これからは地方が国をリードする!右肩上がりの時代が終わり、行財政とも閉塞感に覆われている日本。いま求められているのは従来の中央集権による改革ではなく、それぞれの地域が独自に「変革」することである。時代錯誤の国政について真っ向から異を唱えるリーダーたちは、何を考え、何をしようとしているのか。第1章 なぜいま、独立分権か―「坂の上の雲」の先は絶壁であった(もはや「右肩上がりの時代」ではない―成長から成熟へ;失われた霞ヶ関パワー―集権から分権へ;戻るべき場所は家庭である―生産から生活へ;小さいことはいいことだ―拡大から縮小へ;もうダムはいらない―開発から回復へ;NPOや個人が社会を動かす;グローバル・スタンダードを超えて)第2章 変革はつねに辺境から―独立分権なくして日本再生はない(フロンティアがアメリカをつくった;明治維新を主導したのも「辺境」の薩長土肥だ;ヨーロッパの辺境、北欧諸国に学べ;辺境の都道府県だけが、日本を変革できる)第3章 辺境から立ち上がるリーダーたち―この8人が地域を変え日本を変える(「東京から日本を変える」が国を震撼させる―東京都・石原慎太郎;県庁改革から県民の意識改革へ―三重県・北川正恭;IT政策のトップ・ランナー―岐阜県・梶原拓;兄が首相でも遠慮などいらない―高知県・橋本大二郎;自治省出身で「地方が国を動かす」を実践―鳥取県・片山善博;意志決定の早さは全国知事中トップ―岩手県・増田寛也;情報公開の切り込み隊長―宮城県・浅野史郎;脱ダム・脱記者クラブで旧弊を徹底破壊―長野県・田中康夫;北川正恭・三重県知事に聞く「県庁改革から県民の意識改革へ」)「改革」も優れた地域行政が国をリードする時代。自らも地域行政に深く関わりをもつ著者が持論を書き下ろし、卓越した手腕を
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