ひょんなことから、酒場歩きの本を書かせていただくことになりました。好きな酒場、懐かしい酒場、旅先の酒場などで飲んだときのエピソードを集めた一冊です。第1章 思い出の酒(西荻窪界隈/学生の頃;新宿やきとり横丁にて;市谷田町を歩けば今も;銀座のバーを覚えた頃;ホッピーを巡り、酔う)第2章 好きな酒場、その界隈(名店ひしめく神田をぶらり;立ち飲みロック酒場って?;推薦バーのおいしい一杯;モツ焼き屋の話あれこれ;秋田川反酔いどれの記憶)第3章 旅酒(甲府編・縄のれんの店にて;高松編・遍路の後の生ビール;鎌倉編・酔っ払いが環境を語る;青森編・ヘベとレケの遠足;大阪編・大阪ミナミブルース)第4章 酒場物語(老舗のやきとん屋にて昭和を思う;今も続くトリスバーのお話;名バーテンダーを悼む)最後のお話 もっとも飲んだあの日―大沢山温泉『大沢館』の恐怖いつでもどこでも酒を呑む。そこに酒場がある限り。名店を酪酊しながらハシゴすること37軒。ミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊した男が綴る、泣いて笑っておまけに酔える痛快酒場エッセイ。掲載酒場ガイド付き。
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