光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。第1章 『乙夜之書物』とその著者(加賀藩内有数の知識人;政春の曾祖父・祖父・父母・姉妹 ほか)第2章 『乙夜之書物』が記す織田信長攻め(謀議と挙兵;本能寺攻め ほか)第3章 『乙夜之書物』が記す織田信忠攻め(妙覚寺・二条御所へ;二条御所の攻防 ほか)第4章 『乙夜之書物』が記す乱の終焉(安土城の接収と山崎の戦い;明智左馬助と明智弥平次 ほか)第5章 『乙夜之書物』が記す戦国エピソード(惟任光秀の乱直後の前田利長;徳川家康の「神君伊賀越え」 ほか)【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』
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