JPY ¥2,750
大和から河内へ巨大古墳群の変遷は何を語るか?筒形銅器・巴形銅器・石製模造品などから三輪から佐紀、河内へ政権交替の秘めた鍵を追求。序章 考古学への道1 政権をめぐる争い―三角縁神獣鏡から甲胄へ2 政権交替と諸勢力の動静3 三角縁神獣鏡の伝世4 「筒形銅器」と朝鮮半島5 第三勢力の抽出と筒形銅器6 三大勢力による政権争奪大和の巨大古墳群の変遷と遺物は何を語るか。筒形銅器・巴形銅器・石製模造品から、三輪から佐紀・河内政権への政権交替の謎を解明する。著者のこれまでの研究成果の集大成。   Honya Club.com


JPY ¥1,869
本巻には、福沢諭吉自身によって記された生涯の事績の記録のほかに、父百助の人となりに関する記録と、その子女幼時の記録とを集めた。いわば福沢一家の記録ともいうべき1巻と言うことができた。福翁自伝(幼少の時;長崎遊学;大阪修業;緒方の塾風;大阪を去て江戸に行く;始めて亜米利加に渡る;欧羅巴各国に行く;攘夷論 ほか)福沢氏古銭配分の記福沢諭吉子女之伝   Honya Club.com


JPY ¥502
九州北部、佐賀県神埼郡の吉野ヶ里遺跡で、弥生時代では世界最大級の環濠集落が出土した。楼観、城柵、高床式倉庫群の跡、甕棺の列埋葬のほか「王族墓」からは豪華な銅剣や管玉も見つかった。また日本最古の銅剣の鋳型や絹織物など興味ある出土品も多い。それは古代人の生と死の世界の出現であり、『魏志倭人伝』が記す国大乱や卑弥呼が統治した「邪馬台国」をも彷彿させる。この、歴史の闇を切り拓いて古代日本誕生期の謎に迫る「吉野ヶ里王国」とは?ベールを脱いだ世界最大の環濠集落(V字形環濠;邪馬台国時代の「クニ」眼前に!!;『倭人伝』の世界・吉野ヶ里王国のイメージ;遺構が物語る『倭人伝』)私たちの町は邪馬台国だった?(呪力を持つ飾り金具・巴形銅器;土器に光る美のセンス;いろいろな器具;装飾と儀礼)検証・吉野ヶ里遺跡(『魏志倭人伝』に邪馬台を探る;大陸からの道;吉野ヶ里の実像を求めて)『魏志倭人伝』(読み下し文)権力の象徴 王族を葬った巨大墳丘墓息をのむ豪華な副葬品宝器を抱いた甕棺「始祖王」の棺?人骨が語る倭国大乱発掘作業風景ミステリーゾーン・日吉神社吉野ヶ里の四季吉野ヶ里ガイド佐賀県の弥生時代主要遺跡古代、蘇る!―吉野ヶ里遺跡発掘取材記(吉野ヶ里遺跡・これだけある日本一、日本初;吉野ヶ里遺跡・キーワード;吉野ヶ里遺跡・関係年表)   Honya Club.com


JPY ¥1,708
巨大環濠集落、最古の墳丘墓、膨大な甕棺墓、巴形銅器鋳型、絹織物…。邪馬大国に女王卑弥呼がいた弥生時代の"クニ"が姿を現した。豊富な写真・図版と発掘調査担当者の報告、綿密な考証で弥生の"クニ"から届いたメッセージを解読する。復元イラスト「吉野ケ里」吉野ケ里遺跡実測模式図巨大環濠集落墳丘墓甕棺墓出土遺物報告 ベールをぬいだ幻の大遺跡(七田忠昭)環濠集落 弥生と中世―2つの戦国時代の濠(佐古和枝)筑紫平野の古代 弥生のクニを育んだ母なる大地(高島忠平)玄界灘沿岸の弥生遺跡 「倭人伝」にみる弥馬台国への道(柳田康雄)弥馬台国論争史 吉野ケ里を「弥奴国」と比定した白石(竹居明男)考察 吉野ケ里遺跡が語りかけるもの(森浩一)資料 三国・両晋・南北朝時代の銅境(徐苹芳・玉城一枝・中村潤子訳)私の銅境研究史と徐苹芳論文(森浩一)   Honya Club.com


