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大陸戦線で何度も負傷を繰り返しながら戦地を駆け抜けた勝山号。日中戦争時代、その名前は子供から大人まで、数多くの人々の記憶に残り全国に響きわたった―なぜ一頭の馬が、こうも国民の注目を集めたのか。歴戦の部隊長、一緒に戦った兵士、育てた家族たち…勝山号に携わった人々の姿とともにその航跡をたどる。第1章 第三ランタンタン号として誕生する第2章 「軍馬と戦争」で日本史をみつめる第3章 軍馬勝山号として中国戦線へ第4章 勝山号の主人・歴代部隊長たちの運命第5章 愛馬との再会を熱望した人びと第6章 軍国美談はいかに報道されたか第7章 いま勝山号をどう見つめるのか部隊長の馬は戦線を駆け抜け、将兵と苦楽をともにし、そして生き抜いた! 苛烈な戦場で、勝利を信ずる銃後で……勝山号を支えた人々の姿とともに?奇蹟の馬?の波瀾の足跡を綴る   Honya Club.com