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唐の韓愈・柳宗元を受け継ぎ、北宋の欧陽脩は古文の復興を主張し、その後に、蘇洵・蘇軾・蘇轍・曽鞏・王安石が輩出して、古文の全盛期が出現、以後の中国の文言文の軌範をなした。この八人の名文を集めた『唐宋八大家文読本』から、本書では蘇軾の代表的作品を選んだ。蘇軾は大文人として詩・散文・詞・書などに数多くの作品を残している。日本では、五山を中心に蘇軾の文章はよく読まれ、江戸時代、藩校や私塾で『唐宋八大家文読本』が作文の手本として愛用された。上神宗皇帝書代張方平諌用兵書論商鞅留侯論答李端叔書与謝民師推官書李氏山房蔵書記宝絵堂記眉州遠景楼記超然台記〔ほか〕「唐宋八大家文読本」から蘇軾の名文16篇を収録。蘇軾は詩・詞・書にも優れた北宋の大文人。「唐宋八大家文読本」は藩校の教科書。   Honya Club.com


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1 日本篇(飛鳥大仏―総合調査に基づく考察;野中寺弥勒菩薩像について―蛍光X線分析調査を踏まえて;様式・技法・金属組成からみた興福寺と薬師寺の古代金銅仏―薬師寺金堂本尊像の移坐・非移坐問題への一視点;東大寺法華堂伝来の天平期諸像に関する一考察;様式からみた新薬師寺薬師如来像;聖徳太子像の成立―行像と生身、そして迎接像への射程;伝説の尊像、蔵王権現の成立と展開;説法印阿弥陀如来像をめぐる試論;興福寺南円堂四天王像と中金堂四天王像について;解脱房貞慶と興福寺の鎌倉復興;興福寺南円堂四天王像の再検討―新たな運慶イメージの構築;仏像と本様―鎌倉時代前期の如来立像における宋仏画の受容を中心に;仏師のダイナミズム―密教図像から彫像へ)2 中国・朝鮮半島篇(中国南朝造像とその伝播;斉周・隋の仏教美術におけるソグド美術の受容に関する覚書;長安における隋様式の成立―菩薩像を中心に;初唐期における長安造像の復元的考察;京都・妙傳寺と兵庫・慶雲寺の半跏思惟像;リートベルク美術館木造菩薩立像について;杭州烟霞堂と飛来峰の羅漢像について;西湖周辺における呉越‐元の仏教石刻)日本(飛鳥ー鎌倉時代)、中国(南北朝ー宋時代)、朝鮮(三国ー統一新羅時代)の東アジア各地域・時代の彫塑造の様式展開をたどり、さらには科学的調査の結果に基づいた長年にわたる研究の成果から精選・集成された論考により、東アジア仏像史研究に新たな地平を開く。   Honya Club.com