JPY ¥702
平成の『魔界転生』ついに誕生!関ヶ原合戦を勝ち抜いた徳川家康は天下を束ねるため、兵法指南役・柳生宗矩に謎の連続惨殺事件の調査を命じていた。槍の名手といわれた高僧・宝蔵院胤栄の怪死、名医・秦宗巴の急病死、「洛中洛外図屏風」「酒伝童子絵巻」を著した大家・狩野家に伝わる戦慄の言い伝え、そして明智光秀の本能寺襲撃にも謎は広がり…。宗矩必死の探索の結果、おぼろげに見えた魔敵の恐るべき正体とは?危うし、宗矩!天下最強の魔敵に、柳生家秘伝の魔斬刀がうなる!!戦国を骨太に描いた書き下ろし本格伝奇時代小説。   Honya Club.com


JPY ¥429
イノセントGAME巴伝 1   Honya Club.com


JPY ¥1,980
第1章 香港の明日―返還を前にして第2章 日本と香港―「環太平洋文明」の視点から第3章 人生幾春秋―若き日の鍛えと人格形成第4章 「二十一世紀人」の条件―〓@68B0@小平と香港返還第5章 友情、精神と人格、仏教との出合い第6章 青春の書―『プルターク英雄伝』の人間学第7章 新たなる「文学の復興」を―『モンテ・クリスト伯』の魅力第8章 民衆の魂の覚醒―革命的ヒューマニスト・魯迅第9章 ペンによる大闘争―『立正安国論』から「巴金」へ第10章 「生への希望」を語る「人間のための文学」第11章 「ユマニテの光」で世界を照らせ―ユゴー文学の核心第12章 新世紀をひらく「王道」―『三国志』『水滸伝』のロマン   Honya Club.com


JPY ¥2,670
本書は、日本中世の女性史、なかでも中世の単身者女性の存在に焦点を充てた書物である。自立と疎外(巴小論―中世女武者の伝説;中世の捨子と女性)単身者として(王権と尼寺―中世女性と舎利信仰;中世における尼寺の展開)母なるもの(阿仏尼伝の一節―律宗との関係をめぐって;導御・瑳峨清涼寺融通大念仏会・「百万」)説話の形成(小野小町説話の展開)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
同志社の創設者、新島襄の妻・八重。幕末の会津藩に生まれ、戊辰戦争の銃撃戦に男装で参加、「会津のジャンヌダルク」と呼ばれる。襄亡き後は、日清・日露戦争で篤志看護婦を務め、「日本のナイチンゲール」と称賛された。ほとんど知られることのなかった八重の生涯を、著者発見の新史料をふくむ、豊富な資料をもとにエピソードで描き出す新島八重伝の決定版。第1章 八重の生涯(初期 幕末のジャンヌ・ダルクあるいは会津の巴御前―会津若松時代;中期 ハンサム・ウーマンあるいはクリスチャン・レディ―新島襄との夫婦時代;後期 日本のナイチンゲール 会津魂再び―未亡人時代)第2章 八重をめぐるエピソード(八重と「板かるた」;「明日の夜は」の歌をめぐって;八重歌集抄;前夫・川崎尚之助の新事実;偉大な兄・山本覚馬;日向ユキとの勾留;やんちゃな満坊―教科書に載った新島夫妻;大久保真次郎・久布白落実の見た新島夫妻;八重と裏千家茶道)第3章 懐古談(男装して會津城に入りたる當時の苦心―懐古談一;家庭の人としての新島襄先生の平生―懐古談二;新島八重子刀自の談片―懐古談三;新島八重刀自壊古談―懐古談四;懐古談集成―懐古談五)同志社創設者、新島襄の妻・八重。戊辰戦争に男装で参加し、日清・日露戦争で篤志看護婦を務め、「日本のナイチンゲール」と称賛された。著者発見の新史料を活かし、エピソードで描き出す、新島八重伝の決定版。   Honya Club.com


