JPY ¥814
豊かなジンバブエの農業を10年で壊滅させ、南ア共和国を犯罪の多発に悩む国にしたのは誰か? 中国の進出、国を脱出するアフリカ人の増加などの新たな動きを追い、腐敗した権力に頼らずに自立の道に向かう人々の姿を伝える。〈松本仁一〉1942年長野県生まれ。東京大学法学部卒業。ジャーナリスト。朝日新聞社社会部員、中東アフリカ総局長、編集委員などを歴任。ボーン・上田国際記者賞、日本記者クラブ賞等を受賞。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,860
詩人の作品世界に沈潜し、その生と思想に共振する。テクストに改訂を加え、巻末に「定本解題」を収録する。序章 銀河と鉄道(りんごの中を走る汽車―反転について;標本と模型―時空について;銀河の鉄道―媒体について;『銀河鉄道の夜』の構造―宮沢賢治の四つの象限)第1章 自我という罪(黒い男と黒い雲―自我はひとつの現象である;眼の赤い鷺―自我はひとつの関係である;家の業―自我はひとつの矛盾である;修羅―明晰な倫理)第2章 焼身幻想(ZYPRESSENつきぬけるもの―世界にたいして垂直に立つ;よだかの星とさそりの火―存在のカタルシス;マジェラン星雲―さそりの火はなにを照らすのか;梢の鳴る場所―自己犠牲の彼方)第3章 存在の祭りの中へ(修羅と春―存在という新鮮な奇蹟;向うの祭り―自我の口笛;"にんげんの壊れるとき"―ナワールとトナール;銀河という自己―いちめんの人生)第4章 舞い下りる翼(法華経・国柱会・農学校・地人協会―詩のかなたの詩へ;百万疋のねずみたち―生活の鑢/生活の罠;一一月三日の手帳―装備目録;マグノリアの谷―現在が永遠である)補章 風景が離陸するとき―シャイアンの宮沢賢治(土性調査―空間する時間;天空の地質学―現在する過去;風景が離陸するとき―すきとおる世界;銀河の鉄道―賢治の現在せい;シャイアンの宮沢賢治―普遍する土着)「わたくしという現象」に注目する先駆的視点から驚くべき洞察を示した宮沢賢治。現代思想にまで影響を及ぼす稀有の詩人の生に踏み込み、豊饒な作品世界に沈潜する著者は、その思想の核心を照らし出す。そうして読者は「生と世界の肯定へ」、「存在の祭りの中へ」と解き放たれていく。収録作品:『宮沢賢治−−存在の祭りの中へ』   Honya Club.com


