誤嚥性肺炎の真犯人は、口の中の細菌だった!本人・家族・介助者のための「お口のケア」がよくわかる本。入れ歯、インプラント、片マヒなどの後遺症がある場合の「お口のケア」も詳しく解説。第1章 知っていましたか?肺炎は死亡原因の第3位です(肺炎で亡くなる人は脳血管障害での死亡より多い;高齢者は誤嚥による肺炎に注意しなければいけない ほか)第2章 訪問歯科診療で誤嚥性肺炎を予防し、元気に長生きを!(歯科の「お口のケア」で、誤嚥性肺炎は予防できる;QOL改善のために訪問歯科診療が広がっている ほか)第3章 自宅でできる「お口のケア」と「お口のリハビリ」で肺炎の予防を(家族の協力が、患者さんの「元気」につながる;自分でできる「お口のケア」は、ここがポイント ほか)第4章 訪問歯科治療で、誤嚥性肺炎予防に取り組む名医たち(虎谷彌・ふれあいの杜歯科クリニック副院長(北海道札幌市);守口憲三・守口歯科クリニック院長(岩手県盛岡市) ほか)「誤嚥性肺炎は、食べたものが気管や肺に入って起こる」とほとんどの方はそう考えています。確かに、誤嚥は食べたものが気管や肺に入ることです。しかし、これだけでは肺炎を起こしません。「きれいなものを誤嚥しても、肺炎にはならない」のです。誤嚥性肺炎の真犯人は、お口の中の汚れで繁殖した細菌です。ただし、唾液や細菌のくっついた飲食物を誤嚥すると必ず誤嚥性肺炎になるわけではありません。お口の中の細菌が少なければ、たとえ誤嚥で肺に菌が侵入したとしても、肺で繁殖して肺炎の引き金を引くこともありません。お口の中の細菌をゼロにすることは不可能ですが、しっかりケアして減らすことはできます。本書では、お口の衛生管理と機能管理のために、「お口のケア」について詳しく解説しています。本人はもち
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