JPY ¥4,070
本書は、現代における武道の意義とは何か―との問いかけを根底に、幸か不幸か、「幕藩」や「国家」といった重圧を、一身に背負わざるを得なかった武術家・武道家の挿話を集めて、その"心"を探究してみた。とはいえ、エピソードを集めるだけでは新鮮味に乏しいので、「徒手武術・武道」に拘り、併せて、素手の武術家が補助的に身をつけた手裏剣・鉄扇術などにも触れることにした。また、武道の極意についてヒントとなり得るものも、可能な範囲で収録している。第1章 (国譲り神話にみられる「手乞い」―建御雷神;日本最初の徒手格闘戦―野見宿祢;狐伝流の開祖―藤原鎌足;日本一、女柔の達人―巴御前 ほか)第2章 江戸・幕末の武術家たち(柔気の開祖物語―市橋如見斉;水戸黄門のボディーガード―小瀧平十郎;死に身の覚悟―柳生十兵衛 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥6,194
故国川王と宰相の乙巴素魏と高句麗の戦い高句麗の王族間の争い故国原王の死奈勿王の戦略高句麗への仏教伝来広開土王の号令甥に殺された辰斯王高句麗の戦勝高句麗に降伏した百済日本に援軍を求めた阿しん王偉大な広開土王〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥946
平安末期の京都に巣喰う血を吸う鬼"殺生鬼"を一掃した"影御先"だが、その代償は大きかった。組織再編のため信濃に集結したが、吸血の主・黒滝の尼の妖術で壊滅したばかりか、古より伝わる霊宝を奪われてしまう。退路を断たれた影御先の源義経と巴は、木曾義仲の援護を受け、生き残った仲間と血戦を挑む。しかし、邪悪な罠は十重二十重に仕掛けられていた!『魔界転生』『妖星伝』『帝都物語』の興奮をふたたび!源義経が、巴が、木曾義仲が、血を吸う鬼へ決死の総力戦を挑む波乱万丈の大ロマン!平安末期の京都に巣食う血を吸う鬼《殺生鬼》を一掃した《影御先》だが、その代償は大きかった。組織再編のため信濃に集結したが、吸血の主・黒滝の尼の妖術で壊滅したばかりか、古より伝わる霊宝を奪われてしまう。退路を断たれた影御先の源義経と巴は、木曾義仲の援護を受け、生き残った仲間と血戦を挑む。しかし、邪悪な罠は十重二十重に仕掛けられていた!   Honya Club.com


JPY ¥14,418
序 漢の武帝から魏の武帝へ第1章 後漢王朝の成立(劉秀の起兵;更始時代の中国各地の情勢;劉秀集団の成立)第2章 光武帝期(中国の平定;中国統一後の施策)第3章 明・章帝期(明帝期;章帝期;第五倫伝考)第4章 和・安帝期(後漢和帝期についての一考察;後漢時代地方豪族の政治生活;楊震伝についての一考察)第5章 順・質・桓帝期(後漢中期の政治と社会―順帝の即位をめぐって;李固と清流派の進出;劉陶についての一考察)第6章 霊・献帝期(後漢末の世相と巴蜀の動向;趙岐考)   Honya Club.com


JPY ¥12,650
中国六朝時代における宗教の問題宗教の時代としての六朝隋唐五岳と祭祀日中無影―尸解仙考許邁伝仏道論争のなかの陸修静襄陽の道安教団五、六世紀東方沿海地域と仏教―摂山棲霞寺の歴史によせて六朝末隋唐初の儒林と仏教隋唐仏教とは何か唐代巴蜀における仏教と道教王遠知伝道教の道系と禅の法系一日作らざれば一日食らわず―仏教と労働の問題「霊飛散方伝言録」の周辺裴休伝―唐代の一士大夫と仏教六朝隋唐期の学術史・宗教史研究にひときわ輝かしい成果を著わしてきた著者。半世紀以上の研究生活で著わされた数多くの論文のなかから未再録の論文を厳選。「宗教の諸相」と副題をそえる本書には、主に六朝隋唐期の宗教史を明らかにする16篇の論考を収める。※『六朝隋唐文史哲論集1―人・家・学術―』と同時刊行。『六朝隋唐文史哲論集1』「緒言」より--「ここにあらたに編むこととなった二冊の論文集、すなわち『六朝隋唐文史哲論集』を書名とする論文集のその(1)に「人・家・学術」なる副題を、その(2)に「宗教の諸相」なる副題をそえるのは、半世紀以上にも及ぶ私の研究生活を回顧するとき、まがりなりにも六朝隋唐時代の学術史と宗教史を主要な研究テーマとしてきたからにほかならない。」「……当時の知識人にとっては玄儒文史の四学を兼修することが最大の理想となったのであって、このたびの論文集を、いささかおおげさにも「文史哲」なる名辞を用いて「六朝隋唐文史哲論集」と命名したのは、ほかでもなくそのような時代思潮を念頭においてのことにほかならない。すなわち、本論文集が対象とする時代においては、玄儒文史が諸学の総体を表わす名辞となったのであり、玄儒文史に代わる名辞を今日に求めるならば「文史哲」なる名辞がふさわしいであろうと考えたからであって、「文史哲」の「   Honya Club.com


