(PR) 伏魔

JPY ¥652
春を彩る初午、吉原の稲荷も商売繁昌を願う遊女や客で大賑わい。なかでも紅白梅の打掛で現れた篝火花魁の艶姿は見物人を蕩けさせる。だがその正体は、廓に匿われし尾張の御落胤、徳川竜之進!隠し隧道から市中に抜けた竜之進は謎の医者駕籠、さらには美女の神隠しの噂に胸騒ぎを覚える。そんなさなか、喧嘩友達である読売屋の楓が怪しい男に襲われる。忍び寄る敵は何者なのか―。"見返り柳剣"が浮き世の悪をしなやかに斬る!!大好評シリーズ第三弾。春を彩る初午、吉原の稲荷も商売繁昌を願う遊女や客で大賑わい。なかでも紅白梅の打掛で現れた篝火花魁の艶姿は見物人を蕩けさせる。だがその正体は、廓に匿われし尾張の御落胤、徳川竜之進! 隠し隧道から市中に抜けた竜之進は謎の医者駕籠、さらには美女の神隠しの噂に胸騒ぎを覚える。そんなさなか、喧嘩友達である読売屋の楓が怪しい男に襲われる。忍び寄る敵は何者なのか−−。"見返り柳剣"が浮き世の悪をしなやかに斬る! 大好評シリーズ第三弾。   Honya Club.com


JPY ¥715
日本橋から東海道、そして伊勢路へ―『閨中膝磨毛』の旅。弥次・北ならぬ九次郎兵衛・舌八の繰り広げる色道修行の珍道中。宿場では飯盛旅篭に泊まり、遊廓の女郎と遊び、茶屋の女をからかい、旅の娘にちょっかいを出しては、おおしくじり。艶本・道中記を渉猟し、現地を訪ねて資料を探索し、故老への聞き書きをして、江戸時代の旅を再現した貴重な街道の風俗史。旅立ちまで(弥次・北、膝栗毛ブームを作る;おびただしい道中もの艶本;三人も作者が変わった「膝磨毛」;『旅枕五十三次』と『色競花都路』;道中の必需携行品さまざま)東海道(日本橋―日本橋勝手に足の向くところ;品川―品川は鶏よりつらい馬の声;川崎―万年屋十五年目で内儀くい;神奈川―富士の留守人穴ねらう奴がくる;程ヵ谷―すききらい武蔵と相模名が高し;戸塚―佐馬の馬戸塚の坂で二度転び;藤沢―藤沢の女郎抜身の客をとり;平塚―蝶々はすかれげじげじいやがられ;亀山―夜のつた馬はねておく旅日記;関―開眼をすると一休ぶうらぶら;坂下―雀いろ時大竹へとまる客;土山―なまかべにぬる土山のとめ女;水口―逃る道なくところてん切て出し;石部―生娘を帯屋がしめた伊勢もどり;草津―評判は馬まで這入る乳母が餅;大津―紫へ来る道中も五十三)伊勢路(神戸―太鼓うつたび馬の蠅とまりかえ;白子―白子の観音松坂の汗じらみ;上野―飯盛も陣屋くらいは傾ける;津―伊勢までは同行のつく御大禄;雲津―抜参り人のなさけを汲んでゆき;松坂―太神宮へ荒神でのりつける;小俣―町人の栄華は御師の迎え篭;山田―伊勢へ来て太神宮へ寄つてくる;京都―島原の通は籬で直切つてる)   Honya Club.com

