってきた「談笑亭日常」オールナイト文春を検証する忘年会はしご散歩を検証するスキャンダルがハッカク理事長?今月のプッシュ本コンビに油揚げ…ふたりでお歌を天下の日大事一九八九年のたけし ビートから北野へ日本人の(歌に出てくる)名前笑芸人の本棚高田文夫の笑芸シリーズ三部作、完結篇! 芸に生きる人間たちを間近で見てきた"生き字引"高田文夫が、エンタメ界のあれやこれやを、洒脱な筆致で書き記した珠玉のエッセイ。お笑い界の歴史街道を、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり寄り道しながら、自由気ままにさんぽします。その道中は、懐かしさ満点のあの芸人がいたり、芸人たちの知られざる素顔が見えたり。この一冊で、東京発全国区の大衆芸能ヒストリーがまるわかり!高田文夫の笑芸シリーズ三部作、完結篇! 芸に生きる人間たちを間近で見てきた"生き字引"高田文夫が、エンタメ界のあれやこれやを、洒脱な筆致で書き記した珠玉のエッセイ。お笑い界の歴史街道を、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり寄り道しながら、てくてく自由気ままにさんぽします。その道中は、懐かしさ満点のあの芸人がいたり、芸人たちの知られざる素顔が見えたり。この一冊で、東京発全国区の大衆芸能ヒストリーがオールまるわ   Honya Club.com