生?範義画集第3弾。今度は小松左京だ!日本SF&戦後日本を代表する作家・小松左京作品へのイラストを中心に編纂した限定300部生産の大型特装画集。2015年に逝去した、昭和を代表するイラストレーター・生?範義。60年代に児童向け雑誌などで活躍したのち、70年代にはSF関連のイラストで、特徴でもある濃密な画風により書店を席捲します。80年代以降、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』のポスターで世界中に知られることとなり、1984年のゴジラ誕生40周年作品『ゴジラ』以降の同作シリーズ・ポスターを長らく担当。さらに90年代には、『信長の野望』シリーズをはじめとするゲームイラストにより広くその名が一般に知られることになります。そんな生?の画業を大きく分類すると、平井和正作品と小松左京作品がその二大潮流とも言えます。登場キャラクターの情感を中心に大河ロマンを語る平井和正、科学と論理を基盤とする壮大なスケールの長短編を量産した小松左京--。まったくタイプが異なる2人の作家へのイラストを生?範義は手掛けてきました。"電子頭脳つきブルドーザー"の異名をとり、日本SF界の巨匠でもあった小松左京。2019年夏、NHKの「100分 de 名著」でも特集され、本年のコロナ禍においては、世界中が謎の病原体に侵される『復活の日』(世界公開された映画の英題は『Virus』)の原作者として新たに注目を集め、同小説の文庫が再び話題にもあがっています。1931ー2011年の80年の生涯において、無数の傑作小説を描き続け、未来学を提唱し、1970年の大阪万博ではプロデューサーをつとめ、作家デビュー前には漫画を描き、漫才台本をも書いた戦後日本を代表する小説家の一人です。生?範義は、1972年の『継ぐのは誰か?』『復活の日』(日本SFノヴェルズ)から始まり、早川書房での書籍&文庫、映画化もさ
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