1970年に閉山した北海道・尺別炭礦の生活実態を、「縁」をキーワードに掘り起こす。そのうえで、閉山とそれに伴う住民約4,000人の半強制的な移動を活写する。全国に散った人々の苦労やいまに続く「つながり」も照らし出し、生活者の視点から炭鉱の閉山とその後を追い、日本の戦後史に位置づける。「縁」の集積からみる炭鉱コミュニティ―ねらい尺別炭礦―戦後のあゆみ第1部 炭鉱コミュニティでの「縁」の集積―尺別の戦後史(炭鉱労働での「職縁」―"つながり"と信頼;炭鉱家族の「血縁」―"つながり"と暮らし;炭鉱の学校と「学縁」―子どもたちの"つながり";炭鉱コミュニティの「暮らし」―尺別の地縁の多層性)第2部 炭鉱閉山と「縁」の離散―一九七〇年二月(尺別炭礦の閉山と地域崩壊―閉山ドキュメント;閉山後の再就職―離散からの再出発;尺別からの転出―「縁」を活用した再就職と移動)第3部 「炭鉱の縁」の展開―故郷喪失からの五十年(「地縁」のゆくえ―同郷団体にみる新たな"つながり";「学縁」の展開―閉山時高校生・中学生の五十年;継承される炭鉱の「縁」と文化)"1970年に閉山した北海道・尺別炭砿のコミュニティの生活実態を掘り起こし、閉山、地域社会の消滅、約4,000人の半強制的な移動という衝撃的なプロセスを活写する。全国に散った人々が各地に定着していったありようも追い、いまに続く「つながり」を照らす。" 0 amount 2200 2200 N 9784787234773 Y Y Y Y JPY 20087159 パンデミック下の書店と教室 20087159 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=20087159 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/78/772/000.jpg いまもなお「人文知」は必要だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってあらわになった民主主義の問題、分断や格差の問題。コロナの時代に本を読み、学び、社会について考えることの意味を、書店と教室の現場から問い直す往復書簡。文科系大学教師と書店店長との対話。はじめに 考える場所のために1 書店論エッセイ いまもなお本はライフラインだった2 教室論3 パンとサーカスと弁証法エッセイ 「どうせやるなら派」から「 "いまもなお「人文知」は必要だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってあらわになった民主主義の問題、分断や格差の問題。コロナの時代に本を読み、学び、社会について考えることの意味を、書店と教室の現場から問い直す往復書簡。文科系大学教師と書店店長との対話。はじめに 考える場所のために1 書店論エッセイ いまもなお本はライフラインだった2 教室論3 パンとサーカスと弁証法エッセイ 「どうせやるなら派」から「コロナ転向派」へ、そして暴かれる五輪「ムラ」4 言葉のパンデミックに抗うために5 対談 書店と教室、人文知の現場から見えてきたことおわりに "未来の自分"と読書ブックガイド 本書で取り上げた本やテクスト&パンデミックについてさらに考えるための五冊◎柴崎友香さん評(「読売新聞」2021.2.21)《学びや人間関係にさえ即効性ばかりが求められる時代に、どう人との関係を作っていくか、社会のあり方を問い続けていくか、強く支えられるような対話だ》◎新開真里さん評(「神戸新聞」2021.2.7)《両者は、それぞれの現場での実践や模索をぶつけ合い、政治や教育、哲学、延期された東京五輪…と話題は広がる》◎沢渡曜さん評(『望星』2021年2月号)《社会の現実を見据えて、排除の思想に議論・反論をぶつけていく。そこに客を巻き込んでいくのが大切なのだ、と》◎「産経新聞」2021.1.31《往復書簡に加筆、対談やエッセーも収録した。 緊急事態宣言下の書店と教室という知の現場からの報告には臨場感がある》◎永江朗さん評(「北海道新聞」2021.1.24)《借り物ではない、自前の、手持ちの知識で考えていくスリリングな楽しさが、書店と教室にはあるのだ。…自分でものを考えるきっかけとなる本》パンデミックは現在進行中であり……その終わりを予測したり期待したりす
Honya Club.com