2019年出雲駅伝優勝&第96回箱根駅伝3位。やる気を引き出し、窮地でも勝てるチームづくりの舞台裏とは―就任11年目の躍進を支えたのは現代の若者と真摯に向き合いその特徴を見抜く力。第1章 歴史を変える挑戦(予選敗退からの再出発;第94回箱根駅伝で見えた萌芽;3年生主将と4年生の意地 ほか)第2章 信念を持って臨む(感性を磨くということ;選手との距離;私のコーチ修行時代 ほか)第3章 強いチームに(スカウト・人材育成術;一般受験組の資質を伸ばす;チームという組織 ほか)第4章 これから(新たな歴史)前田監督が就任10年目のシーズン、國學院大學陸上競技部は大学三大駅伝の開幕戦である出雲駅伝で初優勝し、國學院大は初めて大学三大駅伝のタイトルを手にした。その道のりは決して平坦ではなく、迷いや試行錯誤の連続であった。予選敗退からチームはいかにして強くなったのか。チームを成立させる価値観、信念を持って臨むとはどういうことか、選手との対話に存在する 距離感 や 間 とは? 『指導とは、思いを継走すること。』若き名将・前田康弘監督がその半生とともに語り尽くす。◆著者紹介前田 康弘國學院大學陸上競技部監督。市立船橋高校入学後から陸上競技を始め、駒澤大学陸上競技部に所属。駒澤大学在籍時に第30回、第31回全日本大学駅伝で2連覇。第76回箱根駅伝では主将として同大学史上初の総合優勝を果たした。大学卒業後、富士通に入社。現役引退後、サラリーマン生活の傍ら母校駒澤大学陸上競技部のコーチを務める。その後、家業継承を志すも父の死もあり叶わず、2007年に國學院大學陸上競技部のコーチに就任。2009年より監督を務める。第95回箱根駅伝では総合7位(往路3位)の成績を上げ、2019年の出雲駅伝では同校史上初となる優勝に導き、第96回箱根駅伝
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