JPY ¥2,096
世界で活躍できるカメラマンになりたい。ベルリンの壁崩壊、ルーマニア革命、ソ連邦クーデター、オリンピック、サッカー・ワールドカップにスクープを追って。1 1980年から1984年(文春に現れた高校生;山田、コレラにて中国の土となる ほか)2 1985年から1988年(ナントに揚がった日の丸;ナントから日本にたどり着いた漂流物 ほか)3 1989年から1990年(かわいい自分には旅をさせろ;どんどん壊れる修理工場 ほか)4 1991年から1995年(防弾チョッキと防毒マスク;ヌーディスト村でヌードになる ほか)5 1996年から1998年(第二の母、その二 ロンドンのリディアおばさん;復活の長野 原田と山田 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥814
ナントカとハサミは使いようで切れる。それは大学も同じこと。ガクモンを使いこなすには、アタマとココロがいる。しかし、日本が作った大学は、アタマのないタコ・イカのゲソを束ねただけだった。日本を「一流国」から転落させた、教育崩壊の根は意外にも深かった―。日本をダメにした官僚体質を斬る。第1章 先生なにやったら優くれんの?―過剰適応で壊れる学生たち第2章 文系と理系の起源―官学は富国強兵の士官学校第3章 タコもイカもナメクジではない―ディシプリン不在で崩壊する学力第4章 坊っちゃんはどこへ行った?―漱石がつけたココロのけじめ第5章 お上の学とカミの学―自律なき自由の必然的崩壊第6章 安田講堂の遺伝子組み換え―学徒出陣から社会的責任へ第7章 大学よ、君はソクラテスの問いに答えられるか?―戦略と倫理はコインの表裏終章 中庸か?凡庸か?それが問題だ―バカとハサミはすぐキレる10数年間の受験勉強と、専門不在の大学教育が、思考停止の日本人を量産している。教育崩壊の根源は深く、明治に始まる「官学」にあった。今求められる本当の知とは何かを、現役の東大准教授が大胆に提言する。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
第1章 みなさん、聞いて!第2章 車いすアメリカへの旅第3章 車いすひとり暮らし第4章 上京までの日々第5章 心のバリアフリー第6章 福祉が壊れる第7章 "自立破壊法"第8章 生きる尊厳第9章 「人」という文字障がいとつきあいながら、差別や偏見にも立ち向かい、人権を守る運動に参加してきた著者が、ひとりの障がい者として、この国の福祉の実態を見つめる。著者のこれまでの歩みと思いが伝わる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥946
幼くして離婚に巻き込まれた子どもたちは、その後どのような発達の軌跡を描いていくのか。なかなか明かされない子どもたちの本心は―。本書では、心理臨床家として様々なケースをみてきた著者が、事例や諸研究をもとに解説。「日本の離婚」の抱える問題点に挑み、解決策を模索する。第1章 離婚で母親、父親はどう変わるのか―プロセスとしての離婚第2章 子どもは親の離婚にどう反応するのか―年齢別に考察する第3章 事例からみる―子どもにとって辛い離婚、救われる離婚第4章 単独養育から共同養育へ―米国での試みに学ぶ第5章 高葛藤離婚で壊れる子どもたち―「片親疎外」という病第6章 事件・悲劇から学ぶ―子どもの福祉に適った面会交流を探る第7章 葛藤を超えて離婚を成功させるには離婚数が年間26万件の日本において、両親の離婚や葛藤に対する子どもの心の視点から、離婚を成長につなげていく方法を模索する。心理臨床家の著者が、事例や諸研究をもとに、日本の離婚の抱える問題点に挑む。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
なぜ国は本当のことを公表しないのか。事故が起きた理由、何が問題なのか、放射線の影響は大丈夫なのか。「原発は地震で壊れるように設計されている」と著者は3年前にすでに今回の問題点を指摘していた。原子力の専門家が緊急出版する衝撃の書。今、子どもの未来のために知っておきたい真実。第1章 いったい何が起こったのか?(マグニチュード9.0の真実;崩壊したのは地震が巨大だったからではない;地震の一時間後に電源が止まった福島原発 ほか)第2章 そもそも何が問題なのか?(なぜ二〇〇七年の教訓が生かされなかったか;「地震が来たら壊れて住民が被ばくをする」ように設計されている;地震の予想を低くすれば通ってしまう基準 ほか)第3章 どうすれば身を守れるのか?(残留放射線は三〇年間、その土地に残る;子どもにどれだけ影響が残るか;短期的・長期的な残留汚染の影響 ほか)福島原発事故が起きた理由、何が問題なのか、放射線の影響は大丈夫なのか。正確に、冷静に、そして難しい専門用語や数字を使わずに、今子どもの未来のために知っておきたい真実を原子力の専門家が説く、衝撃の書。   Honya Club.com


JPY ¥922
かつて、徹底した情報統制により、北朝鮮内部の出来事はいっさい闇に包まれていた。しかし、90年代に発生した大飢饉を皮切りに大量の難民、越境者が生み出され、北朝鮮の真実が外に伝わるようになった。越境者たちは、「数百万単位もの餓死者が出ている」という戦慄の現実を我々に突きつけた。北朝鮮人は、どのように生き、どのように死んでいくのか。近くて遠い国であえぐ生身の人々の素顔が、現地徹底取材によって、いま明らかになる。プロローグ―ふたつの瀋陽事件1 隠蔽される暗部、コッチェビ2 ああ、哀しき者よ 汝の名は「北朝鮮の女」3 四〇年目のSOS 在日帰国者一家の物語4 壊れる心5 反体制の胎動エピローグ―「北のサラム」を知っていますか?   Honya Club.com


