「訪問」と病院の臨床とは何がどのように違うのか…、訪問STとして活動を始めるには…、他職種とどのように関係を築いていけばよいのか…、訪問STで生計を立てていけるのか…。退院後の患者さんが気になるすべての言語聴覚士。こんな疑問や不安に答えます。第1章 "訪問"が開く可能性(笑顔は自信のバロメーター―5代目会長Aさん;毎週会えるよろこび―93歳のBさん ほか)第2章 改めて、言語聴覚士とは(失語症とは;失語症の当事者として ほか)第3章 "訪問"言語聴覚療法の実際("訪問"言語聴覚士とは;"訪問"の利点―病院との違い ほか)第4章 仲間づくりから広がる生活(かけがえのない「友の会」―「独りではない」気持ちを育む;言語聴覚士不在地域の可能性―「住民参加型言語リハビリテーション」)"《訪問》言語聴覚士という道を切り拓いてきた著者が伝える"楽しさ"と進め方の実際医療において早期退院が促進されるなか,リハビリテーションも「退院後」がいっそう重要になっています。自身も失語症当事者としての経験を持ち、すでに11年余り地域密着で《訪問》言語聴覚士として在宅ケアを展開してきた著者が、これから訪問活動をめざす言語聴覚士へその意義と実際を伝えます。これまで出会った患者さんとの豊かなエピソードは,在宅ケアの重要性を強く伝えています。そして、《訪問》と病院の臨床では何がどのように違うのか、どのようにして進めていけばよいのか、《訪問》で生計を立てていけるのか、といった具体的な疑問や不安にもきちんと答えます。さらに、プロのカメラマンが著者の一日を追ったフォトドキュメント「今日もこの道を」を所収。言葉では伝えきれない訪問活動の雰囲気が伝わり、その質を感じ取っていただけます。在宅ケアに関心のある言語聴覚士の方にとっ
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