岡山県の自然豊かな山間部に位置する新見(にいみ)市は、石灰岩のカルスト地形による満奇洞や井倉洞などの鍾乳洞を有し、冷涼で降雨量が比較的多く、カルスト地形からしみでる良質の水により良質の牧草が育ち、牛や豚の飼育に適しています。この地で約60年前に創業した<千屋源(ちやげん)本多>は、この良質な生育環境の中で質のよい和牛を育て、食肉として出荷しています。今回ご紹介する「塩釜焼ローフトビーフ」は、良質な黒毛和牛のモモ肉に下味を付け、瀬戸内の海水塩を使用した塩釜で包み、じっくりと蒸し焼きにしました。塩釜で焼き上げると芯までゆっくりと火が通るため、よりソフトでジューシーなローストビーフに仕上がります。同梱されている木槌で塩釜を割るパフォーマンスも楽しさ、おいしさのひとつ。ドームが割れて立ち上る香りとおいしそうな塊肉に、皆のテンションもあがるはず!お祝いの席や御呼ばれの手土産などに重宝する見栄えのよいローストビーフです。付属のポン酢醤油に胡麻油を少々入れ風味を加え、玉ねぎのスライスと一緒に召し上がるのがおすすめですが、ホースラディッシュ(西洋わさび)、カクテルソース、粒マスタードなどとも合います。お好きな調味料と一緒にお楽しみください。私がおすすめします塩釜のドーム効果でしっとりジューシーなお肉が本当においしいです。そのまま切り分けていただくのはもちろん、薄くスライスして炊きたてのご飯の上に乗せてローストビーフ丼にしていただくのも良いと思います。お盆、お正月など親戚一同が会する席に持参したり、親しい方へのご贈答用などにぜひおすすめしたいお品です。紹介者 JAL客室乗務員 松本 伶菜岡山県出身で、自然に囲まれて育ちました。岡山は「晴れの国おかやま」と言われるほど、年間を通して晴れの日が日本一多い県です。このような温暖な気候を生かした品質の高いフルーツが特産品となっています。私も子どもの頃、ピオーネの収穫を手伝っていた思い出があります。最近のおうち時間では、料理をすることが増えたので母直伝のレシピにチャレンジしています。> ふるさとの大切にしたい逸品
贈り物のコンシェルジュ リンベル