JPY ¥880
NHK番組「欲望の時代の哲学」出演が大反響、来日と関連書でブームを巻き起こしたマルクス・ガブリエルが帰ってきた!今度の舞台はニューヨーク。「自由」の理念の実験場とも言うべきアメリカの中心地で、注目のドイツ人哲学者は何を思い、何を語るのか?世界思想の最先端の展開から目が離せない―番組の書籍化、第二弾!序章 「欲望の奴隷」からの脱出1章 自由意志のパラドックスを解く―カントから考えた「SNS社会のワナ」2章 闘争の資本主義を越えて―ヘーゲルから考えた「格差社会のリアル」3章 思考感覚が「引き裂かれた社会」を救う―新実在論から考えた「AI社会の死角」4章 フェイクの共同体が壊れるとき―「複雑性の国」日本の可能性(対話者:斎藤幸平)終章 敵か味方かの「世界」を越えて人気沸騰の哲学者,ニューヨークで自在に語る!NHK「欲望の時代の哲学」「欲望の哲学史」がテレビで大きな反響を呼び,これを書籍化した『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』が哲学書としては異例の大ヒットとなったマルクス・ガブリエルが帰ってきた!今度の舞台はニューヨーク。「資本主義」「民主主義」という自由の理念の「実験場」とも言うべきアメリカの中心地で、ドイツ哲学のホープであるガブリエルは何を見、何を思い、何を語るのか?!近年とくに自由と倫理の危機を語るガブリエルは、米国発のものの見方が危機の根源にあると見る。1・2・3章では、一見離れた「資本主義」「民主主義」「SNS社会」と「哲学」の関係を洞察、「哲学」を実践のツールとして、平易な言葉で読者に示す。まず1章で、高層ビルやブランドショップの並ぶ目抜き通りを望み、「自由」という概念のもたらすパラドックスについて、カントからシェリングまで引用しつつ、その「逆説」の飛び越え方が示さ   Honya Club.com


JPY ¥902
二〇一二年一二月に第二次安倍政権が発足。その後、五年半の間に、特定秘密保護法、安保関連法(戦争法)、共謀罪法などを多くの国民の反対を押し切って成立させた。一方で、「モリ・カケ」問題をはじめ、政治家や官僚の不祥事が相次ぎ、政治に対する信頼が大きく損なわれている。にもかかわらず、政権与党内の安倍一強体制は揺るがず、野党は対抗勢力たり得ていない。本書は憲法の基本原則をおかす安倍政権の危険な体質を痛烈に批判し、なぜ日本の政治がここまで劣化したのかを徹底検証する。第1章 このままでは国が壊れる―古賀誠・小沢一郎・亀井静香氏に聞く(政治にとっていちばん大事なバランスが失われた;主権者である国民の責任は大きい ほか)第2章 無知と不寛容な安倍政治(ヤンキー政治を支える「草の根」世論;大国化への飽くなき野望 ほか)第3章 強権政治と監視社会に抗う(率直にものを言う「存在者」として生きた―追悼・金子兜太;伝え続けるんだ、ジョー!!―漫画家・ちばてつやの肖像 ほか)第4章 打ち捨てられる個人(住民が激怒した「戦争道路」の復活;中小零細業者を苦しめる悪魔の税制 ほか)「モリ・カケ」問題、官僚の「忖度」、大臣の舌禍事件……。政治の信頼を大きく損ねる事件が、なぜこれほど続くのか? 日本の政治が劣化した真因を考える。   Honya Club.com


JPY ¥814
消滅する集落、壊れる自治。国から見放された「地方」が生き延びる道は…。大合併の推進役・野中広務氏や故・後藤田正治氏らの貴重な証言を加え、綿密な取材を元に気鋭の新聞記者が「平成大合併」の構造に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
古典(メルヴィル)から現代(オースター)まで。全篇対訳付き。ポール・オースター『最後の物たちの国で』J・ベルンレフ『心が壊れる』イーサン・ケイニン『ブルー・リバー』ドン・デリーロ『マオ2』スチュアート・ダイベック『少年の日々、少年の街』スティーヴ・エリクソン『アメリカン・ノマド』ウィリアム・フォークナー『八月の光』レベッカ・ゴールドスタイン『ダーク・シスター』ジョン・ホークス『ヴィルジニー』ナサニエル・ホーソーン「ムッシュー・デュミロワール」〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,047
本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」real value of school recordが大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。1 誰が損をしているのか?2 報われない仕事3 彼らはなぜ怒らないのか? 中央官庁編4 彼はなぜ怒らないのか? 一流企業編5 「中流受験秀才」の悲劇6 「学歴社会」の崩壊7 運がよければ…8 「新・学歴社会」を構築せよ東大社会とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が実感した、学歴価値の大暴落。本書では、日本が高学歴ノーリターンの国になりつつあることを明らかにし、日本の学歴社会の行き着く先を明確に示す。   Honya Club.com


