大学生の深津倫弘は、二年間付き合っていた恋人を病気で亡くした。恋人が亡くなったという実感が未だに湧かず、いつもと同じ生活を繰り返す倫弘は、冷たい人間だと自らを責め夢にもうなされる。日々その美貌をやつれさせていく倫弘は、ある日サークルで恋人とよく似た男、国近誠午と出会う。外見も声も恋人と同じ男に倫弘は、実態となって自分を責めにきたのかと怯えるが…。大学生の倫弘は恋人を亡くし、眠れない日々を過ごしていた。ある日、倫弘の前に恋人とよく似た男が現れる。書き下ろしを加え、登場。　　　Honya Club.com