(PR) 凶嵐

JPY ¥662
七夕飾りに華やぐ吉原で織姫よりも輝く花魁篝火。美貌も気位も当代一、決して客と同衾せぬ傾城は今宵の彦星も袖にした。それもそのはず、篝火の正体は廓に匿われし尾張の御落胤、徳川竜之進!憂さ晴らしに隠し隧道から町に出た竜之進は読売屋の楓に聞いた「娘の生き肝を食らう河童」の成敗を決意し、黒幕を追う。だがそれは人生最大の修羅場の始まりに過ぎなかった―。"見返り柳剣"が斬るのは悪か、過酷な運命か。風雲急のシリーズ第四弾。絶世の花魁、篝火が吉原に君臨するようになって早や1年余。今宵も引手茶屋に呼び出された篝火は、相手が坊ちゃん医者と見るや、無残に振ってみせる。それもそのはず、この美しき傾城の正体は、幼少より廓に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進! 日頃の憂さを晴らすべく極秘の隧道から町に繰り出した竜之進は、瓦版屋の楓が書いた"美女の生き肝を食らう鬼女"の記事を見せられるも一笑に付す。だが、裏には巨悪に繋がる恐ろしい陰謀が隠されていた!   Honya Club.com


JPY ¥3,080
語り手は、吉原「中米楼」の娘として生まれ初代市川猿之助に嫁した喜熨斗古登子。中米楼に集まるあらゆる種類の客を接待したことが豊富な経験となり教養となって、人に敬い慕われた。きびしくも優雅な吉原のしきたり、風俗のさまざまを粋な江戸言葉でテンポよく語られていく。風俗図56。梅巻の紫蘇お江戸の名物三千両深川の仮宅華魁は大名道具御散財の初会馴染含嗽茶碗に三杯住吉おどり甲子屋かしく五代目菊五郎深川の羽織衆〔ほか〕劇界の女将軍とうたわれた古登女の、明治初年に吉原中米楼で育った思い出の語り口は、江戸前にあざやかな気風を見せる。練達の宮内好太朗の筆記が、江戸から東京への特殊な世界を再現する。風俗図56。   Honya Club.com


JPY ¥556
「漱石先生が、御自分で玄関に出て、己は留守だよと云う嘘をついた話がありますが、この嘘はだれを騙した事になりますか」と聞かれて目玉の黒玉をきゅっ、きゅっと動かすだけで返事をしない甘木君。上質なユーモアがまぶされた、眩惑的な百〓@6BE1論理の妙。百〓@6BE1文学を初めて現代かなづかいにしたアンソロジー。百鬼園先生言行録百鬼園先生言行余録百鬼園先生言行録拾遺弾琴図官命出張旅行忙中謝客猪の昼寝狸気濛濛正直の徳に就いて茗荷屋の足袋鉈豆泥坊三昧清香記石油洋灯泥坊談義百鬼園浮世談義七体百鬼園おの字忘却一年早死する門の柳目歯お前ではなし列車食堂の為に弁ずつもりの遺り繰り無伴奏   Honya Club.com


JPY ¥550
大坂の旅篭「さと屋」の看板娘・花歩。宿の手伝いの傍ら始めた名所案内で天神祭を訪れるが、祭の最中、さと屋の泊まり客の一人が騒ぎを起こしてしまう。人が見てはならないご神体を見ようとした、というのだ。彼は「天神さんに罰を当てて欲しかった」と言うのだが…。表題作ほか、「七墓めぐり」「浪華御役録」を収録。浪花の風物を鮮やかに描く、人情溢れる書き下ろし時代小説シリーズ第2弾。   Honya Club.com


JPY ¥704
謎の失踪を遂げた夫の良太を追って、鎌倉から江戸にやってきたはな。だが、疲労と空腹のあまり日本橋で倒れてしまった彼女は、巾着を盗まれ、小石川養生所に運び込まれてしまう。失意のはなを見かねた御薬園同心の岡田弥一郎は、住み込みで働ける一膳飯屋「喜楽屋」を紹介するのだった。料理の腕を活かして、夫捜しを続ける覚悟を決めるはな。女将と客たちとも打ち解けた矢先「喜楽屋」である騒動が巻き起こり…。鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きもののの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。   Honya Club.com