JPY ¥1,925
この国はあと5年で壊れるかもしれない。もうあまり時間がない。"まろUP!"した投資家になって5年で5倍の所得を実現して納税でこの国を救おう!いざという時のためには黄金のメダル「百尊家宝」を作ってある。一家に一セット持ってその時に備えよう!三人からの眞心による緊急提案。自分に、この国に行き詰まりを直感している方にぜひお届けしたい本です!序章 所得5倍なんて簡単なこと!「智徳主義の経営」で日本の将来を明るくする第1章 経営者・竹田和平/その原点その哲学第2章 投資家・竹田和平/バブルを乗り越えたその手法その極意第3章 純金で作った金のメダル「百尊家宝」が日本を救う第4章 徳を積んで智徳旦那になる、眞心ある投資家になる『世界144000人の平和の祈りinパシフィコ横浜&室戸』開催のお知らせ   Honya Club.com


JPY ¥1,760
世界天皇の正体は…?天照大神様?イエス・キリスト様?それとも地之日玉国(月にあった!!)の裏日本人なのか!?かつてない驚愕の解き明かし。ヒヒイロカネ製天空浮舟とアポロ計画の謎『古事記』の黙示『日本書紀』の黙示を解く!!イエス・キリストと天照大神=救世主の大黙示とは!?竹内巨麿―皇室と「影の日本の重要人物」との密約を暴く!!五色人と太古の世界地図そして天皇の世界巡幸の謎「キリストは日本で死んだ」―山根キクと天空浮舟の謎「多次元同時存在の法則」こそ『竹内文書』の世界に向けた時限爆弾のスイッチだ!!世界のひな型日本の天皇がかつて「世界の王」だったことが証明される!!秦氏と五色人「黄人・黒人・白人・赤人・青人」と大和民族の謎解き巨麿も気づかなかったミヨイ国・タミアラ国と地日玉国の謎日本と世界が壊れる―かくして権力サイドが『竹内文書』の「御神宝」と「原書」を隠匿した真の理由が明らかとなるロズウェルのエイリアン(異邦人)は日本人(皇室)と同じモンゴロイドだった!!異常気象+異常災害など序の口。とてつもない大ドンデン返しがこれから始まる…。世界天皇の正体は天照大神か、イエス・キリストか、それとも地之日玉国の裏日本人なのか。かつてない驚愕の解き明かし。   Honya Club.com