JPY ¥9,900
第1章 連歌論書(略本知連集;千金莫伝抄;連通抄 付、連歌法度;梵灯庵袖下集;紹芳連歌;心敬有伯へ返事;巴聞)第2章 連歌句集(下葉;卜純句集;宗祇百句;宗祇付句)第3章 連歌百韻ほか(永仁五年の連歌懐紙;亀井山円福寺の連歌;渡辺正勝氏寄託貼交屏風風の連歌切;宗祇一座百韻;永正十七年の多武峯社法楽の連歌;天正三年五月十一日『賦何路百韻』)第4章 俳諧(立圃・長興両吟俳諧千句;利清千句(第一百韻);梅酒十歌仙)日本の文学研究を牽引する著者の50余年の全仕事を集大成。本巻は、『連歌史の研究』『連歌の研究』資料編を中心に、諸誌発表分・新規分を加え、連歌論書・連歌句集・連歌百韻ほか・俳諧に分類し収録。〈受賞情報〉現代短歌大賞(第31回)   Honya Club.com


JPY ¥7,040
何をなぜ、いかに訳すか。福沢、兆民、鴎外らは片カナ語を拒み漢語で異文化に挑んだ。思想的限界と起爆力をはらんだ誤訳、造語、削除加筆。翻訳の表層から深層へ―。明治の心性に迫る、バイリンガル版史料集。1 翻訳の地平(万国公法;アメリカ独立宣言;国法汎論;欧羅巴文明史;英国開化史;社会平権論;非開化論;維氏美学;ジュリアス・シーザー;詩)2 翻訳者の意見(訳書読法;翻訳の心得;戯曲の翻訳法;箕作麟祥君伝;反翻訳主義の論理)解説(明治初期の翻訳―何故・何を・如何に訳したか;『万国公法』成立事情と翻訳問題―その中国語訳と和訳をめぐって)   Honya Club.com


JPY ¥5,500
本書は、アジアの地域文化を中国文明との関わりにおいて捉え、海外の研究機関との共同研究によるフィールド調査によって取得した一次資料に基づきながら、各地の地域文化が中国文明に組み込まれつつも独自の文化的アイデンティティをどのようにして起ち上げてきたかという問題を、具体的に考究するものである。序論―仏教美術からみた四川地域仏教受容前夜の四川―後漢時代の造形美術にみる死生観の様相四川地域出土の揺銭樹にみられる初期仏像―後漢時代の仏像の意義成都万仏寺址出土仏像と建康仏教六朝時代の四川仏教美術試論―僧伝史料を機軸として巴中石窟の造像と史的背景四川盆地西端州地区の摩崖造像―立地と内容四川地域の摩崖にみられる維摩変相龕の図像成都宝暦寺の創建と発展唐宋時代の四川地域における千手観音信仰―大型大悲変相龕を手がかりに付編 四川地域仏教美術関係文献アジアの「知」をひらく新シリーズ。アジアの地域文化を中国文明との関わりにおいて捉え、各地の文化が中国文明に組み込まれつつも、独自の文化的アイデンティティをどのようにして立ち上げてきたかを考究する。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
1957年に巴出版から刊行された著者の記念すべきデビュー作が、半世紀の時を経て完全復刻。「忍者武芸帳」から「カムイ伝」へといたる、著者の漫画史上に残る画業の原点として貴重な作品。   Honya Club.com