JPY ¥652
大勢の江戸っ子たちが連日連夜つめかけた日本最大の風俗街・吉原!上級花魁とひと晩、豪遊するのに掛かった費用は100万円!下級武士の次男にして、二刀時中流の師範代である飛田蔵之丞。初めて訪れた江戸最大の歓楽街・吉原、さらに岡場所・根津では運命の出会いを果たす。江戸の色街を渡り歩き、蔵之丞はそこで男の極楽、女の地獄を見た!まさに苦界!遊女たちの過酷すぎる懐事情!◎江戸には50ヶ所程の遊里があり風俗店だらけ!◎超格安店の遊女の料金はなんと10分1,250円!◎遊女には給料がなく収入は客の御祝儀のみ!◎貧農の娘は約20万円で女郎屋に身売りされた!   Honya Club.com


JPY ¥1,282
あーっ、またやっちゃった8回目の離婚。私の"女出入り"を洗いざらい白状します。「チンコロ姐さんよ、グッバイ…」、痛恨の訣別の辞を加筆。まえがき わが無頼の日々と女たち1 幼少期ー中学校時代―とてつもなく強烈だった異性への関心2 金髪のイタリー少女・フィアメッタ―イギリスの寄宿舎で繰り広げた性の饗宴3 最初の恋女房・山本恵美子―米軍極東総司令官夫人に収まった女4 花のスチュワーデス・河田英美―パーサー昇進御礼のアンコール・ショー5 弁護士の令嬢・峰岸なお子―キャデラック三台を乗り回す鱶女6 日航時代のなじみ客・土建屋の妾―粋な黒塀の中の懲りない女7 腕貸し時代の止まり木・鎌倉お春―見上げた気風の姐御肌ズベ公8 天衣無縫の性女・宮川久子―惜しみなく慈愛を施した偉大なる助平女9 アングラ劇団の新星・高野サキ―変わり身の見事なスレンダー才女10 心美しいグラマーガール・田宮光代―連続裏切り男の私をずっと受け入れてくれた11 才色兼備のピカピカ女・遠藤瓔子―それは男の理想、憧れの全き具現!12 元ホステス・現銭湯のおかみ・みどり―モルヒネ打ってデカチンに応えた13 チコンロ姐さんこと前妻・安部まゆみ―唖然・爆定のエピソード満載女14 わが追憶の聖母・安部玉枝―無限の愛をいつも注いでくれたあとがき 女は永遠に謎の存在まゆみ、ごめんなさい〈前妻・まゆみへの詫び状〉   Honya Club.com


JPY ¥514
大正時代、長男が家業を継ぐのが当たり前だった頃の、小田原でのお話。大工の若棟梁・一色祐太朗、酒造屋の小由留木楓、荒物屋の善田太郎、写真館の設楽塙衛、鳥屋の邑居郁、剣道の道場の加納斉彬。楓と斉彬はまだ学生だが、六人とも長男。この大らかな若旦那衆が道楽半分で始めたのが『こゆるぎ探偵倶楽部』である。新春早々の依頼は、小田原中の校長を務めたこともある人格者・伊原木教授の浮気疑惑!相手は外国の御夫人?後半では、郁が客に届けた鳥たちが籠ごと盗まれる事件が頻発。だが話題は呉服屋の美貌の娘の方に脱線…。巧手の新シリーズ、ここに開幕。   Honya Club.com

(PR) 仇花

JPY ¥662
残暑の吉原が純白に染まる名物紋日、八朔。決して客と同衾せぬ伝説の花魁篝火は凄艶な白無垢姿で道中し、男たちを悶絶させる。だがその正体は、なんと幼少より吉原に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進!江戸を騒がす妖術遣い「滝夜叉姫」一行の噂を耳にした竜之進は、隠し隧道から廓を脱け、胡乱な美姫の素性を暴くべく夜の上野へと乗り込む。"見返り柳剣"が浮き世の悪をしなやかに斬る!!大好評シリーズ第二弾。廓中が白装束で埋まる名物紋日、八朔。決して客と同衾しない伝説の花魁篝火は薄墨で竜を描いた白小袖姿で道中し、男心を蕩けさせる。だがその正体は、なんと幼少より吉原に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進! 秘道から廓を脱けて通う煮売屋で、江戸の町を騒がす妖術遣い「滝夜叉姫」一行の噂を耳にした竜之進は、胡乱な美姫を見物に夜の上野へと乗り込む。"見返り柳剣"が浮き世の悪をしなやかに斬る! 大好評シリーズ第二弾。   Honya Club.com