JPY ¥869
妊婦はマグロを食べない方がいい!?ごはん好きな子どもは危ない!?玄米を食べるとミネラルが不足する!?日常何気なく食べたり、飲んだり、使ったりしているモノには危険がいっぱい!?国や企業の論理で公開されていない情報をスルドク指摘する、知らないと危ない、食卓に忍び寄る危険な情報。第1章 知らないと危ない!食卓に忍び寄る危険(牛乳は、健康に良い?悪い?;バター味のお菓子の食べ過ぎで、肺が壊れる!? ほか)第2章 健康のためのサプリメントにも危険がいっぱい!(「健康食品やサプリメントには副作用がない」は、大ウソ!;ヘルシア緑茶を飲むと肝臓や腎臓に良くないの? ほか)第3章 身近な生活用品にもある危険(市販のシャンプーやハミガキ粉に、発ガン性物質が入っているって本当?;ナノテク化粧品は本当に安全? ほか)第4章 まだまだある知らないと危険な健康情報(インフルエンザワクチンに有機水銀が含まれている!;細菌性髄膜炎のワクチンを子どもに受けさせていないと危険! ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,580
序に代えて 「かのようにの哲学」が示す知恵1 歴史と科学(歴史と自然;歴史と科学 ほか)2 神話と歴史(「自己本位」の世界像を描けない日本人;危機に立つ神話 ほか)3 憲法について(改正新憲法前文私案;「改憲論」への深い絶望―参議院憲法調査会における参考人意見陳述 ほか)4 ご皇室の困難と苦悩(皇位継承問題を考える;『皇太子さまへの御忠言』(二〇〇八年九月刊) ほか)5 日本人は何に躓いていたのか(二〇〇四年十一月刊)(日本人が忘れていた自信;外交―日本への悪意を知る ほか)追補1 平田文昭・西尾幹二対談―保守の怒り(抄)追補2 竹田恒泰・西尾幹二対談―女系天皇容認の古代史学者田中卓氏の神話観を疑う追補3 国の壊れる音を聴け―西尾幹二論古代日本人の霊魂観を縄文の森の生態系の中に見る著者は、従来の古代史の扱い方に疑問を呈し、歴史が科学ではなく、さらに歴史と神話の異なる所以をも説いた。歴史は人間に解釈の自由を許すが、神話は不可知の根源世界で、全体として一つであり、人間の手による分解と再生を許さない。この点を大悟徹底していない処に現代人の迷いがあり、残念乍ら皇室も同じ迷いを共有している、と指摘する。歴史と科学、神話と歴史、憲法について、ご皇室の困難と苦悩、日本人は何に躓いたか、追補3編など。   Honya Club.com


JPY ¥817
国は壊れる時、どんな音がするのだろうか?人はどのような姿をさらけだすのだろうか?1991年12月26日、ソ連崩壊。不動だったはずの超大国は呆気なく自壊した。有能な官僚たちも、巨大な軍隊も、秘密警察もイデオロギー教育も、崩壊を防ぐことはできなかった。弱くなった日本はソ連の道を辿ることはないのか?外交官として渦中におり、「国家は悪ではあるが必要だ」と確信した佐藤優に宮崎学が斬り込む。1 ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで2 ペレストロイカが打ち出されるまで3 ペレストロイカの本格的展開4 諸民族のパンドラの箱5 迷走するペレストロイカ6 八月クーデターとソ連邦崩壊7 社会主義の死亡宣告8 昨日のソ連と今日のロシア1991年12月26日、ソ連崩壊。国は壊れる時、どんな音がするのか? 人はどのような姿をさらけだすのか? 日本はソ連の道を辿ることはないのか? 外交官として渦中にいた佐藤優に宮崎学が切り込む。   Honya Club.com


JPY ¥836
裁判官、検察官、弁護士…。司法の専門家が抱える問題は、そのまま法治国家の、困難な課題となって国民に襲いかかるに違いない。彼らが暴走したら、一体何が起こるのか。司法がシステムエラーを起こしたら、誰が誰を裁くのか。本書は、ジャーナリストたちがつぶさに検証した7つの短いレポートで、日本の抱える司法の問題を浮き彫りにしてゆく。第1章 彼らを蝕む責務、孤独、不安 壊れる前に、裁判官を何とかしてくれ第2章 羅針盤なき「正義」の船隊 日弁連が揺れている第3章 高知白バイ事件の根底にある問題 垣間見える「推定有罪」の構図第4章 犯罪先進国、アメリカの司法に学ぶ 司法取引の功罪第5章 0.0015キロワットの盗電で女子大生摘発 携帯電話の無断充電は犯罪か第6章 法医学の現場で、何が起こっているのか 沈黙を強いられる死体第7章 破産者と債権者の財産が、管財人報酬に消えていく 誰も知らない破産管財人の選任と報酬のルール体験者レポート 検察審査会という砦司法の専門家が抱える問題は法治国家の困難な課題となり、国民に襲い掛かる…。彼らが暴走したら一体何が起こるのか。司法がシステムエラーを起こしたら誰が誰を裁くのか。日本の抱える司法の問題を浮き彫りにする。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
「移民」のいない国、日本。だが、グローバル化と少子高齢化の中、日本の農業や産業は今や多くの新来外国人労働者に支えられている。中国、ブラジル、フィリピンなどから来た彼らはどのように働き、暮らしているのか?多様な外国人住民を包摂する21世紀の日本を考える。はじめに―ニューカマー外国人と二一世紀の日本社会第1章 ニューカマーの制度的位置づけ―日本の出入国管理政策を中心に第2章 地場産業を支えるのは誰か―茨城県の水産加工業と外国人労働者の動態第3章 外国人に依存する農業―北海道の中国人研修生・実習生の役割第4章 「ガラスのコップ」が壊れる時―国際金融危機と日系南米人の生活第5章 地域社会にみる多文化共生―名古屋市中区のフィリピン・コミュニティの試み第6章 ニューカマーの流入と都市の"多文化"化―新宿区大久保の二〇年第7章 礼拝の場を求めて―日本に住むムスリムのモスク設立運動第8章 日本の多文化民主主義を見据えて―外国人支援NGOが持つ意味グローバル化と少子高齢化の中、日本の農業や産業は、中国、ブラジル、フィリピンなどから来た新来外国人労働者に支えられている。彼らの働きや暮らしを見つめ、多様な外国人住民を包摂する21世紀の日本を考える。   Honya Club.com


JPY ¥902
サリンジャー、ピンチョン、オースター…様々な作家の代表作のさわりと著者による対訳、そして作家来歴や作風の味わい方までをたっぷりと解説!小説演習の体をとった恰好の英米小説入門書にして、物語をより楽しく深く味わうヒントに満ちた知的読み物。ポール・オースター『最後の物たちの国で』J.ベルンレフ『心が壊れる』イーサン・ケイニン『ブルー・リバー』ドン・デリーロ『マオ2』スチュアート・ダイベック『少年の日々、少年の街』スティーヴ・エリクソン『アメリカン・ノマド』ウィリアム・フォークナー『八月の光』レベッカ・ゴールドスタイン『ダーク・シスター』ジョン・ホークス『ヴィルジニー』ナサニエル・ホーソーン『ムッシュー・デュ・ミロワール』〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,500
2020年(言葉は売り逃げの商品でなく―池内紀『消えた国 追われた人々 東プロシアの旅』;アメリカ帰来のセイタカアワダチソウ―古川真人『背高泡立草』;ひとりひとりの死がないおそろしさ―郷原宏『岸辺のない海 石原吉郎ノート』 ほか)2021年(正月二日は「時代閉塞の現状」―石川啄木「時代閉塞の現状」;『草』がつなごうとする歴史体験と現代―キム・ジェンドリ・グムスク『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』;さらりと「隣の国のことばですもの」―金智英『隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国』 ほか)2022年(前半期)(「書き言葉」に接することの意味―古田徹也『いつもの言葉を哲学する』、今野慎二『うつりゆく日本語を読む―ことばが壊れる前に』;「心の虫歯」はあなたにあるか―丸山豊『月白の道 戦争散文集』;文章に聞く人生の変調、順調―砂原浩太朗『黛家の兄弟』 ほか)〈紹介文1〉 ただの気ままな読書日誌ではありません。 文芸評論家、書籍編集者の著者が、2020年1月27日から22年6月20日まで2年半弱、126週欠かさず週明けに更新し続けた一つの記録です。 コロナパンデミックからウクライナ戦争の2年半。ミャンマーの軍事クーデターがあれば香港の「民主派」弾圧もあり、Black Lives Matterや#Me Too、また、差別に抗し、ジェンダー平等を求める声と運動がかつてなく広がった時期。 まさに現代史の激流。どう生きるかが日々問われ、自己中心の排外的気分が頭をもたげるなかで、頼ったのはフローな〈情報〉でなく〈知〉のストック。先人と歴史の歩みに耳を傾け、目を凝らし、立つ位置を確かめました。 時事、歴史、文学……取りあげた著作は130冊+1CD。求めて読み、読んでは考え、心は急いても答えを慌てず、怒りは鎮めず、迷いを恐れず   Honya Club.com