JPY ¥792
札幌にある『本のない、絵本屋クッタラ』はインクブルーの三角屋根が目印の、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りする本屋兼カフェ。メニューは季節のスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、自分の今の立ち位置に迷った客が今日もやってくる。名の通り店に本はないが、奏は客の話に静かに耳を傾けると、後日悩みに寄り添う絵本をそっと差し出す。それは時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっていて…。札幌にあるインクブルーの三角屋根が目印の、木造二階建て――そこが『本のない、絵本屋クッタラ』だ。看板には『おいしいスープ、置いてます。』と書いてあり、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りするカフェでもある。メニューはスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、仕事に忙殺されていたり、自分の今の立ち位置に迷った客たちが今日もふらりとやってくる。彼らの話に奏は静かに耳を傾けると、「御本が揃いましたらご連絡いたします」と告げる。そうして客はもう一度、店を訪れるのだ。奏のセレクトする絵本は時に意外で、時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっている……。そんな奏がこの店を開いた理由とは――? 季節のスープと登場する絵本に心が躍る、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」の標野凪が贈る、ほっとひと息つける連作短編集。■著者プロフィール標野凪(しめの・なぎ)静岡県浜松市出身。2019年、「終電前のちょいごはん」(ポプラ社)でデビュー。ほか、「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」(双葉社)や「伝言猫がカフェにいます」(PHP研究所)などを手掛け、人気を博している。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は都内で小さなお店を切り盛りする現役カフェ店主でもある。   Honya Club.com


JPY ¥565
▼第1話/旅は道連れ▼第2話/黒には黒▼第3話/求められて▼第4話/落ちた小舟▼第5話/「見せばや」の気持ち▼第6話/江戸のこだわり▼第7話/大きな秋▼第8話/和菓子コンペ顛末記▼第9話/江戸晴れ●主な登場人物/安藤奈津(洋菓子職人を志し、専門学校で学んだ20歳。和菓子の奥深さに心ひかれ、満月堂で働くことに)、安田梅吉(満月堂の親方。奈津を一人前の職人に育てるため、心構えに至るまで厳しく教え込む)、丸岡竹蔵(奈津の兄弟子。お調子者だが、腕はある)、月岡光子(満月堂の女将。亡き夫は店の若旦那だった。老舗の味とのれんを守るため、奈津に期待を寄せる)●あらすじ/一ツ橋流家元で実の祖母・あやめとのふたり旅。最終日は、奈津の故郷である福井県へ。家元継承40周年の記念に、全国の弟子たちに贈るという若狭塗りの箸の発注のため、ふたりは小浜市にある箸舗「ヤマ勘」を訪れる。箸職人の仕事ぶりを真剣に観察する奈津の姿に、あやめは満足そうに目を細める(第1話)。●本巻の特徴/あやめとの旅から戻った奈津は、丹波篠山に立ち寄った際にあやめから依頼された、丹波の黒豆を使用した新作和菓子の製作に取りかかる。さらに、一ツ橋流家元継承40周年記念の御菓子コンペに満月堂が参加することになり…!?●その他の登場人物/大住喜八郎(なにかと奈津の世話を焼く、満月堂の常連客。実は大企業の会長で、奈津の父を後継者にと考えていた。奈津が実の孫だと知るが、静かに見守る)、外崎冬実(銀座の有名店・獅子屋の、驕れるお嬢様。奈津と満月堂を逆恨みし、父とともに策謀を練る)、外崎浩一郎(業界最大手・獅子屋の、冷徹かつ有能な経営者。娘には手を焼いている節も?)、秋山伊兵衛(獅子屋が誇る凄腕の和菓子職人)、一ツ橋あやめ(茶道の名門・一ツ橋流の家元。満月堂を高く   Honya Club.com