JPY ¥785
太陽も月も星も見たことがないという子どもたち。四角い川を描く子どもたち。手がないヒトを描く子どもたち…。子どもたちに異変が起きている。子どもの脳が壊れかけているのだろうか。それとも、あまりに科学技術が進み、自然との触れあいが足りなくなっただけなのだろうか。便利さを追求した科学文明のその果てに、子どもたちの身体から「自然」が消えかけている。このままでは教育再生どころではない。今世紀の日本を担う貴重な人材が払底する最悪の事態を避けるにはどうしたらよいか。第1章 両腕のない人間を描く子どもたち第2章 崩壊する子どもたちの日本語第3章 授乳時のテレビとケータイで子どもは壊れる第4章 おそるべき子どもたち第5章 「個性」を発揮することのできた子どもたち第6章 子どもの「自立」のために親がすべきこと第7章 子どもに言葉を教える第8章 からだを使いこなす子ども太陽も月も見たことがないという子どもたち、四角い川を描く子どもたち、手がないヒトを描く子どもたち…。今、この国の子どもたちに異変が起きている。その原因とは何なのか。天才幼児教育の現場からの緊急提言。   Honya Club.com


JPY ¥859
財政難で国民皆保険が崩壊!病や老いと今どう向き合うべきか。経済学の観点から医療政策のあり方を提言。序章 あなたの「命の値段」はいくらなのか?第1章 高額化する医療第2章 壊れる国民皆保険第3章 医療政策を変える経済学第4章 日本と対極の国・スウェーデン第5章 私たちはどのように長生きすればよいのか高齢者の増加と高額医療の出現によって"医療の過剰消費"が行われている日本。"国民皆保険"崩壊の可能性が近づく中で、医療はどのように変わるべきか。病や老いとの付き合い方を考えるために必携の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
阪神大震災では京都市内の神社仏閣でも文化財に被害が出ました。震源から60ー70kmも離れたところで起きた地震で壊れるようでは心もとないことです。しかも地震火災への備えはできていないのが現状であるというのです…。文化財は日本の歴史が現実にあったことの証明です。その万一に備えるのはその国の文化のレベルの高さをはかるバロメーターでもあります。京都府には全国にある国指定の文化財の建造物のうちの15パーセントに当たる57件が存在し、その約90パーセントが京都市内に集中しています。ご存知のとおり、日本古来の伝統的な建造物には木造のものが多く、現状のままで地震火災が起これば多くの文化財が灰になってしまうでしょう。1 文化財を地震火災から守れるか―第1回 地震火災から文化財を守るための緊急フォーラムパネルディスカッション(コーディネーターからの序言―なぜ、文化財を地震火災から守ろうとしているのか;防災は身近なところから始めよう;伝統的建物はこのようにして地震・火災から守られてきた ほか)皆様へひとことずつ―協議会からのメッセージ(文化財を活かして守る;文化財のみならず人々の生命・財産をも守る;文化財を守る文化を ほか)2 地震は近い―第2回 地震火災から文化財を守るための緊急フォーラムパネルディスカッション(コーディネーターからの序言―のんびりしている時間はなさそうだ;地震は近い;地震はもっと近い ほか)   Honya Club.com


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巨視的に見て、この国家は崖っぷちにいる。それに傾斜し依存している人々もそうだ。いったい日本人は何をしてきたのだろう。させられてきたのだろう?。刺激的かつ覚醒的な言葉で、この国の本質を抉る。〈宮川俊彦〉1954年長野県生まれ。国語作文教育研究所所長。教育評論家としても活躍する作文表現教育の第一人者。著書に「壊れる子どもの事件簿」「本当の日本語力もってますか」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
働くことと、自分の生き方を重ね合わせる努力を止めない限り、人生を豊かにするための解はきっと見つかる。「職場」から見えてきた"この国の今"と"何のために働くか"。働くあなたへ第1章 雇用サバイバル第2章 チームワークで強くなる!第3章 育って、生きる「人財」第4章 やる気、再点火!第5章 仕事の値段第6章 さらば同族職場第7章 社員と会社のサステイナビリティ第8章 新しい仕事のかたち第9章 働く海外第10章 それでも前へ働くことはつながること人が壊れれば、会社も壊れる。日本の様々な職場と働き手への取材を通じて見えてきた、「この国の今」と「何のために働くか」。日本経済新聞好評連載「働くニホン」を単行本化。著名人へのインタビューも多数収録。   Honya Club.com